御岳山ロックガーデンコースに向かう前に、御岳神社で登山安全祈願なんていかがでしょうか？
御岳神社は、御岳山駅から南南西方向に２０分程度歩くと到着することができます。
途中、山の上とは想像できない風景、古き良き宿坊町が広がっていますので、飽きる事無く神社に向かうことができます。
お土産屋さんを越え、程よい傾斜の階段を登り、鳥居と山門をくぐると御岳神社です。
実は御岳山の最高地点はここでは無く、神社裏手の少し高くなっている場所です。
折角なので頂上を歩破しておきましょう。
神社からの御加護もらっていよいよ御岳山周遊は始まります。
※御岳山のアクセスは、電車ですとＪＲ御嶽駅からバスで滝本駅へ。
ケーブルカーで御岳山駅に到着後、徒歩で向かいます。
御岳山には周遊コースが色々あります。
御岳山から東へ向かう、日の出山コース。
南西深くに向かう、大岳山コース。
そして深緑と岩石が素晴らしい景観を織り成す、ロックガーデンコース。
ロックガーデン方面の行き方は、御岳山神社を少し下ると、長尾平、ロックガーデン、大岳山方面の看板がありますのでそれに沿って向かいましょう。
しばらくすると天狗岩と呼ばれる、巨石に出くわします。
ここはちょっとしたパワースポットで、せっかくなので岩の上にいらっしゃる天狗様に参拝することをオススメします。
上には鎖に掴まりながら上ることができますが、若干通路が狭いので他の方と譲り合いながら安全に上りましょう。
この近辺を一望できるとあって、天狗様はまるで御岳山を守る番人といったところですね。
天狗岩から綾広の滝までの部分が、一般的にロックガーデンエリアと言われています。
深緑が広がり、大小さまざまな石が転がる沢沿いの遊歩道は、歩いているだけで心を落ち着かせてくれます。
途中から、過去水の流れによって削られたであろう谷の中を歩いていくことになりますが、その景観は子供の頃に味わった冒険心をくすぐるでしょう。
さらに細かく風景を観察していくと、幹や石に派生するコケが綺麗なことに気づくと思います。
何処にでも自生しているコケですが、見ているとその独特な雰囲気に気持ちが朗らかになります。
是非、このコケも含めた岩石園を観察しながら歩いて欲しいものです。
写真に写っている滝は「七代の滝」といって、天狗岩の真下に位置し、大小さまざまな七段の滝からできています。
岩石群に囲まれた少し小ぶりの綺麗な滝で、マイナスイオンを沢山浴びて心も体もリフレッシュしましょう。
御岳神社から天狗岩に向かう中、看板があるのでそこから下ると七代の滝が見えます。
ただ少し急斜になっていますので足元注意です。
ロックガーデンエリア終点にもう一つ有名な滝があります。
その名も「綾広の滝」。
地形的にはさらに西に向かう大岳山の道と、御岳神社に帰ることができる道が分岐していますので、時間と体力と相談して大岳山に向かうのもありかと思います。
綾広の滝から頂上まで１００分程度の道のりです。
昔から御岳山頂上周辺は宿坊（僧侶や参拝者などが宿泊する施設）で賑ってきた経緯があります。
現在ではそれらの施設が一般開放され、観光客や登山客にも広く利用されています。
中でも数多くある宿坊のうち、ハイキングにオススメなのは日帰り入浴ができる「山香荘」です。
男女別で、樹齢千年越えの檜で作られた風呂と大理石風呂が楽しむことができ、かいた汗を洗い流すのにちょうどいいでしょう。
また食事もとることができ、中でも刺身こんにゃくは絶品なので是非味わって欲しいと思います。
またラウンジに展示された骨董品や民芸品は購入できますので、ちょっとしたお土産になります。
東京広しといえども入母屋造りの萱葺きの宿坊はそうそう見ることができません、ハイキングついでに歴史に触れ合ってみるなんていいかもしれませんね。
今回紹介させてもらったロックガーデンコースは一周、二時間程度で気楽に散策できることが最大の見所です。
川のせせらぎに耳を傾かせ、心地よい森の匂いに鼻をきかせてみましょう。
自分も自然の一部だということを、再確認させられる神秘的な場所、それが御岳山です。
下記メモにそれぞれ参考になりそうなリンクを貼っておきますので自己流の楽しみ方を追求していきましょう。
- PR -
このスポットに行きたい！と思ったらトラベルjpでまとめて検索！
条件を指定して検索
(2024/4/20更新)
- PR -
- 広告 -
