写真:波奈 美月
地図を見るお椀を伏せたような美しい大室山。「伊豆シャボテン動物公園」はその麓にあります。
駐車場からは、伊豆諸島が浮かぶ青い海や、緑豊かな伊東の街を望むことができ、その眺望の素晴らしさにはびっくり!
約20万平方メートルの園内では、約140種類の動物と、世界各国から集めた約1500種類のサボテン・多肉植物に出会うことができます。園内を巡る前に、まずはアニマルショーや目当てのイベントの開催時間をチェックしておきましょう。
写真:波奈 美月
地図を見る「伊豆シャボテン動物公園」の特徴は、とにかく人間と動物達との距離が近いこと。クジャクやリスザルに至っては、園内を自由に動き回っています。美しい羽を広げたクジャクに通せんぼされるハプニングは、「伊豆シャボテン動物公園」ならでは。まさに"動物たちとの距離感ゼロ!"ですね。
リスザル達は、害虫駆除係として、園内の木々を守っています。周囲の木の葉がガサガサっとしたら、探してみてくださいね。見つからなくても、1日数回実施される"ごはんタイム"(有料)の場所に行けば、集まってきたリスザル達とふれあえますよ。時間・場所は園内放送されます。
写真:波奈 美月
地図を見る伊豆シャボテン動物公園といえば、なんといっても「カピバラ」。「カピバラ虹の広場」では、そのカピバラと思う存分ふれあいができます。
朝と日暮れ前に活動的になる動物で、日中は休憩をしていることが多く、のんびりした印象です。穏やかで優しい性格なので、触っても嫌がることはなく、大人にも子供にも大人気!まさに、癒し系動物の代表です。優しくなでたり、大好物の青草(200円)をあげたりして、この機会に思い切り癒されましょう。
写真:波奈 美月
地図を見る寒い冬も、公園を訪問するのにお薦めの時期。その理由は、大人気イベント「元祖!カピバラの露天風呂」が開催されるからです。1982年にカピバラのお風呂好きが判明して以来、40年近く続いており、"伊豆の冬の風物詩"となっています。
カピバラは寒いのは苦手。寒ければ寒いほど喜んで集まってきて、長風呂をしてくれます。その気持ち良さそうな姿には、誰もが思わずほっこり。体は寒くても心はホカホカに温まりますよ。
写真:波奈 美月
地図を見る「元祖!カピバラの露天風呂」は、毎年11月中旬〜4月上旬まで、平日は1日1回、土日祝・冬休み春休みシーズンは1日2回開催されます。
時節に合わせ、ゆず湯や花風呂、なべ風呂などの"変わり風呂"も実施!詳細は、記事下の関連MEMO「伊豆シャボテン動物公園」のリンクよりご確認くださいね。
「タッチ de ZOO」では、モルモットやフレミッシュジャイアントなどの小動物とふれあい体験ができます。ヨツユビハリネズミのように、時間でふれあい体験を開催する動物もいますので、事前にチェックしておきましょう。
写真:波奈 美月
地図を見る2019年3月、開園60周年記念として「レッサーパンダ館」がオープン!ヨモギ(雄)とコナツ(雌)は、その愛くるしい姿ですっかり人気者になっています。カラフトフクロウやボバクマーモットもいますよ。
館内には、レッサーパンダ用の展示スペースが2箇所あり、頭上にある縄ばしごを渡って行き来する姿を見ることができます。
写真:波奈 美月
地図を見るレッサーパンダは、アジアに生息する体長50〜60センチメートルの動物で、どちらかといえば夜行性。日中は樹の上で眠っていることが多く、活発に動く姿が見たい場合は、"おやつタイム"を狙って行くのがお薦めです。"おやつタイム"は10時45分(土日祝のみ)と13時30分に開催(※2019年5月時点)。事前に園内放送もされますよ。
レッサーパンダは感染症に弱いため、触ることはできませんが、棒の先に餌箱が付いた道具を使って大好物のリンゴ(200円)をあげることができます。室内なので、雨天時も、ゆっくりふれあいが楽しめるのが嬉しいですね。
写真:波奈 美月
地図を見る公園のシンボルである「高原竜」は、サボテン温室への入口。サボテン温室は、南アメリカ館・アフリカ館・マダガスカル館・メキシコ館・森林性シャボテン館に分かれています。
それぞれを繋ぐ地下の通路にも、大人気のコツメカワウソやフェネックなどの動物がいて、エサやりが楽しめます。「森林性シャボテン館(フクロウの住む森)」では、自然に近い環境の中で、フクロウやミミズク達と出会うことができますよ。
写真:波奈 美月
地図を見る公園中央の池に浮かぶ9つの島は、サル類(ワオキツネザル・ブラウンキツネザル・ジェフロイクモザルなど)の展示場。沿岸にはフラミンゴ・ペリカン・ミーアキャットなどが暮らしています。
そこで開催される「アニマルボートツアーズ」(有料)が大人気!探検気分を味わえて、ワクワクすること間違いなしですよ。
写真:波奈 美月
地図を見るコースは2種類。「ぐるっと1周コース」では、9つの島と沿岸をガイドを聞きながらボートで巡り、動物達を間近で観察することができます(所要時間15分・随時開催)。「モンキー島 上陸コース」では、ボートでリスザルまたはワオキツネザルの島へ上陸して、エサやり体験ができますよ(所要時間20分・予約制)。
可愛いワオキツネザルが間近で日光浴していたり、ボートのすぐ横でペリカンの群れが泳いでいたり、ドキドキする体験がいっぱい!
年間を通して開催していますが、暖かい時期のほうが動物達が活発に動くので、よりお薦めです。
写真:波奈 美月
地図を見る大講堂では、1日2回(土日祝は1日3回)「アニマルショー」を開催!約20分の間、 動物達が学習の成果を披露してくれます。
入園料だけで見ることができるので、なんだかお得!土日祝は混雑するので、良い場所に座りたい場合は早めに行きましょう。
ショーの内容は「ドッグパーティde アミーゴ」「どうぶつと遊ぼうDX」「モンキータイム」の3種類。どの時間にどのショーをやるのかは、日によって変わります。
写真:波奈 美月
地図を見る可愛いカピバラと相席できる!そんな夢のようなレストランが「森のどうぶつレストラン〜GIBBONTEI〜」。
店内に入った途端、たくさんの動物達のぬいぐるみに囲まれます。テーブルでは巨大なカピバラさんと可愛いレッサーパンダさんがお出迎え!子供達や動物好きの大人にはたまりません。
「カピバーガー」や「アヒルのオムハヤシ」など、動物にちなんだメニューは見た目も可愛く、会話がはずむこと間違いなし!珍しいサボテンステーキも味わえます。
写真は、一番人気の「カピバーガー」(1,200円)。カピバラをモチーフにした大きめのバンズの間に、ハンバーグ・チーズ・レタス・トマトが入り、ボリューム満点ですよ。
写真:波奈 美月
地図を見る「伊豆シャボテン動物公園」がある伊豆高原には、「大室山リフト」や「さくらの里」、同じ伊豆シャボテン動物公園グループの「伊豆ぐらんぱる公園」・「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」など、併せて訪れたい見どころがたくさん!
「伊豆高原 グランイルミ」「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」「さくらの里」については別記事で紹介しています。ご旅行の参考に記事下の「関連MEMO」よりぜひご覧ください。
住所:静岡県伊東市富戸1317-13
電話番号:0557-51-1111(代)
入園料金:大人(中学生以上)2,300円・小学生1,100円・幼児(4歳以上)400円
営業時間:
・3月〜10月 9:00〜17:00(最終受付 16:30)
・11月〜2月 9:00〜16:00(最終受付 15:30)
アクセス:
・伊豆急行線 伊豆高原駅から東海バスで約20分、「伊豆シャボテン公園」下車
・東名沼津ICまたは長泉沼津ICより約55km
(伊豆縦貫自動車道・伊豆中央道・修善寺道路経由)
<アニマルボートツアーズ>
営業時間:10:00〜15:00(3〜10月は16:00)
料金:
・ぐるっと1周コース
大人(中学生以上)800円・子供(3才〜小学生)400円
(繁忙期は大人1,000円、子供500円)
・モンキー島 上陸コース(予約制)
大人(中学生以上)1,000円・子供(3才〜小学生)600円
(繁忙期は大人1,200円、子供700円)
<森のどうぶつレストラン〜GIBBONTEI〜>
営業時間:
・3月〜10月 10:30〜16:00(L.O 15:30)
・11月〜2月 10:30〜15:30(L.O 15:00)
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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