商売繁盛♪氷川神社の摂・末社もご利益すごいパワースポット

商売繁盛♪氷川神社の摂・末社もご利益すごいパワースポット

更新日:2016/04/23 18:20

大宮 つるのプロフィール写真 大宮 つる 開運ライター、台湾愛好ライター
武蔵一宮として有名なさいたま市大宮区にある「氷川神社」。商売繁盛の大黒様が祀られているため、商売をされている方に信奉の篤い神社として知られています。また夫婦神も祀られており、人とのご縁を結ぶご利益も。縁結びや安産祈願などで参拝に来られる方も多いです。
拝殿などが有名ですが、境内には多くの摂・末社があり、ご神徳の高い神様が祀られているので、あわせて参拝されると絶大なパワーを授けてもらえるでしょう!

末社「松尾神社」に祀られている「大山咋命」は江戸時代・徳川家の氏神といわれている!

末社「松尾神社」に祀られている「大山咋命」は江戸時代・徳川家の氏神といわれている!

写真:大宮 つる

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武蔵一宮である氷川神社は、2000年以上前の創立といわれています。御祭神は、須佐之男命(すさのおみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)です。
須佐之男命と稲田姫命がご夫婦の神様。大己貴命が子ども(6世の孫ともいわれる)で別名を大国主命、大国がダイコクとも読めることから、「大黒様」と習合しています。氷川神社が商売繁盛にご利益があるといわれているのは、ここからきているのでしょう。

さて、三の鳥居をくぐり、少し参道を歩き、左側に小さな神社があります。こちらの神社が「松尾神社」になります。

「松尾神社」に祀られている「大山咋命(おおやまくいのかみ)」は、大きな山の所有者の神という意味ですが、江戸時代において徳川家の氏神としても知られ、明治以降は皇居の鎮守神とされています。
厄除、安産、縁結びのご利益があり、商売繁盛・社運興隆の神様です!

「倉稲魂命」が祀られている末社「稲荷神社」は産業全般にご利益

「倉稲魂命」が祀られている末社「稲荷神社」は産業全般にご利益

写真:大宮 つる

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松尾神社を参拝したら、左に曲がる道がありますので、そちらに行くと、すぐに左手側に見えるのが「稲荷神社」です。
「稲荷神社」には「倉稲魂命(うかのみたま)」が祀られています。
いまでは「お稲荷さん」と親しまれていますが、もとは“稲生り(いねなり)”から“いなり”となったとのこと。食物、農業、殖産興業、商業など産業全般の神様です。商売をされている方は、稲荷神社にもぜひご参拝くださいね。

宗像三女神が祀られている摂社「宗像神社」…交通安全の神様

宗像三女神が祀られている摂社「宗像神社」…交通安全の神様

写真:大宮 つる

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「稲荷神社」の向かいにあるのが、「宗像神社」です。“宗像三女神”が祀られている摂社になります。
“宗像三女神”は須佐之男命の子どもといわれていて、大和朝廷によって古くから重要視されていた神様です。大陸および古代朝鮮半島への海上交通の平安を護る玄界灘の神とも。
今でいうと「交通安全の神様」です。

氷川神社は交通安全の祈願でも有名ですが、それはこの宗像三女神のパワーですよね。交通安全の祈願で来られたら、ぜひ宗像神社への参拝もなさってください。

宗像神社は「神池」上にあります。神池には亀や鯉がいますので、眺めてみてください!日向ぼっこをしている亀がいます。

摂社「天津神社」に祀られている「少彦名命」は国造りの協力神

摂社「天津神社」に祀られている「少彦名命」は国造りの協力神

写真:大宮 つる

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「松尾神社」まで戻り、さらにさらに歩を進めると、「天津神社」があります。
「天津神社」は「少彦名命(すくなひこなのみこと)」が祀られていて、国造りの協力神です。国造りは氷川神社の御祭神である「大己貴命(大黒様)」が行っているので、こちらの神様に協力した神様ということですね。

医薬、温泉、まじない、穀物、知識、酒造、石の神などといわれており、ご利益は多岐にわたっています。昔から、良きサポート役がいて、偉業をなすことができるということを教えてくれているような気がします。

摂社「門客人神社」・末社「御嶽神社」も忘れずにご参拝!

摂社「門客人神社」・末社「御嶽神社」も忘れずにご参拝!

写真:大宮 つる

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「神橋」を渡り、朱色が目を引く立派な「楼門」をくぐると、「舞殿」があります。
樹齢何百年といった大きな木からパワーをもらおうと、抱きついている方もいらっしゃいます。

「拝殿」で参拝をされたあとに、「東門」をくぐると、ひっそりと二社が並んでいるので、そちらには必ず行っていただきたい摂社・末社です。

向かって左側が摂社の「門客人神社」で、昔は「荒脛巾(あらはばき)神社」と呼ばれていました。このお社は“地主神”で先住の神様がアラハバキだったとのこと。参拝の際には、地主神にもぜひご挨拶をされるといいかと思います。

向かって右側が末社の「御嶽神社」です。「大己貴命」「少彦名命」が御祭神ですので、国造りをした神様と協力した神様が両方とも祀られているということになります。

おわりに

以上、武蔵一宮である氷川神社の見どころをご紹介しましたが、いかがでしたか?

産業全般の神様や大黒様をサポートする神様なども祀られていることからわかるように、氷川神社は「商売繁盛」祈願にはテッパンの神社です。氷川神社に参拝に行かれる際には、ご神徳が豊かな摂・末社にもぜひ参拝をしてみてくださいね!

電車でのアクセスは、JR大宮駅東口、東武線北大宮駅が最寄りで、徒歩約15分です。

自動車で来られる際は、さいたま新都心西ICから約15分、岩槻ICからですと約20分になります。
駐車場は、神社の近くに「第一駐車場」「第二駐車場」「西駐車場」とありますが、初詣や十日市、七五三などイベントの時期には駐車待ちの車で大変混雑をします。
その場合には、「大宮公園」「大宮公園第二公園」にも駐車場がありますので、そちらに駐車されることをおすすめします。

なお、大宮駅東口の駅近で食べられる“埼玉・大宮ならではのランチ”、大宮駅西口から「鉄道博物館」の間にある魅力的な“鉄道スポット”をまとめた記事が関連メモにありますので、ご参考ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/06/04 訪問

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