埼玉のフィンランド!飯能市「あけぼの子どもの森公園」の本当の魅力!

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埼玉のフィンランド!飯能市「あけぼの子どもの森公園」の本当の魅力!

埼玉のフィンランド!飯能市「あけぼの子どもの森公園」の本当の魅力!

更新日:2014/09/26 15:31

いずみ ゆかのプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター いずみ ゆか ライター

埼玉県飯能市「あけぼの子どもの森公園」がフィンランドの有名な童話の世界に似ていると、SNSや口コミで話題になっている事をご存じですか?
実は・・・この公園、あの有名な童話を”再現”した公園ではありません。一体どういう事なのでしょうか?一番の魅力は、子どもと一緒に北欧の様な自然の中、童話に出てくる冒険を味わえるところ。しかも無料!あの童話に囚われ過ぎて見えなくなった、公園本来の魅力をご紹介します。

北欧童話の世界だけじゃない!

写真:いずみ ゆか

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本当にここは日本か?と思うほど、まるで北欧童話の世界!でも、「あけぼの子どもの森公園」はテーマパークではありません。一番の魅力は自分の力で生み出す冒険が楽しめるところ。
園内の池や小川などに柵は無く、自然の森に囲まれているので、もちろんハチやヘビなど様々な生き物がいます(※)。
この公園の目的は、子ども達に「危ないからダメ」では無く、自由な遊びで限界にチャレンジしたり、自ら体験する事で危険を察知し、対処する力を育てる事。公園スタッフや大人が「挑戦を見守り」、子どもの意欲や冒険心の芽を育てる事なのだそう。テーマパークでは味わえない魅力ですね。園内には遊び方の助言をしてくれるプレイリーダーが常駐し、危険な時は声掛けもしてくれます。

そう言えば、あの童話の作者や登場キャラクター達は心から自由と冒険を愛していましたよね!自由な冒険には多少の危険は付きものなのです。

(※)季節によっては、スズメバチ・ヤマカガシ・マムシも出ます。また森の奥は崖なので、ご注意を。園内には注意書きや対処法が書かれた看板があります。

さあ、自分から冒険しに行こう!

写真:いずみ ゆか

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小さな子どもと一緒に訪れると良く分かりますが、「冒険」って実は身近なところにあるもの。子どもの目には、園内の「見晴らし橋」(写真参照)は「イモムシやナメクジの橋」に見えたり、わんぱく池の「水あび小屋」よりも、鯉やアメンボの方が魅力的に映るのです。園内は他にも、滝・丘・樹上の家など自然を活かした遊び場が一杯です!

ふと見渡すと、SNSなどで「フィンランドの童話世界を再現」と話題になっているせいか、ほとんどの大人は園内の写真を撮る事に夢中・・・。でも子ども達は本当にのびのび走り回っています。なんて対照的な姿!
もちろん写真を撮る事も楽しいですが、ここは思い切ってカメラは最低限にして、子ども達と一緒に開放感を味わってみませんか?

不思議な建物で遊ぼう!

写真:いずみ ゆか

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園内には、木造で美しい曲線が印象的な3つの建物があります。全て建築家・村山雄一(むらやまたけかず)氏が設計したもの。内部も不思議な造りなので、元気に探検ごっこをする子どもが続出です!どの建物も靴を脱いで上がります。

■「子ども劇場」
ツバの広い帽子を被ったような外観。下の階は水が流れ落ちて池があり、まるで洞窟の様。管理事務所とトイレ(オムツ交換台も)があります。他にも、手作り玩具がある多目的ホールで自由に遊べます。屋根には、妖精?も(写真参照)。是非、探してみて!
■「森の家」
ヒノキ丸太(飯能産西川材)の壁が波打つ様に美しいのが特徴。図書室と資料室があり、童話を読みながらゆったり過ごせます。

では、もう一つの建物は・・・

まるで童話のキノコ屋敷!それとも虫食いキノコ?

写真:いずみ ゆか

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3つの不思議な建物の中で、一番個性的で目を引くのは、まるでキノコの様なお屋敷です。中には「キノコ食べられちゃったの」と表現する子も。
外観だけでは無く、内部も魅力的!妖精が住んで居るかのような台所や居間・暖炉があり、隠し部屋のようなところも!どこでも好きなように登ったり降りたり、かくれんぼしたりと本当に自由に過ごせる空間です(※)。一度お屋敷に入ったら、誰もがこの不思議な空間を大好きになるはず!

実は、飯能市から園内の建物を依頼されるまで、村山雄一氏は、有名なフィンランドの童話も日本で放映されたアニメも目にした事が無かったそう。当時の飯能市職員の方が、村山氏に「与える遊び場では無く、子どもが自分で考えながら遊べる場所を作りたい」と伝えて出来た建物なのだそうです。
どの建物も見る人によって違うものに見え、想像力をくすぐって、固定のイメージを与え過ぎない絶妙な存在感があります。

(※)子どもの月齢や年齢によっては危険な場所もあるので、保護者の方は目を離さない様にしましょう。

妖精と対話できるベンチ

写真:いずみ ゆか

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園内にはレストランやカフェなどのお店はありません。その代りに、まるで妖精と対話できるかの様な素敵なベンチがあります!子どもが座ると、妖精に包み込まれている様にも見えますね。よく見るとリスやキノコも隠れています。
青空輝く晴れの日には、是非、お弁当を持ってピクニックランチを!!
他にも面白いベンチや気持ちの良い木陰がありますので、あなたのお気に入りの場所を見付けてみて下さい。

《おまけ情報》
■園内の3つの不思議な建物内では飲食出来ません。もし雨が降った場合は、「子ども劇場」ホール横に屋根のあるスペースがあるので、そこで食べましょう。レジャーシート持参が便利です。
■自動販売機は公園入口にあるのみで、園内にはありません。水筒があると便利です。
■ゴミ箱はありませんので、ゴミ袋を持参して全て持ち帰りましょう。
■自然を利用した子どものための公園なので、園内はもちろん禁煙です。
■子どもは動きやすい格好がおススメです。虫除けスプレーがあると良いでしょう。

本当の「あけぼの子どもの森公園」の姿&アクセス

ここまで記事を読んで下さった皆様、なぜ頑なに超有名なフィンランドの童話名やキャラクター名を明かさないのだろう?と不思議に思われた事でしょう。
実は、大人の事情もありますが、「あけぼの子どもの森公園」は有名なフィンランドの”童話を再現した公園”では無く、あくまで、『あのフィンランドの童話にインスパイアされて設計された公園』だからです。童話の根幹に通じる『自然との共生・自我と自由の尊重』という理念によって、世界観を取り入れた公園なのです。(※下記●参照)

お恥ずかしながら、当初、著者自身があの童話に囚われ過ぎて、公園のウワベの可愛らしさしか見ておりませんでした。しかし、フィンランドの童話を知らない幼い子どもと訪れ、一緒に冒険して気付いたのです。
「あけぼの子どもの森公園」は、あの童話の精神を見事に子ども達に伝えている、本当に凄い公園なのだ!と。童話は自分で創造して自由に冒険するためのきっかけに過ぎないと。
SNSや口コミで一躍有名になりましたが、公園の本来の姿が置いてけぼりになってしまった・・・。
あの童話を心から愛するファンの皆様、是非、フィンランド童話の世界という外観だけではなく、公園本来の内に秘めた魅力も知って、思いっ切り楽しんで来て下さい!

《アクセス》
■西武池袋線 元加治駅下車 徒歩約20分
駅から少し距離があるので、車での来園がおススメです。
■駐車場あり(約250台)
※市民体育館・市民球場・ホッケー場と共用(駐車料金は無料)
■開園時間:午前9時〜午後5時
※月曜日休園(祝日の場合はその翌平日)
※年末年始(12月28日〜1月4日)休園

詳しい情報はMEMO欄の飯能市役所「あけぼの子どもの森公園施設案内」でご確認下さい。

(※)あけぼの子どもの森公園は「ムーミン谷」を再現した公園ではありません。そのため、商標権等の権利問題の関係から、権利・公園管理関係者に確認の上、記事内での具体的な童話名・キャラクター名の使用を差し控えています。ご了承下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/15 訪問

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