東かがわ市の「しろとり動物園」が自由すぎる動物園として大人気!

東かがわ市の「しろとり動物園」が自由すぎる動物園として大人気!

更新日:2014/05/30 17:17

けいたろうのプロフィール写真 けいたろう 旅するグルメライター
自由すぎる動物園として、脚光を浴びている動物園があるのを知っていますか?それが今回紹介する、しろとり動物園です。
もともとは四国にあるひっそりと人気のあった動物園なのですが、TVなどのメディアで紹介され大変な人気スポットとなっています。

しろとり動物園のなりたちとアクセス

しろとり動物園のなりたちとアクセス

写真:けいたろう

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自由すぎる動物園として注目されているしろとり動物園は、香川県東かがわ市の山の中にひっそりと存在しています。規模も大きくありませんし、設備も新しいとは言えません。ちょっと古びた園が、緑豊かな山に囲まれているせいか、そこはかとなく手造り感覚に満ち、園で働く人も、園を訪れる人も、飼育されている動物たちでさえ、どこかノホホンとしていて、まさに癒し系の動物園です。

そんな癒し系のしろとり動物園ですが、TVでその様子が放送されると、物珍しさから瞬く間に有名となり、香川県の中でも屈指の人気スポットとなってしまいました。
今後もしばらくは入場に長蛇の列と待ち時間が予想されるので、午前中のできるだけ早い時間帯に訪れることをオススメします。

電車でも山のふもとまで行くことも可能ですが、その後タクシーでの移動が必要となります。広い駐車場も完備されているので、車での来園をオススメします。

【アクセス】
高松自動車道の『引田IC』で下車して、国道11号線を高松方面に向け約10分で到着します。

住所:香川県東かがわ市松原2111
電話:0879-25-0998

しろとり動物園の自由すぎる点 その1 駐車場がすでに自由すぎる?!

しろとり動物園の自由すぎる点 その1 駐車場がすでに自由すぎる?!

写真:けいたろう

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しろとり動物園が絶大な人気スポットとなった理由は、ユルくて自由すぎる点。その魅力を順にご紹介しましょう。
まず、1つめは「駐車場がすでに自由すぎる」ということ。

しろとり動物園では、動物たちがかなりの数、放し飼いになっています。それがなんと園の内外で。

さらには孔雀なども放し飼いになっていて、駐車場の辺りまで歩いて来ていることもあるそうです。もちろん放し飼いですので、園内から出てきてない場合もあるますが、運が良ければ駐車場を闊歩する孔雀に遭遇できるかもわかりません。

なお、駐車場ではナゼかフツーの中型犬が犬小屋と共に鎖で繋がれ飼育されているので、入場する前から動物と触れ合うことが可能で、明らかに他の動物園とは異質です。

しろとり動物園の自由すぎる点 その2 動物が檻に入っていない?!

しろとり動物園の自由すぎる点 その2 動物が檻に入っていない?!

写真:けいたろう

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しろとり動物園が、自由すぎるのは園の外だけではありません。もちろん園の中に入ってからが本番です。まず何といってもビックリするのは、「多くの動物が檻に入っていない」ということ。

ニワトリが園内を自由に散歩し、ブタ、ウサギ、サル、タヌキ、オウムなどの動物の他に、イヌやネコなどの日常的な動物までリードや鎖に繋がった状態で飼育されています。

そんな中で貫禄たっぷりなのが、ハリスホークというタカの一種。
飼育員さんがすぐ近くにいるとはいえ、リードだけで木に止まっています。飼育員さんに一声掛けると、触ったり写真を撮ったり、なんと腕に乗せることも可能です。

しろとり動物園の自由すぎる点 その3 動物と触れあえすぎる?!

しろとり動物園の自由すぎる点 その3 動物と触れあえすぎる?!

写真:けいたろう

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しろとり動物園が、自由すぎる点は動物の展示スタイルにも表れています。それが「動物と自由に触れあえれる」ということ。

しろとり動物園では、猛獣以外は基本的に園内のすべての動物に触ったり、エサをあげることができます。園内中央にある人が中に入る大きなケージの内部は、さらに混沌として、大きなリクガメや、げっ歯類では最も大きいカピバラや、ブタ、ペリカンまで多種多様な動物が、わが物顔でゲージ内を歩き回っています。

動物のエサも500円で小さ目のバケツに目一杯いれてくれます。最初はちょっとビックリするかも知れませんが尻込みせずに、あらゆる動物と触れあい、エサをあげまくってください。

他にも、ハムスターやヒヨコがギュウギュウに入っていて、自由に触れあえる柵が園内のあちこちに設置してあり、「どうぞご自由に触れあって下さい」と言わんばかりです。

しろとり動物園の自由すぎる点 その4 猛獣でさえかなり自由?!

しろとり動物園の自由すぎる点 その4 猛獣でさえかなり自由?!

写真:けいたろう

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しろとり動物園について、自由すぎる点を書いてきましたが、しろとり動物園の魅力はそれだけではありません。しろとり動物園は、トラの飼育頭数はなんと日本一。しかも日本で30頭ほどしかいないホワイトタイガーが9頭も飼育されている、全国でも珍しい動物園なのです。

なのですが、そこはやはり自由すぎる動物園。猛獣の檻の辺りでも、自由に動物が歩き回っているので、ニワトリとトラの奇跡の2ショット写真などの撮影も可能です。

また猛獣との触れ合いもしろとり動物園のウリの一つで、トラやライオン、ホワイトタイガーに赤ちゃんがいれば、一日の回数限定ですが、イベントで抱っこすることが可能で、猛獣好きには堪りません。

ここまででも、かなりの満足度だと思いますが、しろとり動物園ではなんと、若いトラやライオン、さらにはホワイトタイガーまでもイヌの様に鎖を持って散歩することも可能です。

ホワイトタイガーとお散歩できる動物園なんて、他には聞いた事ありません。やはりしろとり動物園は、どこまでも自由すぎる動物園ですね。

終わりに

自由すぎる動物園、しろとり動物園いかがでしたか?

ケガされると困るので、動物は見るだけで触れる機会が少ない動物園が多い中、しろとり動物園は本当に異色です。きっとお子さんは大喜びです。

ちなみに噛み癖のある動物には、『噛むよ』とフランクなノリのポップで注意がなされています。ケガしたくなかったら指示に従いましょう。

今年、2014年の夏場は相当な人手が予想されます。年末や来年くらいになると人出が落ち着いて、本来のユルい雰囲気が増すかも知れないので、それを待って出かけてみるというのも良いかも知れません。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/04 訪問

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