高千穂峡は、宮崎県西臼杵郡高千穂町にある峡谷で、日本を代表する景勝地の一つです。
国の名勝、天然記念物に指定されており、年間150万人の観光客が訪れています。
高千穂峡の一番の見どころは何と言っても、真名井の滝でしょう!
約17mの高さから峡谷に流れ落ちる真名井の滝はまさしく絶景です!
高千穂峡の広告などで、真名井の滝のそばにボートが浮かんでいる写真をご覧になった事はありませんか?
高千穂峡には貸しボートがあり、真名井の滝に限りなく近づくことが出来るのです。
滝の近くに行くと川幅が狭く、滝との仕切りなど一切ないうえ、他のボートもぎこちなく漕いでいたり渋滞していたり…自分のボートが滝壺に突っ込まないようにハラハラドキドキのボートタイムが体験できます!
もしも滝壺に突っ込んでしまったら大変な事になるので、その手前までにボートの漕ぎ方を練習しておいた方がいいと思います。
ボートは救命胴衣を着用しての乗船で、雨天などの影響で川が増水している時は運休となります。料金は1隻30分2000円で、延長料金が10分300円。ボート1隻の定員人数は3名。受付時間は8:30〜16:30で、土日祝日などの混みあう期間は待ち時間が発生する場合があるようです。
ボート乗り場では鴨の餌として卵ボーロが売っています。ボートを漕ぎながら餌をあげると鴨がついてきてくれるのでとっても楽しいですよ♪
高千穂峡を満喫した後は、神話の里と言われる高千穂をさらに近くに感じられる、スピリチュアルな場所を訪れてみませんか?
高千穂峡から約10.4キロ、車で約20分走ると「天岩戸神話」の舞台となっている「天岩戸神社」に着きます。
天岩戸神話について…
日本神話(古事記や日本書紀)に記されている天照大神(あまてらすおおみのかみ)は、八百万の神の中でもトップに位置する太陽の女神。海を治める弟・素戔嗚命(すさのおのみこと)が手に負えず「天岩戸」に籠り、世界は暗闇に閉ざされたという神話。
天岩戸や岩戸と呼ばれる場所は全国に数箇所存在するようです。
中でもこの高千穂には「天安河原(あまのやすがわら)」など日本神話、特に天岩戸神話にまつわる地名が多く存在し、なおかつその場所では強力なパワーが感じられるため、一度訪れてみると日本神話の舞台はここなのだ、と思わずにはいられません。
その天岩戸は天岩戸神社西本宮の後ろ側、岩戸川を挟んだ対岸にあり、社務所で受付し祓い清めていただいた後に西本宮から拝観することができます。
西本宮の参道から岩戸川を500m(約10分)ほどの所にある天安河原までの遊歩道はとても美しい渓谷の中にあります。
苔が綺麗に生えた岩や川の流れを見ながら歩くと、とても気持ち良いので大自然の空気をいっぱい吸ってゆっくり歩きましょう。
太鼓橋を越えたらもうすぐ!
段々と積み石が見えてきてガラリと雰囲気が変わります!
奥行き25m、間口30mの大洞窟である天安河原に着くと、鳥居と社、そして積み石が奥から手前まで見渡す限り積まれていて、とても神秘的な光景が広がっています。
ここは天照大神を岩戸から出す計画を立てるため八百万の神々が集まり相談した場所で、別名「仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)」とも呼ばれています。
戦後いつのまにか、祈願を行う参拝者達によって石が積まれていくようになり、現在の神秘的な雰囲気になったようですが、どうしたらここまでひとつ残らず積み上げられるのだろうか?という不思議な気持ちと同時に、なぜか恐怖さえ感じてしまいます。
とてつもなく強力なパワースポットである事は間違いありません!!
日本神話の発祥の地高千穂は、宮崎の雄大な自然の中にあります。
日本有数の絶景の滝でマイナスイオンを浴びながらの貸しボートや、今まで感じたことのないほどの不思議な感情が沸いてくるパワースポットを訪れてみませんか?
きっと貴重な体験ができる旅となることでしょう。
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