写真：月宮 うさ
地図を見る「ひがしもこと芝桜公園」は大空町にそびえる「藻琴山(もことやま)」の麓、10ヘクタールの広さを誇る芝桜の名所です。
公園の写真を見ると広くて歩くのが大変！と感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、安心してください。園内を走る遊覧車がありますので、登りは遊覧車に乗って、下りはゆっくり芝桜を愛でつつ歩くことが可能。
また、公園内には1周820ｍのゴーカートをはじめ、日帰り温泉・釣り堀などもあり、大人も子供も一日中楽しく遊んで過ごせます。
ひがしもこと芝桜公園の「ひがしもこと」とは、2006年3月31日まで存在した「東藻琴村(ひがしもことむら)」から名付けられています。東藻琴村は女満別空港がある「女満別町(めまんべつちょう)」と合併し、2006年4月1日から「大空町」となりました。
大空町の名前は住民からの公募で名付けられ、「澄み切った大空、そしてその大空の下に広がる実り豊かな大地のもとで、住民が夢や希望を持ち、晴れ晴れした気持ちで暮らしていくことを目指す」という思いが込められた美しい名前です。
写真：月宮 うさ
地図を見るこの美しい10ヘクタールに広がる芝桜の丘は1掴みの株からはじまりました。
驚くことに広い公園に咲く芝桜の約7割は、1977年から8年の歳月をかけて、22年間「ひがしもこと芝桜公園」を管理してきた中鉢末吉さん一人の手によって植えられたものです。
「最初の花は、留辺蘂町(るべしべちょう)から運んだ。亡き姉が終戦直後に一掴みづつもらってきたんだ。」※ひがしもこと芝桜公園ＨＰより抜粋、中鉢末吉さんのお言葉。
当時、畑作農家だった中鉢末吉さんは、この一掴みの芝桜をこつこつと増やし、一人で丘陵を開拓し、大地を耕し、1株1株芝桜を植えてゆきました。
急斜面のため機械を使うことができず、全ての作業が手作業で行われたとのこと。
美しい風景の裏側には、大変な苦労があった歴史を知ってピンクの丘を眺めると、心の中により深く感動が刻み込まれることでしょう。
写真：月宮 うさ
地図を見る「ひがしもこと芝桜公園」に広がる芝桜の丘の頂上付近には、ピンクの鳥居がかわいい「山津見神社」が。ここには山の神様が祀られており、次の神々が信仰されています。
農業の神・商売繁盛の神・海幸の神・狩猟の神・良縁を願われる神・子宝に恵まれる神・安産の神・旅の無事を願える神・交通安全の守り神・酒造りの神
旅の無事を願える神は、今「LINEトラベルjp 旅行ガイド」を見てくれている皆さまにぴったりではないでしょうか？！ここには、たくさんの神様がいらっしゃるので色々なお願い事をきいてもらえますよ。
また、十種の運気を一気に占える"おみくじ"もありますのでぜひ。ピンクの鳥居の前で記念撮影も良い旅の思い出になることでしょう。
写真：月宮 うさ
地図を見る「ひがしもこと芝桜公園」の西向き斜面に芝桜で描かれた牛さんは公園のシンボル「ノンキーマーク」。
ひがしもこと芝桜公園のある大空町は、酪農が盛んで美味しいナチュラルチーズなどの加工乳製品が多く生産される場所。そんな町にぴったりなかわいいマークです。
写真：月宮 うさ
地図を見る「ひがしもこと芝桜公園」限定オススメグルメをご紹介。
ほんのり芝桜色・桜風味の美味しい「芝桜ソフトクリーム」です。酪農が盛んな大空町の美味しい牛乳を使った牛乳ソフトクリームもありますよ。1つで2つの味が楽しめるミックスもオススメです。
「ひがしもこと芝桜公園」までのアクセスは、ＪＲ網走駅より網走交通バスで約50分の大空町東藻琴下車後タクシーで5～6分。レンタカーの場合は、ＪＲ網走駅起点に国道39号線沿いを進み約30分です。(ＪＲ網走駅からタクシー利用の場合も同様です)
春の旅は北海道を東へ、大空の下に広がるピンクの丘「ひがしもこと芝桜公園」におでかけしましょう！
※2016年5月3日～6月5日まで「ひがしもこと芝桜まつり」が開催されます。5月20日～22日はライトアップイベントも開催。詳しくは「ひがしもこと芝桜公園」ホームページを要チェックです！
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(2024/4/25更新)
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