写真:猫乃 みいこ
地図を見るJR特急「旭山動物園号」は、動物の生態をよく知る旭山動物園の元飼育係である、絵本作家のあべ弘士さんがデザインしたラッピングトレイン。
2007年に登場した特別列車が、2013年7月にリニューアルされ人々に愛されましたが、車両の老朽化の為、2018年3月末の引退が決まりました。
「旭山動物園号」には、「動物の棲み家」をテーマに、各車両ごとそれぞれの環境でいきいきと暮らす、旭山動物園の動物たちの自然な姿がダイナミックに描かれています。
5両編成の電車の顔は、1号車「草原のサバンナ号」の先端にはキリンが、5号車「極寒の銀世界号」の先端には、写真のようにホッキョクグマが描かれ迫力満点。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る写真は2号車の「熱帯のジャングル号」。ジャングルに暮らすトラやゴリラなどが描かれています。
3号車は「北海道の大地号」、4号車は「鳥たちの大空号」と、5両の車両全体をキャンパスとして、ダイナミックに描かれたあべ弘士さんのデザインイラストが、美しく魅力的で目を奪われます。
乗車前に車体の記念撮影を楽しむためにも、発車時刻より少し早めにホームに行くことをオススメします。
全席指定席なので、自分の乗る号車がどんなデザインなのかドキドキワクワクすることでしょう。
車体の撮影の後は、いよいよ乗車。車内にもオススメポイントがいっぱいです。
写真:猫乃 みいこ
地図を見るお子さんはもちろんのこと、大人でも心躍る遊び心が満載の車内。自分の乗る車両を確認したら、まずは1号車から探検してみましょう!
1号車は、車両まるごとフリースペース。
カバのボールプールや、絵本を読み映像を見ることが出来るカーペット敷きのモグモグコーナー、キリンの大きさと背比べできる記念撮影ボード、5種類のスタンプコーナーなど魅力がいっぱい。
そして写真のような、かわいくてふかふかの「ハグハグチェア」。シマウマとキリンの親子に挟まれるように座って記念撮影ができますよ。
札幌・旭川間は、約1時間40分。座席で飽きてしまったお子さんを遊ばせるのにも、まるごと遊べる車両はうれしいスペースです。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る各号車にあるのは、テーマに沿った動物のぬいぐるみが椅子になったハグハグチェアコーナー。
各号車ごとにテーマが違っているので、すべての車両を探検したくなります。
写真は、5号車のハグハグチェア「ペンギンの親子」。親ペンギンが子どもペンギンに餌をあげる様子は、愛情あふれる微笑ましい光景。
写真の左側は、座席シートです。自分が座る座席シートにどんな動物カバーが付いているのか、楽しみにしてくださいね。
ホッキョクグマ・カバ・リス・レッサーパンダ・トラ、どれもキュートなデザイン。動物の耳まで付いていてリアルです。
車両の通路には、実物大の動物の足跡が!何の動物の足跡なのか、答えを探してみるのも楽しいですよ。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る車内探検は、できれば発車の前に済ませておくと良いでしょう。
発車後には車掌さんの検札があり、その後に座席を回ってくれるのは、モグモグメイトと呼ばれる着ぐるみのお姉さん。
レッサーパンダ・ホッキョクグマ・ペンギンの中から1人が乗りますので、誰に会えるかお楽しみに。
モグモグメイトと一緒に回ってくるもう一人のお姉さんから、写真の「旭山動物園号 記念乗車証」がプレゼントされます。記念乗車証を首にかけて、モグモグメイトと一緒に写真撮影しましょう。
乗った人しかもらえない限定の乗車証は、レアな旅の記念。写真の様に、往復で絵柄が違うのもうれしいポイントです。
ラストランが近づく「旭山動物園号」。廃止前の今しか乗れない、今しか見られないラッピングトレインに、ありがとうを伝えに行きませんか?
運行区間 札幌・旭川間
運行期間 2018年3月末まで
予約方法 JR北海道、各旅行会社
2018年2月13日の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/25更新)
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