ツル美味っ!創業百年以上の京都老舗和スイーツ超オススメ3選!

ツル美味っ!創業百年以上の京都老舗和スイーツ超オススメ3選!

更新日:2015/07/03 11:54

京都を訪れたら、京都らしい美味しい和スイーツを求める方が多いのでは!?今回そんな皆さんへオススメするのは、創業百年以上の京都老舗3店。京都でいろいろたくさんの美味しいものを召し上がれるように、口当たりのよい寒天・くずきり・ゼリーをセレクトしました。3店舗は、京都駅からもアクセス抜群!主要な観光地にも近いので、ぜひ京都滞在中に1度は訪れてみてはいかがでしょうか?

見た目から宝石のように美しい「琥珀流し」

見た目から宝石のように美しい「琥珀流し」
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まず最初にご紹介するお店は、明治十八年創業の大極殿本舗の六角店に併設された甘味処「栖園(せいえん)」。大極殿本舗は、平安神宮献上菓である大極殿等が人気の老舗菓子店で、六角形の本堂で有名な六角堂と同じ六角通り沿いにあります。

栖園での一押しスイーツは、こちらの琥珀流し!季節感のあるテーマがあり、毎月違った琥珀流しを食べる事ができます。宝石のようにキラキラ眩しい大きめのぷるっとした寒天と月替わりで提供される蜜やトッピングのコラボレーションが美しい、まさにスイーツの芸術品!こちらは5月のテーマ「抹茶」。抹茶風味たっぷりのシロップに上品な甘さの小豆が、この柔らかめの寒天と絶妙にマッチし絶品なんですっ♪

趣ある坪庭もあり、ゆったりとした大人な空間に自然と心が落ち着きます。また来月の琥珀流しを食べに・・・と、その場で次の計画を立てたくなるような素敵なお店です。

■大極殿本舗六角店 甘味処「栖園」
住所:京都市中京区六角通高倉東入
電話:075−221−3311
営業時間:9時〜19時(六角店)、10時〜17時半(栖園)
定休日:水曜日

まるで玉手箱!?豪華絢爛な容器も楽しい名物の「くずきり」

まるで玉手箱!?豪華絢爛な容器も楽しい名物の「くずきり」
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続いてご紹介するのは、江戸時代の享保年間に創業した鍵善良房のくずきり。東山の祇園に店を構える本店と高台寺に程近い高台寺店で食べる事ができ、黒蜜と白蜜の2つの味がありますが、黒蜜が特にオススメです。

まず店内に入って目を引くのが、この高さもある大きめの緑色をした豪華絢爛な容器。ほぼ各テーブルにあり、正体を知らずに初めて来訪される方は、一体何がこの容器にはいっているのだろう!?と不思議に思われるかもしれません。実はこちら、今回ご紹介する「くずきり」が入っている容器で、上蓋、蜜の容器、くずきりの容器と3層の構造になっているのです。昭和初期に誕生したといわれる鍵善良房のくずきり。当初は祇園の方々へ配達していたようで、配達しやすいようにこのような容器を作ったのだとか。今でも、当時のスタイルのまま提供されているようですよ。

容器の蓋を開けるワクワク!そして食せば更なる感動!

容器の蓋を開けるワクワク!そして食せば更なる感動!
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蓋を開けると、最初は黒蜜の上品な甘さに誘われ、更にワクワクしながら黒蜜の容器を取りはずすと、ついに氷水の中に浮かぶ透明感溢れる涼しげなくずきりが登場します。このように黒蜜の容器にくずきりを入れて食べるのですが、そのまま飲んでしまいたくなるような波照間産の黒糖を使った美味しい黒蜜と冷え冷えっのコシのあるくずきりとの相性はバツグン!特に最初の一口目は感動すら覚えるはず♪

吉野本葛粉と水のみを使用したくずきりは、注文が入ってから作っているそうで、出来立てをその場でいただく事ができるのもうれしいところです。大きめの氷が容器に入っていますので、最後までくずきりがしっかり冷やされ、ツルツルっと箸が止まらぬ美味しさです。

鍵善義房のもう一つの楽しみは、席に着つくとお茶と一緒にいただけるお干菓子「菊寿糖」。菊寿糖は、創業当初からの名物で、見た目も美しく京都らしい繊細な菊の細工がほどこされ、体にしみわたる優しい甘さの落雁です。菊寿糖は、店内でも購入できますので、お土産にもぜひオススメです。

■鍵善良房 本店
住所:京都市東山区祇園町北側264番地
電話:075−561−1818
営業時間:店舗)9時〜18時、喫茶)9時半〜18時
定休日:月曜日(祝祭日の場合は翌日)

創業150年以上の老舗お茶屋のプルップルの生茶ゼリィ

創業150年以上の老舗お茶屋のプルップルの生茶ゼリィ
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最後にご紹介するのは、江戸時代の安政元年に創業した中村藤吉の京都店の生茶ゼリィ!中村藤吉本店は京都府宇治市にお店を構える老舗お茶屋さんで、平成二十一年には本店と平等院店の歴史ある2つの建物が国の重要文化的景観にも選定されています。

生茶ゼリィは、抹茶とほうじ茶の2種類ありますが、オススメは抹茶ゼリィ♪抹茶がふんだんに使用されたゼリィは、抹茶本来の風味が生かされるよう余分な甘さが抑えられていて、一緒に提供される小豆や栗の甘露煮、抹茶アイスで甘さを足しながら、自分好みの味で楽しめます。やはり抹茶アイスもお茶屋さんらしい抹茶の旨みが絶妙な本格派です。

お店でゆっくり食べる時間がない方も、お持ち帰り用に抹茶もしくはほうじ茶のゼリィに白玉2つと小豆が入った生茶ゼリィもありますので、お土産にもぜひどうぞ!今回ご紹介した京都店は、本店や平等院店よりも営業時間が長く京都駅直結の伊勢丹内にあるので、旅の行程途中に予定を入れたり、京都観光の最後にも立ち寄る事も可能ですよ。

■中村藤吉 京都駅店
住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
SUVACO・ジェイアール京都伊勢丹3階
電話:075−352−1111
営業時間:喫茶)11時〜22時、銘茶売場)11時〜21時15分

京都は和スイーツの宝庫!

今回は創業百年以上を超える老舗店の中から、ツルツルっと美味しく食べられる厳選した3品をご紹介しました。今回ご紹介したお店の中でも、こちらの3品以外のご紹介しきれないオススメスイーツがたくさんあります。また、歴史と伝統のある京都は、創業百年以上の老舗の名店も数多くありますので、ぜひ京都に足を運んで美味しい和スイーツの探索の旅をされてみてはいかがでしょうか?一度では食べきれず、2度も3度も足を運びたくなるはずです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/18−2014/05/19 訪問

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