写真：東郷 カオル
地図を見る通天閣が２本見える場所があるらしい。
いくらハルカスが高さで注目を浴びてるからって、通天閣が２本とは、ちょっと無理がある話しだと思いませんか？
そこで、実際に２本の通天閣を探すべく、夜のジャンジャン横丁へ潜入。まさか２本って、ジャンジャン横丁で酔っ払って通天閣が２本に見える…なんてオチでは？
でも、やっぱり通天閣は１本しか見えません。通天閣さん、負けず嫌いにもホドがあるんじゃないですか？と思いながらも、もう少し探してみることにしましょう。
写真：東郷 カオル
地図を見る通天閣の真正面にあるのが「スパワールド世界の大温泉」。
ここは世界の温泉が大集合している入浴施設で、アジアゾーンとヨーロッパゾーンがあり、それぞれ趣向の違うお風呂が楽しめます。
ただし、両方を一度に楽しめるのではなく、女湯と男湯が入れ替え制ですので注意が必要です。女性は偶数月がアジアゾーン、奇数月がヨーロッパゾーンとなっています。男性はその反対です。
２本の通天閣を探しているのに、なぜスパワールドの紹介なのか？
実は２本の通天閣はこのスパワールドから見ることができるのです。
しかも、ピンポイントでしか見ることができません。写真を良くご覧ください。スパワールドの階段の右側が注目ポイントです！
写真：東郷 カオル
地図を見るスパワールドの階段を昇り、通天閣に向かって振り返ります。先ほどスパワールドを見た時に「右側」と言っていましたが、振り返ることで「左側」となりますので、これからは階段「左側」に注目です。
ありました！２本の通天閣。
スパワールドは最近できた施設ではないですし、この階段も以前からあったものです。最初に気がついた人はスゴイですね！
本当に２本です！
でも普通にここを歩いているだけでは気がつきません。
では、どういった条件で２本になるのか、ご紹介しましょう。
写真：東郷 カオル
地図を見るこの「ＴＷＯ天閣」を撮影するにはちょっとしたコツが必要です。
そのコツが、ご親切にも壁に貼られています。
「こんなピンポイント見つけられないかも…」という心配は不要です。壁の貼紙はこの１枚だけで、しかもスパワールドが貼り出しているので、撤去されることもありませんので、この階段まで行けば簡単に見つけることができるでしょう。
コツは、階段の左側の壁にカメラをくっつけることと、もう一つ重要なのが、階段を３段～６段降りた場所がポイントだということ。階段の一番上で試しに撮影してみましたが、全く綺麗に写りませんでした。ところが４段ほど降りたところで同じように撮影すると、写真のように綺麗に写りました。
スパワールドに行ったら是非お試しください！
昔からの大阪の観光地の通天閣ですが、この２本の通天閣は新たな魅力ではないでしょうか。
ハルカスが注目を浴びていますが、「逆さハルカス」が見られる天王寺公園や、この２本の通天閣も、天王寺・阿倍野界隈の新たな魅力ですね！
ハルカスがある天王寺駅から通天閣のある動物園前駅までは一駅ですので、ハルカスと合わせて是非立ち寄ってみてください！
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(2024/4/24更新)
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