公園の緑を借景にした開放感!「京都水族館」と梅小路公園で遊ぼう!

公園の緑を借景にした開放感!「京都水族館」と梅小路公園で遊ぼう!

更新日:2014/04/14 10:37

2012年3月にオープンし、内陸型水族館として一躍京都の新観光名所となった「京都水族館」。周辺は緑いっぱいの梅小路公園として整備され、春には梅や桜が楽しめ市民の憩いの場となっています。そんな美しい公園の緑が借景として楽しめる「京都水族館」は開放感にあふれ、京都らしい展示も魅力です。
2014年3月には水族館の隣に市電ひろばも完成。梅小路公園とあわせて一日たっぷり遊びましょう!

事前にイルカパフォーマンスの時間をチェック!ちょっとグロいオオサンショウウオに悲鳴?歓声?

事前にイルカパフォーマンスの時間をチェック!ちょっとグロいオオサンショウウオに悲鳴?歓声?
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京都水族館に行くなら、イルカパフォーマンスは見逃せません!できれば事前にホームページでイルカパフォーマンスの時間をチェックしてから行きましょう!入口でスタッフに聞いてもいいでしょう。
館内は1階と2階のシンプルな構造で、順路に従い見学していくようになっています。イルカスタジアムは出口に近い展示の最後の方になりますので、どの時間のパフォーマンスを見るか決めて時間配分して見学していくのがおススメです。

入館してすぐのところは京都の鴨川、由良川をイメージした京の川ゾーンです。
オオサンショウウオが水槽の隅っこの方に折り重なるようにうじゃうじゃいます。かなり大きくてグロテスク。
初めて見た、という子供も多く「うわー」「きもーい」なんて悲鳴?歓声も上がっています。

でもよく見ると目が可愛くて、口にもどこどなく愛嬌があるかも!
オオサンショウウオの匂いを嗅げる展示もあるので、ぜひ体験してみて下さい。

由良川をイメージした奥の展示では、ヤマメやイワナなどの川魚がいます。
上から落ちてくる水の流れや水音に清涼感と安心感を感じ、なんとなく落ち着きます。日本人ならではですね。

光の降り注ぐかいじゅうゾーンとペンギンゾーン!運が良ければエサやりやペンギンの赤ちゃんが見られる!

光の降り注ぐかいじゅうゾーンとペンギンゾーン!運が良ければエサやりやペンギンの赤ちゃんが見られる!
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二つ目の展示エリアはいきなりの半屋外でいい意味で予想外。
光の降り注ぐ、オットセイとアザラシのいるかいじゅうゾーンに出ます。

オットセイがロケットのように泳ぐ姿はとにかく面白い!
思わず目で追ってしまいます。
子供の背の高さほどの凹みからお尻を見たり(ちびっこがたくさん入っていますが、大人も遠慮せず入りましょう!)、はたまた階段を上って、岩場に上がっている姿を観察したり。

運が良ければエサやりの様子も見ることができます。
岩場にいるオットセイが雄たけびのような声を上げながら食事をする光景は意外に迫力がありました!
かわいい顔してやっぱりかいじゅう(海獣)です!

アザラシの水槽は旭山動物園にあるような、円柱形水槽につながっています。
下からプワーと顔を出すゴマフアザラシにお客さんが大喜び。とにかく可愛い!

こちらのかいじゅうゾーンとペンギンゾーンは屋根のある半屋外の展示になります。この屋内と屋外の展示のバランスがいいのも京都水族館の魅力のひとつ。ふと外に目を向けると、目の前に広がる梅小路公園の緑に目を休めることができます。
薄暗い水族館内の展示が苦手で泣いてしまう赤ちゃんも、目が疲れてしまうという高齢の方も大丈夫!
ベンチなど屋外にも休憩スポットがたくさんあります。

大水槽にもエサやりタイムあり!食いしんぼうな海ガメとエイのお腹が可愛い!

大水槽にもエサやりタイムあり!食いしんぼうな海ガメとエイのお腹が可愛い!
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大水槽は1階2階の大小様々な窓から楽しむことができます。
通路天井に空いた丸い穴から魚のお腹を見上げたり、
サメのいる暗い穴を覗いたり、
イワシのトルネードを近くで見たり、
珊瑚や熱帯魚の水槽だと思ったら大水槽の海ガメが後ろから顔を出したり、と色々面白い仕掛けがあります。

そして大水槽にもエサやりタイムがあります。
魚たちがざわざわ色めきたつ様子が面白いです。
子供がダイバーさんとじゃんけんをしてエサをあげる魚をどれにするか決めたり、食いしんぼうな海ガメが邪魔をしたりと、とても楽しいパフォーマンスです。お腹側にあるエイの口がよく見えるように、ガラス近くでエサをあげてくれるので、たれ目の笑顔のようなエイのお腹がたくさん見れたりもします。

エサやりの時間はその日の状況で決めているようで、事前にホームページなどに掲示はありませんが、11時から午後2時半の間にあるそうです。
当日大水槽周辺のスタッフに聞いてみて下さいね。

イルカスタジアムには早めに行って待ち時間に腹ごしらえしよう!

イルカスタジアムには早めに行って待ち時間に腹ごしらえしよう!
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イルカスタジアムへは、パフォーマンスの始まる30分前には入って席を確保しておきましょう。
座席でも飲食可能ですので、開始時間まで腹ごしらえするのもいいですね!

スタジアム横のスタジアムカフェや、少し先に行ったハーベストカフェの「京漬物ドッグ」、「男前豆腐店の豆乳ソフトクリーム」、かいじゅうゾーンにあるカフェの「すいぞくパン」などが人気です。

イルカスタジアムからの景色は開放的で何ともいい眺めです。
目の前に広がる公園、新幹線、東寺の五重塔を背景にイルカがジャンプ!

派手な演出はありませんが、観客がイルカと握手をしたり、音楽も穏やかでほのぼのした印象です。
ひれや口を開いて歯を見せてくれたり、イルカの体の特徴や行動を分かりやすく説明してくれ、勉強になります。

パフォーマンス自体は15分程度ですが、パフォーマンスの前後にもイルカが目の前を自由に泳いでいる姿を見ることができます。
好奇心旺盛なイルカ達が顔を見に来てくれるかも?!

開放感たっぷり京の里山ゾーンで京野菜や自然について学ぶ!ちびっこは公園と市電ひろばでも遊んで帰ろう!

京の里山ゾーンは、棚田や畑を含めた里山を再現した庭園です。
夏には賀茂ナスなども栽培されていたり、田んぼや用水路にメダカやオタマジャクシ、タニシなどの生き物を観察できます。
小さい生き物探しに夢中な子もいれば、用水路をジャンプして走り回っている子も。目の前に公園の緑が広がる開放的な空間では、子供だけでなく大人も童心に帰って生き物探しを楽しんで。

そして子供達が遊び足りないようでしたら、ぜひ目の前の梅小路公園で思いっきり遊ばせてあげましょう!
広い芝生に梅や桜が咲き、夏には水遊びができる小川もあります。

また水族館横には2014年3月「市電ひろば」がオープンしました!
車両を利用した電車グッズのショップとカフェがあります。ここのカタカタつりかわパン、新たな名物になりそうです!
この「市電ひろば」から「すざくゆめ広場」へは土日祝のみチンチン電車が走っています。(片道150円 一日乗車券300円 )
「すざくゆめ広場」には全長14mのすべり台のある遊具施設もできました。

さらに西側にはSLに乗車できる人気の梅小路蒸気機関車館もあり、魅力たっぷりの梅小路公園。
お時間があればぜひ散策してみてくださいね!
なお、梅小路蒸気機関車館については筆者の別の記事で詳しく紹介していますので、よろしければ最下部MEMOのリンクよりご一読下さい。

開放感たっぷり京の里山ゾーンで京野菜や自然について学ぶ!ちびっこは公園と市電ひろばでも遊んで帰ろう!
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新幹線まで3時間あれば立ち寄れる手軽さもウリ!

京都水族館の最大のウリは、抜群の立地の良さにあります。
JR京都駅西口から西へ、JR在来線の線路に沿ってまっすぐ15分で梅小路公園に突き当たります。京都水族館はこの梅小路公園内にあります。
このルートが分かりやすくお勧めです。

不安な方や時間のない方は京都駅からバスを利用しましょう。
週末は水族館シャトルも出ています。バス一日乗車カードで水族館の入場券が200円割引になります。

元気な子連れファミリーには一日たっぷり遊べる京都水族館と梅小路公園ですが、時間がない方は新幹線の時間まで3時間あれば立ち寄ることもできます。
ぜひ京都へご旅行の際には観光プランに入れてみてくださいね!

<京都水族館 入館料> 2014年4月1日以降の改定後の料金

大人     2050円
大学・高校生 1550円
中・小学生  1000円
幼児(3歳以上) 600円

年間パスポートは大人4100円で2回行けば元が取れてお得!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/03/17 訪問

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