冷たッ!下鴨神社「みたらし祭・足つけ神事」で夏を迎えよう

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冷たッ!下鴨神社「みたらし祭・足つけ神事」で夏を迎えよう

冷たッ!下鴨神社「みたらし祭・足つけ神事」で夏を迎えよう

更新日:2017/06/01 18:28

bowのプロフィール写真 bow トラベルライター

京都の祭と言えば祇園祭、葵祭、時代祭など、見て楽しむ祭が多いのですが、誰でも参加できて京都らしい風情を味わえる祭もちゃんとあります。それは世界遺産・下鴨神社で行われる「みたらし祭」。別名「足つけ神事」とも呼ばれ、無病息災を願う人々で毎年賑わうこの祭は京都の夏の風物詩でもあるのです!

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世界遺産・下鴨神社で行われる「みたらし祭・足つけ神事」

世界遺産・下鴨神社で行われる「みたらし祭・足つけ神事」

写真:bow

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毎年7月の「土用の丑の日」前後に行われる、世界遺産・下鴨神社の「みたらし祭」。これは、平安時代の貴族が季節の変わり目に禊をして罪や穢れを祓っていたものが庶民に伝わり、現在の「みたらし祭」の形として伝わっているもの。

この「みたらし祭」は、下鴨神社の御手洗池に足を浸して無病息災を願うことから別名「足つけ神事」とも言われています。”御手洗”だけど、足をつけるというのは日本語として少し変ですけど、そこは気にせずに「足つけ神事」の順路を追ってご説明!

「みたらし祭」の内容とは?

「みたらし祭」の内容とは?

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まずは境内の受付を目指しましょう。恐らく行列ができているので、その最後尾に並んで順番待ちを。受付でお供え料をおさめてロウソクを受け取ります。この時点で靴は脱ぐことになりますので、脱ぎやすい靴を履いていくことをおすすめ。靴とロウソクを手に持ち、御手洗池へと向かいます。

御手洗池にかかる輪橋の真下からいよいよ水の中へ。このあたりでは「冷たい!」の声がそこらじゅうで飛び交います。真夏とはいえ、この御手洗池は地下から湧き出る冷水が流れているのです。その冷たさに心身共に清められていることを体感できます。
なお、御手洗池は大人の膝くらいまで浸かる水深があります。小さなお子様連れの方は気を付けてください。

「みたらし祭」の内容とは?

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御手洗池の中を進み、種火のある小さな祠があるのでそこでロウソクに火を灯しましょう。そのままロウソクを手に持ち、火を消さないようにさらに先へと進みます。

「みたらし祭」の内容とは?

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最終地点の御手洗社(井上社)前の祭壇にロウソクを献灯、そして無病息災を願いましょう。ここに祀られている瀬織津比売命(せおりつひめおみこと)は罪、穢れを祓ってくれる神様ですのでしっかりお祈りを!

祭壇前は夕刻以降になると幻想的な風景が広がります。まさに”神事”に参加している気分に浸れることでしょう。

「みたらし祭」の締めはご神水でお清め!

「みたらし祭」の締めはご神水でお清め!

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祭壇にロウソクをお供えし、池から上がったところでご神水をいただきましょう。背筋が伸びる冷たさのご神水をいただけば、身も心もお清め完了!この水は無病息災、延命長寿に霊験あらたかだとされています。

ちなみにこのご神水をいただく器は「鴨のくぼて」と呼ばれる鴨葵の紋が描かれた器。実は下鴨神社の糺の森で出土した、神前にお供え物を盛る窪手(くぼて)を模して造られたものなのです。可愛くてセンスもいいので欲しくなった方は、販売されていますのでゲットしてみて下さい!「鴨のくぼて」は800円です。

「みたらし祭」の締めはご神水でお清め!

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また、この「みたらし祭」の期間にだけ授与されるものが多数あります。御手洗川で採れる黒い小石は厄除けの神石で、「かんむし封じの神石」として古来から信仰されています。この石は毎年新しいものに取り換えるという風習があるので、毎年来ないといけませんね!

「みたらし祭」の締めはご神水でお清め!

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他にも無病息災・健脚祈願の足形祈祷木など「みたらし祭」でしかお目にかかれないお守りやお札などが多数ありますので要チェック!

下鴨神社「みたらし祭」を上手に楽しむコツ

下鴨神社「みたらし祭」を上手に楽しむコツ

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さて、「みたらし祭」を上手に楽しむ為にはまず服装から。前述のとおり靴を脱がなくてはいけないので脱ぎやすい靴を。時期的に考えても靴下を履かないで済むサンダル系の方が便利です。それと水の中に入って歩きますので膝上までまくり上げやすい服装は必須といえます。

下鴨神社「みたらし祭」を上手に楽しむコツ

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そして、重要なのはいつ行くかという点です。年々注目度が上がり、参拝客が増えてきていますので混雑の回避を考えることが必要となっています。特に週末に近い日程を中心に夜の混雑はかなりのものになり、場合によっては「足つけ神事」に辿りつくまで1時間以上並ぶことも。

下鴨神社「みたらし祭」を上手に楽しむコツ

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そこで知っておきたいのはこの「みたらし祭」は連日早朝から深夜まで行われてるという点。朝はなんと5:30から夜は22:00まで行われているのです!

フォトジェニックな時間帯は夕方以降ですが、混雑は夕方以降どんどん激しくなっていきます。露店もズラリと並びますので祭ムードを楽しむなら夜が中心となりますが、足つけ神事を中心に考えているのならば早朝や午前中がおすすめ。混雑なく神事に参加できるでしょう。

発祥の地でいただくみたらし団子

発祥の地でいただくみたらし団子

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さて、無事「足つけ神事」を終えたらぜひとも食べたいのがみたらし団子です。なんと、この下鴨神社はみたらし団子発祥の地でもあったのです!みたらし団子は御手洗池から出てくる泡を形どったのだとか。

おすすめは下鴨神社からほど近い「加茂みたらし茶屋」。みたらし団子は串に5個。これは人間の身体・五体を表しているとされているんです。だから、1個は頭を表しているので離れて刺さっています。昔は夏越の行事に使う人形(ひとがた)のように神前に供え、ご祈祷を受けた後に家に持ち帰って食べたそうです。まさに古式にのっとった神事の最後にふさわしい甘味。足つけ神事を終えたら、焼き立てのみたらし団子をいただいてホッと一息つきましょう。

京都に夏を告げる、下鴨神社「みたらし祭」へ!

世界遺産・下鴨神社で行われる「みたらし祭」。その日程は毎年「土用の丑の日」に合わせて変わりますので、詳細は公式ホームページをご参考に。近年は開催期間が延長されており、観光客にとっても参加のチャンスが増えてきています。一度は体験して欲しい「みたらし祭」、夏の京都のおすすめです!

■2017年度の開催時期
2017年7月22日 (土)〜7月30日 (日)

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/07/20−2013/07/21 訪問

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