絶好の夕日鑑賞スポット!和歌山県・潮岬

絶好の夕日鑑賞スポット!和歌山県・潮岬

更新日:2014/06/05 17:20

和歌山県串本町にある潮岬は本州最南端の場所として知られています。よくニュースの台風中継レポートの中継場所とされているのでご存知の方もいるのではないでしょうか。
実はこの潮岬、和歌山県の「朝日夕陽百選」のひとつにも選ばれている、朝日と夕日の鑑賞スポットでもあるのです。
今回はそんな潮岬から見る夕日について紹介します。
たかが夕日と侮る無かれ!潮岬から見る夕日は一味も二味も違います!

潮岬観光タワーと望楼の芝生

潮岬観光タワーと望楼の芝生
地図を見る

潮岬へ到着するとまず目に入る建物が潮岬観光タワーです。
こちらのタワーの上からは潮岬が一望出来るだけでなく、天候が良ければ世界遺産にも登録されている那智山まで見ることができます。
ただし、こちらの潮岬観光タワーは営業時間が8時30分〜16時30分(12月から2月の間は16時まで)となっているため、夕日を拝める時間には営業が終了してしまうのでご注意ください。

また潮岬観光タワーと潮岬の間には、約10万平方メートルにも及ぶ大芝生・望楼の芝が広がっています。潮岬周辺は周りに何もなくとても静かな場所ですので、芝生の上に寝転がり潮岬からの潮風と波の音を感じながら夕日を待つのも一興です。

潮岬から見る水平線

潮岬から見る水平線
地図を見る

潮岬から見る水平線は見渡すかぎりの海、海、海。
写真では伝わり難いですが、この場所から見る水平線は心なしか丸く見え、改めて地球は丸いのだと実感させてもらえます。

沈む太陽と潮岬灯台

沈む太陽と潮岬灯台
地図を見る

潮岬には地名通り潮岬灯台という白亜の灯台があります(写真右下部)。
こちらの灯台は明治初期に建てられたもので、日本の灯台50選に選ばれており、その歴史的文化価値の高さからAランク(最高ランク)の保存灯台にも指定されています(この潮岬灯台は登ることが可能ですが、潮岬観光タワーと同様、夕方の早い時間には営業が終了してしまうのでご注意ください)。
潮岬からは沈む太陽をバックにこの潮岬灯台を眺めることができ、さながらその景色は1枚の絵画を眺めていると錯覚する程美しいです。

潮岬の絶好夕日干渉ポイント

潮岬の絶好夕日干渉ポイント
地図を見る

沈む夕日を正面から見るためには15分程歩くことになります。
前述した潮岬灯台方面へ向かい、潮岬灯台の横を抜け、更に道の奥へ歩きます。
途中に神社があるのでそれを目印にしましょう。
神社から更に進むとだんだんと獣道のようになってきます。
不安になるかもしれませんが、それは夕日ポイントが近い証拠なので恐れず先にお進みください(急な傾斜等はありませんが、歩きやすい靴で行くことをオススメします)。

獣道を抜けた先にあるのは光の道

獣道を抜けた先にあるのは光の道
地図を見る

獣道を歩いて行くと少し開けた場所に出て、そこが絶好の夕日鑑賞ポイントです。オレンジに染まる太陽と空、太陽が作る海上の光の道はそのまま歩いて行けそうですね。海の向こうに見える陸地は四国です。
普段の生活で夕日を見る機会はいくらでもありますが、この場所からは感動するほど美しい夕日を見ることができますよ。

おわりに(交通手段について)

潮岬を訪れる際の交通手段についてですが、基本的に公共交通機関で訪れるのは難しいです。
最寄り駅である串本駅から距離があるため徒歩では時間がかかり過ぎますし、串本駅からバスも出ているのですが夕方の早い時間には最終バスが出てしまいます。
串本駅にレンタサイクルもありますが、これもレンタサイクルの受付の営業時間の関係で難しいですし、途中で山道を登るためよっぽど自転車に乗り慣れた人でない限りまず無理です。
ですので夕日を見に潮岬に行くなら自身で車を用意するかタクシーを利用するのがよいでしょう

このように少々訪れるのが難しい潮岬ですが、実際にこの場所から夕日を見たらきっと「来てよかった」と感じること間違いなしです。

感動するほど美しい夕日を眺めに是非一度訪れてみては如何でしょうか。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/08/03 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -