南軽井沢で童心に返ろう〜ムーゼの森で美術館めぐり

南軽井沢で童心に返ろう〜ムーゼの森で美術館めぐり

更新日:2012/12/19 19:21

えんべるのプロフィール写真 えんべる
南軽井沢にはたくさんの美術館があるのだが、美術品のことなんてよく分かりませんよ、なんて人にはぜひムーゼの森に行ってみてほしい。
ムーゼの森には「エルツおもちゃ博物館」と、道路を挟んで向かいに「軽井沢絵本の森美術館」があって、近くにはカフェもあるので一休みもできる。
2つの美術館は通しのチケットがお得。大人で1,100円。どちらかの館の受付時に買うことができる。

くるみ割り人形の由来って?〜エルツおもちゃ博物館

くるみ割り人形の由来って?〜エルツおもちゃ博物館

写真:えんべる

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おもちゃ博物館といっても、日本の玩具が展示してあるわけではない。名前の通り、ドイツのエルツ地方にちなんだもので、今でも木工の精巧なおもちゃ造りが盛んなエルツ地方の歴史はもちろん、子供よりもむしろ大人がほっこりしてしまうようなドイツの木製おもちゃが並べられている。
写真はドイツ生まれのくるみ割り人形。なんとも悪辣な顔の兵士の人形だが、この由来も、この博物館で知ることができる。

そのほかに、パイプ人形や数センチのミニチュアの動物、そして見事に計算されたカラフルな積み木など、見た目にも美しく楽しい。

■エルツおもちゃ博物館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉182
0267-48-3340

開館時間:9:30〜17:00
閉館日:火曜日(夏期は無休)

入館料:大人 500円 中高生 400円 小学生以下 無料
※絵本の森美術館と共通割引チケットあり

外国のセンスある絵本の数々〜軽井沢絵本の森美術館

外国のセンスある絵本の数々〜軽井沢絵本の森美術館

写真:えんべる

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おもちゃ博物館の通り挟んで向かいの森の中にあるのが、軽井沢絵本の森美術館。
ここは何棟かの建物に分かれていて、絵本の販売はもちろん、海外の絵本を実際に開いて見ることのできる絵本図書館もある。
子供の頃に読んだ和訳の童話が、海外の本場ではこんな絵本に、とか、海外の子供たちはこんな絵本を読んで大きくなったんだ、と、童心に返って思わず大人がひもといてしまうような図書館。

■軽井沢絵本の森美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉182
0267-48-3340

開館時間:9:30〜17:00
閉館日:火曜日(夏期は無休)

入館料:大人 900円 中高生 500円 小学生以下 無料
※おもちゃ博物館と共通割引チケットあり

涼しげな古民家カフェ〜一房の葡萄

涼しげな古民家カフェ〜一房の葡萄

写真:えんべる

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ムーゼの森のそばにある軽井沢タリアセンと呼ばれる一角。特に境界などはなく、近くの塩沢湖のボート乗り場や、遊歩道、美術館を含むエリア一帯が軽井沢タリアセン。

道沿いにひっそりと佇んでいるこのカフェは有島武郎の旧別荘を改築したもので、「一房の葡萄」も彼の作品名にちなんだもの。ライブラリーカフェとある通り、カフェの中には有島作品が置いてある。

お茶はもちろん、スコーンやケーキなどもあるのでティータイムには最適。開放した窓からの風と木漏れ日が気持ちいい。

ちょっと一息つきたい時はこちらのコーヒーショップで

ちょっと一息つきたい時はこちらのコーヒーショップで

写真:えんべる

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一房の葡萄の隣にあるタリアセンコーヒーショップ。散策に疲れてちょっと一休みしたい時に立ち寄りたい。
ショップでテイクアウトのコーヒーやジュースを買って、表にあるオープンテラスへ。駐車場の脇にあり、向かいはバス停なので、バスでこのエリアに遊びに来た場合も、バス待ちの時間つぶしにちょうどいいロケーション。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/09/20 訪問

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