写真:旅人間
地図を見る夏目漱石の『坊っちゃん』を読んだことはありますか?
この小説の序盤に登場する有名な一説…
「乗り込んでみるとマッチ箱の様な汽車だ。ごろごろと五分ばかり動いたと思ったら、もう降りなければならない。道理で切符が安いと思った。たった三銭である。」
もし、松山を旅するなら夏目漱石の『坊っちゃん』を読んでから来るのがオススメ!薄い本なのできっと数時間で読めちゃうと思います。小説の一節が頭に入っていると、坊っちゃん列車の車内の狭さに共感し、また動き出した時の振動一つが、旅を楽しくしてくれるはず♪
それでは、「坊っちゃん列車」に乗って松山城のある大街道駅まで行ってみましょう!!
この「坊っちゃん列車」は松山市駅前からは道後温泉駅まで運行していますが、松山城に行きたい時なども、この列車に乗って行くことが出来ます。列車の外観も素敵ですが、車内はレトロ感あり雰囲気抜群!旅行気分を最高に盛り上げてくれる愛すべき交通機関です。
また従業員さんがとっても親切で、大げさな表現になるかもしれませんが、まるで帝国ホテルのホテルマン並みの親切さ♪見事な心配りで、気持ち良い旅にしてくれます。更に列車が動き出すと簡単な「坊っちゃん列車の説明と松山市のガイド」まで!この坊っちゃん列車は乗るだけで、松山市の大ファンになっちゃいそうです。
写真:旅人間
地図を見る坊っちゃん列車に乗って松山城に行く場合、大街道の駅で降り、そこからロープウェイ乗り場まで歩いて行くのが一般的ですが、もし時間に余裕があるなら、坊っちゃん列車を下車してから城とは逆方面の商店街に入ってみて下さい。商店街に入って2〜3分歩くと、「フライング・スコッツマン」と言うカフェが見えてきますが、目印はホットケーキの看板!
写真:旅人間
地図を見る店内に入ると、電車の中のような雰囲気に驚かされます。坊っちゃん列車に乗ってきた後であるなら、まるで食堂車に来たような気分に!レトロ感もあって素晴らしい♪
よく見ると座席の上には荷物置きが作られ、各テーブル横には窓を設置するなど細かい演出がお見事!そして窓の向こう側を見ると喫煙席。お洒落に分煙がなされてるのが素敵ですね。
写真:旅人間
地図を見るホットケーキを注文した場合、厚みがあるので焼き上がるまで10分ほどかかりますとの案内の通り、しばらく待たねばなりません。しかし、ホットケーキを見れば待った甲斐がありますよ。
この分厚いホットケーキを見て下さい♪横から見ると2センチ、いや3センチ以上ありそうですね。アツアツの生地の上にバターをのせ、メイプルシロップをたっぷりかけて食べると、外側はカリッと香ばしく、中はしっとり、ふわふわ!焼き方絶妙♪これは美味しい!
お洒落で居心地の良い雰囲気に加えて、コーヒーとホットケーキのクオリティーの高さには思わず拍手を送りたくなるほど、誰もが大満足する味だと思います。
写真:旅人間
地図を見るお洒落な店で、料理も美味しいけどコーヒーがイマイチ… そんな店って意外と多い中、この「フライング・スコッツマン」では、香り高くて美味しいサイフォン仕立てのコーヒーを出してくれます。値段設定は少し全体的に高めですが、店の雰囲気から接客、そして料理とコーヒーの味は全てにおいて大満足!!
松山に行く度に必ずリピートしたくなる!日本全国的に考えてもトップクラスのカフェではないだろうか♪実はあまり人には教えたくない最高のお店です。
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(2024/3/29更新)
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