丹波篠山 築150年の古民家で蕎麦と旬のお料理を食す!!

丹波篠山 築150年の古民家で蕎麦と旬のお料理を食す!!

更新日:2014/06/12 14:30

兵庫県の丹波篠山には、築150年の古民家を新しく宿やレストランとして改築した「集落丸山」と呼ばれる場所があります。
こちらでは「変わりゆく中で、変わらないもの」を大切に、訪れた人がただいまと言いたくなる場所を目指しおもてなししているそうです。
今回ご紹介するのは、その集落のさらに奥まで行くとたどり着ける「ろあん松田」。
松田一家が届けてくれる、おいしいお蕎麦と素敵な時間をぜひ体験してみるのはいかがでしょうか?

懐かしい風景

懐かしい風景
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丸山集落は篠山城下町の水源地です。「丸山」とは丸形に一区画をなしたことに由来しており、谷沿いの移住域を中心に森林が広がります。そのおかげか、篠山市中心部から車でわずか6〜7分ほどですが景色は一変。緑豊かな「のどか」という言葉がぴったりの場所へと移り変わります。
以前は集落の半分が空き家となっていたこの場所は、日本人の心の原点というべき「集落の暮らし」を体験する空間として生まれ変わりました。
耳を澄ませば、小川のせせらぎや風の音が聞こえ、目の前には昔ながらの家々や田園風景、様々な草木が広がります。
この場所の風景を肌で感じながら進みましょう。

おかえりなさいが聞こえてくるような

おかえりなさいが聞こえてくるような
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のどかな風景を過ぎていくと、一軒の古民家が見えてきます。
表札には「ろあん松田」。外観をみていると、小さい頃夏休みにおばあちゃん家に帰って来たような気持ちになるかもしれません。
「ごめんください」と声をかけ中に入ると、優しくお店の方が迎えてくれます。その雰囲気は、「おかえりなさい」と言ってくれているかのようです。
店内は広々していて、窓から見える田園風景や小鳥のさえずり、静かな落ち着いた空間が広がります。

絶品懐石そば

絶品懐石そば
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お店の雰囲気に癒されていると、若女将さんがそば茶を持って来てくれます。これが、美味しい。温かく優しく、これからどんな料理が出てくるんだろうと期待でいっぱいになります。
まず、出てくるのは色々な野菜やハーブなどが使われたサラダ。素材一つ一つの味を感じられ不思議な感覚も味わえることでしょう。そして、前菜。猪肉、魚、卵など、その時々の旬の食材を使っていて盛り付けもきれい。もったいなくて食べられないかもしれません。

次に、おそば!ろあんでは3種類のお蕎麦がでてきます。まずば、盛りそば。蕎麦つゆに付けてツルンと一口。
美味しいんです!!喉越しも良く、来て良かったと思える味!
次は、手巻き寿司のように蕎麦が巻いてある、創作そば。初めて見る外観、手で持って食べるそば体験も楽しめます!
最後はつけ蕎麦、温かいカモ汁に細麺の蕎麦を付けるのですが、このかも汁がまた絶品。お蕎麦をつけるとまた美味しい。
食べ終わると、お腹も気持ちも大満足!

最後のお楽しみは

最後のお楽しみは
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お漬物と一緒に出てくるそば湯。
2種類の蕎麦つゆにそば湯を混ぜると、全く違う味が楽しめます。また、お店のオススメは、そば湯に梅干しをいれ味を楽しむこと。
蕎麦が美味しいので、やっぱりそば湯も美味しい!!

おわりに

ろあん松田は、家族でお店を営んでいます。その雰囲気がお店によく出ています。
まるで、実家に帰って来た時のようにいつの間にかくつろいでいたり、料理に懐かしさを感じたり、自然と気持ちがリラックスしてくるかもしれません。
ちょっと足を延ばして、丸山集落へお蕎麦を味わいに行ってみませんか?

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/31 訪問

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