ラワンぶきという名称は、フキが自生していた一帯(螺湾(らわん)地区)の名前から「ラワンぶき」と名付けられました。
ちなみに・・・正式名はアキタブキという種類のフキで、名称の通り秋田で発見されたことに由来しています。
「日本一大きいフキ」としても知られるラワンぶき。
そんな巨大なラワンぶきを、実際に間近で見てみましょう♪
ラワンぶきの見学場所は「ラワンぶき観賞ほ場」になります。
(ほ場とは栽培する場所の事です)
見学は無料で駐車場も整備されています。
目的地に近づくにつれて、道路の脇に自生しているラワンぶきを確認することが出来ます。
この辺りから徐々にワクワク感が高まってきます♪
見学場所の通路は整備されていますが、舗装されている訳ではないので、サンダルやハイヒールなどの歩きにくい靴は避けた方が良いと思います。
いざラワンぶきを目の前にすると・・・
あまりの大きさに言葉が出ません。それほどまでに圧倒される大きさです。
丈は通常のサイズで2m前後、大きいものだと3m以上にも成長し、葉も大きいものだと直径2mにもなります!!
見上げるような高さに育ったラワンぶき。
これほどまでに大きい植物を目の前にすると、まるでアイヌの伝説に出てくる小人「コロポックル」なった気分を味わうことが出来ます♪
(コロポックルはアイヌ語で「フキの下の人」という意味があるんです)
なお、ラワンぶきの見頃は6月中旬から7月上旬となっています♪
あなたも、ラワンぶきに囲まれて小人気分を味ってみませんか?
また、ほ場付近には飲食店やお土産店といった観光に関する建物はありません。
お土産に関しましては足寄町中心部にある「道の駅 あしょろ銀河ホール21」で購入することが出来ます。
足寄では、町をあげてラワンぶき関連商品の販売に力を入れています。
巨大なわりに、フキ自体は柔らかくて美味しいんだとか。
この道の駅ででも、ラワンぶきの塩漬けや水煮を初めソフトクリームやチョコレート・カレーなどユニークな商品を多数取り揃えているので見るだけでも楽しむことが出来ます♪
また、この道の駅の建物は元々「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」の駅舎として使用されていたこともあり、廃線となった現在でもその名残を各所で見ることが出来ます。
他にも、足寄町出身の松山千春さんのコーナーや諸露朝を一望できる展望台もあるので、こちらも必見です♪
ラワンぶきほ場は、都市部からの移動にかなり時間が掛かる場所ですが、足寄インターチェンジまで道東自動車道が開通していますので移動も快適です。
また世界唯一の鉱床を見ることが出来る「オンネトー」や日本一のまりもの群生地「阿寒湖」等、付近の観光スポットと併せて観て廻るのも宜しいかと思います。
注意点として、オンネトー方面から来られる際は道路が舗装されていない「ダート道」が約5Kmほど続きます(足寄中心部からの道は舗装されています)。
一部凸凹な部分もありますので、あまり速度を出さずゆっくり運転していきましょう。
ぜひ皆さんもラワンぶきの前でコロポックル気分になってみてはいかがでしょうか♪
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(2024/4/19更新)
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