日本で一番〇〇しにくい?長門市「元乃隅神社」は青と朱の対比が圧巻!

日本で一番〇〇しにくい?長門市「元乃隅神社」は青と朱の対比が圧巻!

更新日:2019/07/19 11:17

舟津 カナのプロフィール写真 舟津 カナ アウトドアライター、撮影コーディネーター
山口県長門市にある、123基の鳥居が海沿いに並ぶ元乃隅神社(※旧元乃隅稲成神社)。山口県の海は透明度が高くきれいだと言われていますが、ここから見る鳥居の“朱”と、海の“青”のコントラストは絶景。また、「日本でもっとも入れにくい賽銭箱」がある神社として「ナニコレ珍百景」でも紹介されている面白い神社です。今回は景色抜群!涼しく心地よい海沿いの神社を紹介します。

かわいいキツネがお出迎え

かわいいキツネがお出迎え

写真:舟津 カナ

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地元の網元が見た白キツネのお告げで、島根県津和野町太鼓谷稲成神社より分霊。アメリカのニュース番組CNNで「Japan’s 36 most beautiful places」のひとつにも選ばれ、世界的にも注目を集めている神社です。

裏参道口、公道横の大きな鳥居下には、かわいらしい法被を着たキツネが出迎えてくれます。

日本で一番入れにくい?賽銭箱

日本で一番入れにくい?賽銭箱

写真:舟津 カナ

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裏参道口の大きな鳥居をよく見ると上のほうに箱が・・。その箱は賽銭箱で、なんと鳥居の上部に設置されているのです!
地上から約5メートルの高さにあり、普段神社で見る賽銭箱より小ぶり。投げなければならないため、入れるのが難しい!いきさつに深い歴史があるわけでなく、神主さんの「何かおもしろいことを!」というお茶目心より生まれたとのことです。これだけ賽銭しにくいと、ご利益が倍増しそうな気がしませんか。

商売繁盛、大漁、海上安全、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就、願望成就とたくさんのご利益があるとのことです。

海へと続く鳥居は壮大!

海へと続く鳥居は壮大!

写真:舟津 カナ

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ここの魅力はなんといっても、海へと続く123基の鳥居の景観。断崖の上に建つ神社ですが、上の社から海岸沿いまで長いトンネルように続きます。上から降りる場合は、最初は緩やかな下り坂、途中から階段になります。多少急なため、足元には注意が必要です。
青草の緑、タンポポの黄色、白波の白など時期によっていろいろな色が付け加えられ、四季折々の絶景が楽しめます。
縁起のよい一二三の赤い鳥居で、パワースポットとしても人気があります。

写真を撮るなら裏参道口側からがおすすめ

写真を撮るなら裏参道口側からがおすすめ

写真:舟津 カナ

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どこから写真を撮っても絵になりますが、賽銭箱がある裏参道口側から見下ろすように鳥居のトンネルを撮るのがおすすめです。この場所からですと、鳥居と海がきれいに撮れます。
また、夕日スポットでも知られており、夕日に浮かび上がる鳥居も魅力的です。

運がよければ、潮吹きも見れる!

運がよければ、潮吹きも見れる!

写真:舟津 カナ

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ここの断崖は、「龍宮の潮吹」として国指定の天然記念物・名勝になっています。
この地帯の海蝕地形は、波で削られ洞ができており「竜宮」と呼ばれ、その場所に勢いよく波が入ることで、圧縮された洞内の空気が隙間から一気に海水と共に吹き上げられることを「龍宮の潮吹」と言います。
この現象が見られやすいのは、北からの風と海がしける時。秋から冬にかけて一番見やすく、高いときは30メートルまで吹き上がるとのこと。条件があえば、潮吹く波をバックに鳥居の写真が撮れますよ。

ドライブコースに最適なエリア

神社周辺には、海の大パノラマが広がる「千畳敷」や、海へと続く棚田「東後畑棚田」、少し車を走らせると“海上アルプス”と呼ばれる青海島や角島など見所がたくさん。ドライブコースとしても人気があります。
また、黄波戸温泉、油谷湾温泉、湯本温泉、俵山温泉など温泉の宝庫でもあり、夏は海水浴場としても人気が高いエリアです。
カップルで行くにはもちろん、子供連れでも楽しめるエリアです!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/12 訪問

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