写真：東郷 カオル
地図を見る皆さんは洞爺湖にどういったイメージをお持ちでしょうか。近年洞爺湖が一番注目を浴びたのは、2008年の洞爺湖サミット。洞爺湖の認知度が一気に上がったのがこの時ではないでしょうか。穏やかな湖面、透明度の高い水質、湖の真ん中にぽっかり浮かぶ中島、優雅に泳ぐ白鳥。どれもが非日常的な景色で、テレビに映し出される風景に憧れを持った方も多いと思われます。
今回はこの美しい湖で、プライベート感を重視した、少人数のカヌー体験をご紹介いたします。
写真：東郷 カオル
地図を見る洞爺湖にはカヌーツアーを取り扱うお店がいくつかありますが、今回ご紹介するのは湖の北西側にある洞爺トイボックス。ここを強くお勧めする理由は、限りなく少人数ということ。１ツアーにつき２グループまでいう方針で、少人数に対応してくれてとても思い出深い体験を提供してくれるお店です。せっかくの静かな洞爺湖でのカヌー体験も、他のグループが沢山混じっているとなんだか少しだけ残念、という方もいるのでは？そんな自分たちだけの特別体験を求める方にぴったりなお店です。
まず湖に出る前に、しっかりとライフジャケットを装備してもらいます。その後ガイドさんによるカヌーの説明。安定性の高いカナディアンカヌーは初心者でも安心です。
進み方と止まり方を教えてもらって、いよいよ出発です。
写真：東郷 カオル
地図を見るカヌーはよく二人で乗っている光景を思い浮かべますが、参加者が一人の場合は、ガイドさんと一緒にカヌーに乗り込みます。オンシーズンを外すとこんな貸切状態になることも。カナディアンカヌーは安定性があり、湖にすぅーっと吸い込まれるように静かに滑り出します。練習を兼ねて先ほど習った進み方で漕いでいきますが、少し漕いだだけで随分と岸から離れたことに驚きます。
しばし漕ぐのを止めて湖と同じ高さからの景色に見とれていると、ガイドさんが洞爺湖の透明度や成り立ちなど、色々と説明してくれます。ここでガイドさんが「あちらを見てください」と。その方向を見ると、岸からだと見ることのできない景色が！湖の上からだと、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山の存在感ある姿を見ることができるのです。
写真：東郷 カオル
地図を見る存分に遊んだ後は、カヌーの上でカフェタイム。のんびりと湖に浮かびながら贅沢な時間を漂います。一人参加の場合は漕がなくてもガイドさんが後ろで漕いでくれるというサービス付きです^^
ガイドさんがお茶とお菓子の用意をしてくださっていると、大きな白鳥がすぐ近くまで寄ってくることも。どうやら食べ物を求めているようです。野性の白鳥ではないので、このような光景も。ただし、洞爺湖の白鳥は意外と凶暴とのことですので、あまり手を差し伸べたりしないほうが良さそうです。
写真：東郷 カオル
地図を見る今回は数あるカヌーツアーの中でも洞爺トイボックスをご紹介させていただきましたが、ここの最大のポイントは少人数ということに限ります。大人数で参加されるなら他のお店でもいいと思いますが、一人旅や少人数の場合でプライベート感を大切にしたい方にはこちらのツアーを自信を持っておすすめします。
特に朝の「モーニングカヌー」は洞爺湖独り占め感がＭＡＸですので、是非体験してみてください！他にも「お気軽プチ☆カヌー」や「スイーツカヌー」など、魅力的なツアーが満載です。
住所：北海道虻田洞爺湖町洞爺町224番地
TEL:0142-87-2355
OPEN：08:30～18:00
定休日：不定
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(2024/4/16更新)
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