“距離感ゼロ”の水族館!?伊勢「二見シーパラダイス」は、来て見て触って楽しめる!

“距離感ゼロ”の水族館!?伊勢「二見シーパラダイス」は、来て見て触って楽しめる!

更新日:2014/04/22 13:00

三重・伊勢地方には誰もが知っている鳥羽水族館があります。その鳥羽水族館より古くからある水族館が実は今、密かな人気があるのです!規模は鳥羽水族館に遠く及びませんが、海獣たちのエンターテイナーぶりは決して「大手」に引けを取りません。
彼らと超至近距離から触れ合える園内はパ・ラ・ダ・イ・ス!
大人も子どもも十分に楽しめる水族館は、来場者をきっと笑顔にしてくれるでしょう。今回はその迫力あるシーンをご紹介。

プールにいる「イルカ」が突然ボールを投げて来ます!

プールにいる「イルカ」が突然ボールを投げて来ます!
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園内に入ると最初に小さな魚たちが迎えてくれます。ジャングルを彷彿させるトロピカル広場を抜けると、エンターテイナーたちが待っている屋外に出ます。

屋外に出たところでイルカの鳴き声を頼りにまっすぐ進むとお目当てのイルカプールに到着します。飼育員さんの姿がなくても、イルカたちは勝手気ままにボールで遊んでいます。目の前にいるイルカの目を見ながらプールサイドに立っていると、なんと!!イルカが自分のボールをこちら側に投げて来てくれるのです。

遊び心を持ったイルカたちは、イルカショーの時間に関係なくキャッチボールの相手を探しているのでしょう!プールの中にいるイルカは4頭ほど。その日のイルカたちの気分次第ですが、筋書きのないキャッチボールをイルカたちと楽しみましょう。

なおショーでは距離が近すぎるため、イルカがジャンプする際に水が掛かる可能性が大です。

縦横無尽に転がる大迫力の「セイウチ」。近くに来たら「逃げろ〜」(笑)

縦横無尽に転がる大迫力の「セイウチ」。近くに来たら「逃げろ〜」(笑)
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二見シーパラダイスでは、1日に3回のセイウチお散歩タイムを間近で見る事ができます。
檻の中にいる時から、しきりに人を呼び寄せる姿はとっても人懐っこいのですが、あの「キバ」を見てしまうと「まさかこの子が散歩?」みたいな空気があります。しかし、その「まさか?」が実現するのです!

ショーに参加するセイウチは2頭。
最初の1頭はキバのない優しい顔つきのセイウチです。それでも500kgの体をユサユサ揺らす風景は迫力満点です。

続いてやって来るのが「まさか」のキバ有りセイウチです。
モジャモジャのおヒゲに鋭いキバ。700kg超の大きな体に見ている大人もビックリです!でも実はそのキバ君は、巨体にも関わらずとってもおちゃめで園内一番の甘えん坊だったのです。

写真はシートからはみ出して縦横無尽に転がり回るセイウチ。多くの見学者の足を踏みながら転がる姿は「見ている側」には楽しく見えますが、「足を踏まれている側」は??いや、きっと楽しいと思いますよ〜(笑)

アントニオ猪木もビックリ!「セイウチ」の平手打ち〜!!

アントニオ猪木もビックリ!「セイウチ」の平手打ち〜!!
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飼育員がショーの中で見学者に「お手伝い」をお願いするシーンがあります。それに選ばれた人はセイウチと一緒に遊ぶことができます。

この頃になると見学者はセイウチに対する恐怖感は無くなり、みんなでショーを楽しむようになっています。
ショーではみんなでゲームをしたり、飼育員に促されてセイウチの口の中に手を入れてみたり、ほっぺにキスされたり…。

写真はショーの最後のシーン。
セイウチの真横に立った彼女を待っていたのは…。このあと彼女はおよそ2メートルほど飛ばされて行った…かも?

「自分も飛ばされてみたい」人はショーの後でも大丈夫。飼育員にお願いしてみてくださいね〜!

ウソでしょ!?ホントです。「カワウソ」と握手。

ウソでしょ!?ホントです。「カワウソ」と握手。
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寝顔がとってもかわいい「ツメナシカワウソ」。
水槽の内側と外側が繋がったパイプの上に書かれている文字は「未知との遭遇」。

この水槽ではカワウソと握手ができてしまいます!

飼育員が餌をパイプに運ぶタイミングで指を入れてみましょう。すると今まで触った事がない感触を楽しむことができます。飼育員の「今です。指を入れてください!」の合図は、カワウソにもしっかり伝わっているようです(笑)

園内ではこのほかに、ペンギンやゴマフアザラシ、アシカなどたくさんの海獣と実際に触れ合って肌で感じて楽しむことができます。もちろん動物たちとの記念撮影も気軽にできます!

その他、水量370トンの大水槽に伊勢志摩の魚たちが悠々と回遊している姿を、ベンチに座りながらゆっくり眺めることもできますので、歩き疲れた方はぜひご利用ください。

夫婦岩よりも効果あり?園内一の「パワースポット」!!

夫婦岩よりも効果あり?園内一の「パワースポット」!!
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写真はトロピカル広場の滝の前にある「丸子ちゃん像」。

丸子と名付けられた海獣はこの園で24年3ヶ月を生き抜き、平成25年4月に亡くなりました。飼育記録世界一を樹立したミナミゾウアザラシは「あっかんべー」を最初に始めた海獣としても有名で、最も愛されたアザラシでした。その愛くるしい仕草はたくさんの人の記憶に残り、お客さんとの「距離感ゼロ」を最初に実現させたのは丸子だったのです。

園内では丸子の功績を称える意味で丸子像を設置したところ、いつの間にか「丸子にあやかろう」とするお客さんが増え、今では健康運(長寿)と愛され運(愛情)のスポットとして記念撮影をする人が絶えません。
等身大の丸子像と写真を撮るとそれらの運気がアップするかも知れませんね!

園内をしっかり遊んだ後はこの場所をぜひ「締め」に選んでください。

感動のふれあいパラダイスに行ってみよう!

いかがでしたか?

二見シーパラダイスは「夫婦岩」から歩いてすぐの距離にあります。夫婦岩とシーパラダイスを経由する途中には「二見プラザ」があり、おいしい海の幸を食べることもできます。

シーパラダイスをゆっくり楽しむと半日コースになり、夫婦岩の参拝と併せると「ほぼ1日」を楽しむことができます。

海獣たちとの距離がこんなに近い水族館は少ないはず。ぜひこの機会に“距離感ゼロ”を体感してみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/12 訪問

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