CMで話題の「べた踏み坂」を通って行く!鳥取「水木しげるロード」

CMで話題の「べた踏み坂」を通って行く!鳥取「水木しげるロード」

更新日:2014/04/09 13:55

現在、3DSゲーム「妖怪ウォッチ」が子供たちに人気で、テレビアニメが始まったり、東京駅イベントショップの商品が2日で完売したりと、妖怪ブーム到来中。そんな“妖怪”をより身近にしてくれたのが「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親・水木しげるではないでしょうか。

NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」もまだ記憶に新しいですが、そんな彼が生み出した妖怪たちの世界を楽しめる場所「水木しげるロード」をご紹介します!

どちらを選ぶ!?「べた踏み坂」or「妖怪電車」

どちらを選ぶ!?「べた踏み坂」or「妖怪電車」
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まずは、水木しげるロードがある境港駅へのアクセスです。
松江方面から来られる方は、最近メディアで取り沙汰されている通称「ベタ踏み坂」を通って境港を目指してみてはいかがでしょうか。ちゃんと坂の上まで登れるか心配になりそうなこの橋の正式名は「江島大橋」。島根県松江市八束町と鳥取県境港市渡町との中海をまたいで結ぶ全長1446mの橋。5千トン級の船が下を通れるよう、最上部は約45メートルに達する高さがあり、眺めも抜群です。

米子方面から来られる方は、妖怪電車に乗ってみても楽しいでしょう。JR境線は「JR米子駅(ねずみ男駅)」に始まって、終点「JR境港駅(鬼太郎駅)」まですべての駅に妖怪の名前がついています。

車両も鬼太郎列車、ねずみ男列車、ねこ娘列車、目玉おやじ列車、鬼太郎ファミリー列車などがあり、子どももワクワク。米子駅から境港駅までの約45分の道中、きっと気分を盛り上げてくれるはずです。

1番の人気スポット「水木しげる記念館」

1番の人気スポット「水木しげる記念館」
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水木しげる記念館に一歩足を踏み入れれば、そこはもう水木しげるの世界。一旦、人間界の日常を忘れ、妖怪の世界をちょっと覗いてみましょう!

館内は漫画本を開いて見るような展示があったり、漫画によく登場する妖怪たちが棲んでいる洞窟があったり、昔の日本家屋のあちこちに怪しいものが潜んでいる屋敷があったりと見どころ満載。「ゲゲゲの女房」でお馴染みの水木ファミリーの食卓を再現した、ほのぼのとした空間も必見です!

また、閲覧することができる水木漫画がずらりと勢ぞろい!ここに来れば、水木しげるの作品を心ゆくまで堪能できること間違いなし。1日いても時間が足りないくらいです。運が良ければ、写真のような鬼太郎たちが出迎えてくれることも!一緒に写真を撮ってもらいましょう!

水木しげるロードを彩る「妖怪ブロンズ像」

水木しげるロードを彩る「妖怪ブロンズ像」
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JR境港駅から水木しげる記念館を繋いでいる商店街が「水木しげるロード」。そこには、なんと153体の妖怪ブロンズ像が設置されていて、ひとつひとつ見ていくだけで妖怪博士になれるほどの圧巻の数。

そのブロンズ像の近くで、スタンプラリーが行われています。37個全てのスタンプを集めて、観光案内所へ持っていくと妖怪のイラスト入り「完走証」がもらえます。子どもに大人気なイベントです。

また、この水木しげるロードで「ゲゲゲの大行進」という催しがあります。妖怪たちがJR港境駅を出発し、観光客の歓声に応えながら大行進。記念館に到着後は、大撮影会がスタート。一度に大勢の妖怪たちと集合写真が取れる貴重な体験ができます。

※スタンプラリーの完走証の妖怪イラストは曜日毎に変わりますので、詳細は境港市観光案内所にてご確認ください。
※ゲゲゲの大行進は毎月2回程開催されていますが、詳細は水木しげる記念館ホームページをご確認ください。天候によりパレード中止の場合は、記念館前での撮影会のみです。

鬼太郎ファミリー勢ぞろいの「神戸ベーカリー水木ロード店」

鬼太郎ファミリー勢ぞろいの「神戸ベーカリー水木ロード店」
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妖怪だらけの水木しげるロードを歩いていると、面白い食べ物を続々と発見することができるはず。「鬼太郎ソフトクリーム」といった鬼太郎関連フードから、マグロ水揚げ量日本一の境港ならではの「まぐろバーガー」のようなご当地グルメまでバラエティ豊かなラインナップ。

中でも、鬼太郎・目玉おやじ・ネズミ男・一反木綿・砂かけ婆などを型どったパンを食べることができる「神戸ベーカリー水木ロード店」は、焼き上がりの順番待ちがあるほど人気。写真のような妖怪パンは、なんともユーモラスな顔が可愛らしくて、食べるのがもったいないくらい。

ここにも?あそこにも?妖怪の見どころをチェック!

ここにも?あそこにも?妖怪の見どころをチェック!
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水木しげるロード付近は本当に妖怪だらけ。妖怪おみくじロボットが楽しめる「妖怪神社」や、大きな壁に妖怪たちのイラストが描かれた「妖怪壁画倉庫」なんていうのも。また、鬼太郎と写真が撮れる「鬼太郎写真館」や、「妖怪ポスト」からハガキを出すと、妖怪の消印がついて届くというものもあり、妖怪を思う存分満喫することができます。

交番までもが写真のように鬼太郎仕様。街の至るところに妖怪がいるので、歩いて妖怪探しをするだけでも楽しい場所。街頭やタクシーの提灯が目玉だったりして、まさに妖怪の街です!

境港は、様々な妖怪イベントも開催される「妖怪の街」

境港は、妖怪博士として公式に認定するご当地検定「境港妖怪検定」や、吉本興業や松竹芸能の芸人たちの参加もあるなどハイレベルなコンテストとなっている「妖怪そっくりコンテスト」など、様々な妖怪に関するイベントが開催されており、目が離せません!妖怪の楽しさや、妖怪が教えてくれる日本の良さを体感しに、境港の水木しげるロードにぜひ行ってみてください!

掲載内容は執筆時点のものです。

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