ご覧下さい。こちらが、高速道路で初めて深海生物を展示した「深海水族館」。2014年4月25日にオープンしたばかりで、この水族館は、沼津インターチェンジから車で20分、沼津港の目の前にある「沼津港深海水族館」の出張水族館です。沼津港深海水族館は、日本一の深さがある駿河湾に生息する深海生物にスポットを当てた全国的に珍しい水族館。そのため、生きたままの深海生物の展示が可能に。新東名高速道路の維持・管理などを行っている中日本高速道路から沼津港深海水族館にラブコールがあって、この展示が実現しました。
ここには、水深50m〜500mで生息するサギフエ、水深150m〜600mで生息するオオグソクムシなどの深海生物がいます。ネオパーサ1階入口を入って、すぐの場所に展示してあるので、気軽に見られ、しかも入場無料は嬉しいですね。
見て下さい、こんなすぐ近くで深海生物とご対面! こちらは、オウムガイ。水深100m〜600mで生息していて、硬い殻を持っていますが、水深800mを越えると水圧で殻が割れてしまうそうです。こんな珍しい生き物が見られるのは嬉しいけど、こんな場所で「深海生物は大丈夫なの?」と思ってしまいますが、ここは温度管理された水族館と違って、温度変化が激しいため、通常より2倍厚い水槽を使用。また、水槽に水滴が付くのを防ぐため、常時風を吹き付けるなどの工夫がされています。
ネオパーサ駿河湾沼津は、標高約200mの愛鷹山の中腹にあります。こんな場所で深海生物が見られるのは意外で面白く、24時間何時でも見られるので、就寝中の魚も見られるかもしれませよ! 写真撮影は出来ますが、フラッシュは禁止なのでご注意下さい。
ミニ・ミュージアムには、お土産コーナーも設置されています。
本物さながらの、実物大のダイオウグソクムシのぬいぐるみや、深海生物をモチーフにしたグッズなどが目白押し!
こちらのショップは、夜間は閉まってしまいますが、ミュージアム前にあるお店で24時間買うことができますよ。
この深海水族館は、出張展示の為、残念ながら2015年5月のゴールデンウィークまでの予定です。期間限定なので、記念に買って帰ってみては、いかがでしょうか?
この深海水族館や沼津港深海水族館は、佐政水産が運営していて、ネオパーサ1階のフードコートには、直営のお店「沼津港海鮮食堂」があります。水産に携わる目利きが選んだ魚が食べられ、しかも沼津港直送の新鮮な魚が、手軽に食べられる人気のお店。
メニューは、丼物が中心で、こちらは、店長おすすめの「釜揚げしらす・桜えび丼」。
酢飯の上に、相性抜群のしらすと、小さめながら身がふっくらとした桜えびがたっぷり乗り、地元ならではの味わい。ボリュームや価格も丁度よく、お好みでわさび、しょうがを付けてどうぞ! フードコートは、深海水族館の展示ブース近くにあるので、すぐに分かりますよ。
この機会に、是非お試しあれ。
フードコートでは、ミニ・ミュージアムのオープン記念で、限定20食の深海魚入り海鮮丼や、メギスワンタンラーメン、メギス天あおさ蕎麦など、深海魚を使った特別なメニューが用意されています。
こちらは、ネオパーサ駿河湾沼津の展望台からの眺め。沼津市街をはじめ、青々とした駿河湾や、海に浮かぶ伊豆半島まで一望!
先程ご紹介した深海生物は、この駿河湾で捕獲されたもの。駿河湾の最深部は、2500mもの深さがあって、今だ知られていない数多くの深海生物が生息。
深海生物の感動をたくさんの人に伝えたくて、沼津港深海水族館の館長自らが漁船に乗り込んで、深海生物を捕獲しているそうで、深海水族館にもそんな思いの詰った深海生物が展示公開されています。
名前に「駿河湾」と付くだけあって、ここからの眺めは最高! 展望台は2階から行け、夜はロマンティックな夜景が楽しめますよ。展望台の利用時間は、7時から22時までです。
ご紹介した深海水族館は、新東名高速道路のサービスエリアにあるため、休憩や食事の際に立ち寄ってみてもいいかもしれませんね。
珍しい深海生物に出会える、絶好のチャンスです! 2015年5月のゴールデンウィークまでの期間限定展示ですので、この機会をお見逃しなく!
この深海水族館の母体とも言える「沼津港深海水族館」は、シーラカンスの剥製や冷凍標本などがある、世界でも類のない水族館。
こちらにも是非、足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/25更新)
- 広告 -