沖縄・八重山諸島を楽しむ!のんびりできる最高のビーチ5選

沖縄・八重山諸島を楽しむ!のんびりできる最高のビーチ5選

更新日:2014/04/25 17:08

沖縄本島から更に南西へ400km。そこに八重山諸島が広がっています。
石垣島を中心に有人島が10島、そしてたくさんの小さな無人島。八重山に来たからには、これらの島を船や飛行機でめぐる「島巡り」を楽しみ、またそれぞれの島で美しいビーチを思う存分堪能したい!というのは当然の要求。
今回は八重山諸島に数あるビーチの中でも、ただただのんびりゆっくり過ごすのに最適な、美しいビーチをご紹介します。

【竹富島】八重山めぐりの定番、夢のような海。コンドイビーチ

【竹富島】八重山めぐりの定番、夢のような海。コンドイビーチ
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石垣島にある離島ターミナルから船でたった10分。
その近さと便数の多さ、そして沖縄の原風景ともいえる赤瓦の町並みを楽しめる事からも大人気の竹富島。
珊瑚が敷かれた道にのんびり牛車がゆく癒しの島です。
竹富島といえば、星の砂のカイジ浜も有名ですが、やはりメインビーチはここ、「コンドイビーチ」。
サラサラに細かく白い砂浜がどこまでも続く遠浅の海は、とにかく静かで穏やかで、沖縄本島や宮古島列島とはまた違った青のグラデーションを堪能することができます。
トイレ・シャワーも完備、シーズン中はパラソルなどのレンタルと軽食を購入できる売店(ワゴン車)もオープンしているという好条件のため、夏場は少々混雑していることも。
また、砂地のためシュノーケルにも向きません。
しかし、ビーチに寝転んでこの浜のパステルカラーなグラデーションを見ているだけで、きっと日々の疲れが吹き飛んでいくのを感じますよ。

■アクセス・施設
・無料のトイレ・シャワーあり、夏のシーズン中は売店も出店しています。
・竹富港からバスが出ています。
港からビーチまでは約2.3km。歩いてもいけますが、レンタル自転車があると便利です。

※googleマップで検索すると表示される「コンドイビーチ」は場所が間違っていますのでご注意ください。

【竹富島】蝶の舞う道を抜け、たどりつくのはアイヤル浜

【竹富島】蝶の舞う道を抜け、たどりつくのはアイヤル浜
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竹富島の海はコンドイビーチだけではありません。島の南東側にはとても静かな「アイヤル浜」が広がっています。
この浜は何と言ってもそのキラメキ。
澄んだ水の輝きは八重山でもトップクラスです。
これまでのアイヤル浜は、ほとんど人のいないひっそりとした浜でした。近年、徒歩圏内にリゾートホテルが出来てからは訪れる人も増えつつありますが、それでもまだまだ隠れ家的存在の浜です。
竹富島で静かにゆっくり過ごしたい人には最適と言えるでしょう。
この浜の前の海域は石垣島から各離島へ向かう船の航路となっているため遊泳は禁止されています。浜から見える石垣島の市街地や、目の前を通り過ぎていく様々な船を、海とともに楽しみましょう。
シャワーや売店等の施設は何もありませんので、夏場にアイヤル浜を訪れる際は、日よけやお水等のご準備をお忘れなく。

■アクセス・施設
・トイレ、シャワー、売店いずれもありません。
・港からは約2.5km。
島の郵便局からコンドイビーチとは逆方面へ進みます。
バスは通っていないので、こちらもレンタル自転車があると便利です。自転車で約15分ほどです。
アイヤル浜へ続く道は、シーズンになるとたくさんの蝶が舞う「蝶の道」。ぜひお楽しみください。

【鳩間島】西表島へ沈む夕陽を堪能。屋良浜。

【鳩間島】西表島へ沈む夕陽を堪能。屋良浜。
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石垣島から船(直行便)で約40分。
西表島の北に、小さく素朴な島・鳩間島が浮かんでいます。
小説やドラマで有名になりましたが、まだまだ他の島々に比べ訪れる人の少ない静かな島です。
この鳩間島は丸い形をしており、周囲にはたくさんの小さなビーチが点在しています。それぞれがとても静かで心地よく、島の一周道路を散歩しながらお気に入りのビーチを探す、なんていう旅もオススメなのですが、のんびりくつろぐならこの「屋良浜」が最適。
気持ちの良い木陰の下、正面には西表島が、そして傍らにはヤギが。
そう、鳩間島にはたくさんのヤギが生息しているんです。
その可愛らしい姿を愛でつつ浜でのんびり過ごすうち、夕方になると今度は夕陽。西表島へ沈んでゆく美しい夕陽を堪能することができます。
しかし残念ながら2014年現在、鳩間島から石垣島へ戻る最終便は16:15発。夕陽を楽しみたい方はぜひ島に宿泊を!

■アクセス・施設
・トイレ、シャワー、売店いずれもありません。
※鳩間島に売店はありません。飲食物は石垣島で購入して行きましょう。
・鳩間港からのんびり歩いて約10分ほど。
集落で自転車を借りることも可能です。
途中、散歩中のヤギに遭遇してしまったら…驚かせないようにご注意!

【西表島】幻の浜 イダの浜

【西表島】幻の浜 イダの浜
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西表島といえば秘境・ジャングルというイメージがありますが、実はこの島、海もすごいんです。八重山諸島の中でも上位を争うほど美しいビーチがずらりと目白押しなんです。
その中でも、とにかくおすすめなのが「イダの浜」。
西表島にありながら、船でしか行くことのできない幻の浜です。
海の透明度は八重山諸島の中でもトップクラス。
そして海の青さ、砂浜の美しさ。海を眺めているだけであっという間に時間が過ぎていってしまいます。
そんなイダの浜ですが、その素晴らしさは見た目の美しさだけに留まりません。こちらはシュノーケルにも最高のスポットなんです。
海中を左側へ泳いでいくと、それは見事な珊瑚礁が一面に広がっています。様々な種類のカラフルな熱帯魚をたくさん見ることができるでしょう。
浜でのんびりし、海でアクティブに楽しみ、そしてまた浜でのんびりする。最高の休日です。

■アクセス・施設
・トイレ、シャワー、売店いずれもありません。
・行き方は2通り。
1)西表島・白浜港から定期船に乗り船浮で下船。乗船時間は約10分です。そこから歩いて15〜20分ほど。
2)ダイビングショップなどが開催するツアーに参加する。
ツアーだと滞在時間が短い事が多いので、のんびりしたい場合は自力で行く事をおすすめしますが、集落からは山道を行く事になります。
歩きやすい格好でおでかけください。

【波照間島】沖縄で一番美しいビーチ、ニシ浜

【波照間島】沖縄で一番美しいビーチ、ニシ浜
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沖縄で一番キレイなビーチって、どこ?
と、よく聞かれます。
筆者個人的に、海の色が一番美しいのは宮古島列島だと思っていますが、総合的に考えて一番キレイなビーチと言えばやはりここ、波照間島のニシ浜以外にありません。
砂浜の美しさ、海の青さ、そして竜宮城のように見事な珊瑚礁、どれをとっても最強のビーチです。

波照間島は石垣島の離島ターミナルから船で約1時間。
遠く便数も少ないため、短期間の旅行だとなかなか足を運ぶチャンスに恵まれないかもしれません。しかしせっかく八重山を旅するならば、一度は訪れていただきたい島です。

ニシ浜で注目していただきたいのは、その砂の細かさと白さ。
この砂のおかげで、ニシ浜の海は他のどのビーチよりも更に澄んだ、心に染みるような青と水色のグラデーションが現れているのです。
浜の入り口にある東屋、または波打ち際の岩場、そして白砂の上、どこでくつろいでも、目に入るのは素晴らしい青。最高級の癒しが得られる事間違いありません。
また、ニシ浜はイダの浜と同じくシュノーケルにも最適なスポット。
ポイントまで波打ち際から100mほど泳ぐ必要がありますので初心者には難しいですが、波照間ブルーと呼ばれるドロップオフの帯は珊瑚も魚も感動的な美しさです。
ただし基本的に遠浅な海に珊瑚が育っていますので、干潮時は珊瑚を傷つけてしまう恐れがあります。
シュノーケルは、ダイビングショップ等のツアーに参加するか、海の状態を確かめた上でお楽しみくださいね。

■アクセス・施設
・無料トイレ、シャワーあり。売店はありません。
浜の入り口には東屋があります。
・波照間港からは1kmほど、集落からは1.5kmほど。
のんびり歩いていくうちドーンと目の前に波照間ブルーが広がる様は鳥肌ものです。

最後に 〜沖縄の海を楽しむために守って頂きたいこと〜

今回ご紹介したビーチは、監視員のいる「海水浴場」ではありません。自然のままのビーチです。
沖縄の海を美しく保つため、また楽しい旅を過ごすため、以下の事柄にどうぞご注意ください。

・ゴミは必ず持ち帰りましょう。
白い砂浜や波打ち際に、空き缶やビニール、煙草の吸殻が浮かんでいるのはとても悲しいことです。
・シュノーケルをする際は、マスク・フィン・ライフジャケットを必ず着用の上、経験者を含む2名以上でお楽しみください。1人で行わないようにしてください。未経験または経験の浅い方はダイビングショップ等のツアー参加をお勧めします。
・海には危険生物がたくさんいます。海の生物にむやみに触れないようにしましょう。
・珊瑚を決して傷つけないようにしましょう。珊瑚の上に立ったり、折ったりするのは厳禁です。

マナーを守り、沖縄の海の旅をのんびりと楽しみましょう!

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掲載内容は執筆時点のものです。

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