上高地帝国ホテルは、上高地が観光地として注目され始めた昭和初期に、日本初の山岳リゾートホテルとして開業しました。
再建されていますが、80年超の歴史を誇る格式高いクラシックホテルです。
赤い三角屋根に石と丸太を積み重ねた外観が、自然の中に溶け込んでいる姿は美しく、特別な場所を訪れたという気持ちにさせてくれます。
憧れの上高地帝国ホテル。上高地へ訪れた人なら、一度は泊まってみたい!と思う場所です。
しかし、シーズンの土日祝日は宿泊の予約が埋まってしまったり、宿泊料金を見て怯んでしまったりと、なかなか訪れるチャンスがない人も多いでしょう。
しかし、ランチやティータイムだけの利用も可能なので、宿泊しなくても気軽に立ち寄ることができるのです。
ホテルは上高地の中心である河童橋と、人気スポットの大正池のあいだにあり、河童橋から徒歩約20分です。そのため、大正池へ散策に行った帰りにトレッキングウェアのまま訪れることができます。
ホテルのロビーにある大きなマントルピース(暖炉)は、上高地帝国ホテルのシンボルでもあり、火が灯されるとスイスの山小屋のような雰囲気になります。
昼間のロビーは宿泊客よりも、散策途中で立ち寄る人たちの方が多いくらいなので、トレッキング姿のままでも安心してくつろげます。
上高地帝国ホテルロビーラウンジのグリンデルワルトでは、サンドイッチ・ケーキ・アフタヌーンティーのセットなどを味わうことができます。
その中でも特におすすめが、1日20食限定の特製ケーキ5種盛り合わせセット(¥2500)です。
人気のカマンベールチーズケーキ・スイスタルト・アップルパイなど5種類のケーキを少しずつ盛り合わせた贅沢なケーキセット。
例えば春にはいちごをあしらうなど、旬の果物を使った季節のケーキやタルトも楽しみのひとつです。
どれも絶品なのですが、人気のカマンベールチーズケーキはなめらかでコクがあり、スイスタルトは甘すぎず上品な味わい、アップルパイは中のリンゴがジューシーで生地もしっとり甘く仕上がっています。
ホテルロビーの独特な雰囲気も気分を盛り上げ、「幸せ…」と思わず口に出てしまう極上のひとときを味わえます。
また、上高地の湧水で淹れるコーヒーや紅茶もセットで飲むことができるので、ぜひご堪能ください。
写真は上高地帝国ホテルから徒歩5分の梓川。
ホテル周辺を美しい木々に囲まれ、近くを流れる梓川も、透き通ったエメラルドグリーンの水です。晴れた日には穂高連峰を望むことができる最高のロケーションに、どんどん癒されてしまうでしょう。
ケーキセットを堪能した後は、梓川沿いで眺めのいい左岸から河童橋へ戻るのがおすすめです。
上高地帝国ホテルは、上高地が開山する4月下旬から閉山する11月上旬までの営業です。
今回紹介した、ロビーのグリンデルワルトのケーキは、10時から16時のあいだで注文できます。
他にも、日本料理の「あずさ庵」やカジュアルレストランの「アルペンローゼ」があり、人気のメニューを食すことができます。
一度訪れれば、山の中とは思えない美味しい食事やスイーツに感動し、ホテルスタッフの素晴らしい対応や、周辺の自然に癒されるでしょう。
ぜひ、上高地へ行った際には上高地帝国ホテルへ立ち寄り、クラシックホテルの魅力を堪能し、非日常の気分を味わってみてください!
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(2024/4/19更新)
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