島の周りには数多くのダイビングスポットがあり、サンゴ礁や、回遊する海ガメなど、たくさん見ることができます。とくに、“ゆうぜん” は、伊豆諸島および小笠原にしか生息していない熱帯魚ですが、八丈島ではよく見かけます。運がいいとイルカやクジラに会うこともできます!!
ダイビングのあとは、島の温泉でゆっくり疲れをとることができ、島でとれた魚や、島固有の作物である“あしたば”でつくられた色々なお料理が美味しいです。また、島では独自の焼酎を作っており、これがなんとも島の料理に合います。
ダイビングだけでなく、アフターダイビングも十分に楽しむことのできる島です。
なお、写真は、八丈ビューホテルからの景色です。
八丈島でおすすめのダイビングショップが、"オリーブダイビングクラブ"。初心者から子連れダイバーまで、大変アットホームな雰囲気で、迎えてくれます。
両親がダイビング中でも、子供を預かって、八丈島の楽しい動植物を見せて楽しませてくれる、チャイルドケアサービスも紹介してくれます(但し、事前連絡必要)。
大人が海でダイビング中も、子供はキョン(小さなシカみたいな動物)のいる動植物園や牧場で一日中楽しめます。
なお、写真は八丈動植物園の写真です(入園料は無料!)
八丈島のダイビングは、ボートダイビングか、底土港・八重根港からのダイビングになります。風向きや海況によって、ダイビングショップのベテランインストラクターがその日のポイントを決めてくれます。
ダイビングスーツの選択ですが、5月頃から気温は上がってきても、黒潮が蛇行するため、意外と海は寒いときもあるので、行く前にダイビングショップに問い合わせて、ドライスーツをもしお持ちであれば準備したほうがいいこともあるでしょう。
八丈の海は、八丈ブルーと呼ばれるほどの透明度の高い海、さらに、見られる魚で有名なものは、ユウゼン!!伊豆諸島・小笠原の固有種として知られる、ユウゼンという熱帯魚が、多数見られます。また、ウミガメも時々泳いできますし、バラクーダやカンパチの群れもやってきます。太平洋という絶海の中にあるだけあって、透明度の高い海の中に大物がたくさん見られます。
八丈島でのダイビングスポットとしてよく知られているのは、底土港・八重根港。今回は、八重根の方をご紹介します。
八重根港でのダイビング方法は、基本的に港で器材を背負って歩いて、海にドボン。ジャイアントストライドでのエントリーになります。あがるときは、ロープにつかまって、歩いてのエキジットです。少し、体力使います。
でも、港の中なので、比較的波は穏やか。ダイビング中はストレスが少ないです。また、港の中にもかかわらず、きれいなサンゴ礁がちらほら見られ、さらにアオウミガメが休憩するポイントがあり、高率で出会えます。また、クマノミのお城も立派!!十分に楽しめます。
そして、GW頃には、アオリイカの産卵が見られます。八丈のアオリイカは大きいもので80-90cmあるといわれ、こんな大きなアオリイカが集団で泳いでいる姿は、かなり迫力満点!!
ただ、イカの産卵床までは、やや距離があるので、なるべく無駄なエアーを消費しないようにして、できるだけ長くイカに会えるようにしましょう。
八丈島周辺には多くのダイビングスポットがありますが、最もダイバーがあこがれるのが、ナズマドです。
ナズマドでの一番のねらいは、ユウゼン玉。八丈・小笠原固有種の、ユウゼンという魚が群れを成して泳いでいる姿を、こう呼びます。ユウゼンの黄色と黒のアクセントが群れを成した姿は、非常にきれいです。(ちなみに、写真ではユウゼンは15匹ほどの群れで、これはまだ子玉です)
また、ナズマドは魚影が濃いことでも知られており、カンパチやバラクーダの群れは圧巻です。まれに、運がいいと、イルカが現れることも!!
ナズマドでのエントリー&エキジットは、ロープです。流れが強いので、初心者にはやや不向きかもしれません。また、海況が悪いとナズマドでのダイビングは難しく、いつも潜れるスポットではありませんが、それゆえに、みんなをあこがれさせるスポットになっています。
一度、ぜひとも八丈島を訪れて、サンゴも熱帯魚も大物も見られる、南国感漂う海へのダイビングを体験してみてください。子連れでも、十二分に楽しめるダイビングショップもありますので、子育て中でダイビングはちょっとという方も、臆せずに、八丈島でダイビングに挑戦できます。
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(2024/4/24更新)
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