海抜0メートルからの東京水上散策「隅田川 クルージング」

海抜0メートルからの東京水上散策「隅田川 クルージング」

更新日:2013/01/11 17:34

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
隅田川にかかる12の橋をめぐるクルージング(約40分)が出来る水上バス。のんびり歩いて下町散策するのもいいですが、船を利用すれば東京の一味違った景色や下町の魅力に出会えます!

1階部分はレストランも併設、隅田川の地ビールも楽しめる

1階部分はレストランも併設、隅田川の地ビールも楽しめる

写真:安藤 美紀

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浅草駅から徒歩3分のところに水上バス乗り場があります。レトロな雰囲気の水上バスから、 宇宙戦艦ヤマトの作者、松本零士さんプロジュースのもの(ファンの方にはたまりませんね!)まで、10種類もの水上バスが運航しています。私が乗船したのは、緑と白のクラシカルなデザインの水上バスでした。


水上バスは、2階建て構造になっています。1階の後部デッキは、ちょっとエンジン音が大きいのですが、開口部が広いのでドーンと広がるパノラマの景色を満喫出来ます。風も感じるので、気持ちいいですよ。アナウンスよりも、景色優先で楽しみたい方はおすすめです(^-^ )


1階には半地下があり、レストランも併設されています。レストランには、隅田川地ビールもありました。ビール片手にほろ酔い加減でクルージングなんていうのも最高ですね!

隅田川から眺めるスカイツリーは格別です

隅田川から眺めるスカイツリーは格別です

写真:安藤 美紀

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水上バスの一番の魅力は12の橋を渡りながら、東京の景色を改めてじっくり見直すことが出来ること。都会を流れる川なので、橋が多く、陸からの景色とはまた全然違った雰囲気になります!スカイツリーと橋を同時に楽しめるのは、水上バスならではですね (^-^)ノ

隅田川で唯一、二層式構造になっている隅田川大橋

隅田川で唯一、二層式構造になっている隅田川大橋

写真:安藤 美紀

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この橋は、首都高速9号深川線建設にあわせて造らたもの。先に下段の隅田川大橋が造られ、その翌年に上段の高速道路が開通しています。隅田川にはたくさん橋が架かっていますが、二層式構造になっているのは唯一、隅田川大橋だけ。

デザインよりも機能性を重視した隅田川大橋は、大都会東京らしい橋と言えるでしょう^^

巨大な橋の下をくぐるから、大興奮!

巨大な橋の下をくぐるから、大興奮!

写真:安藤 美紀

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この黄色い橋は、「くらまえ橋」といいます。橋の名前は「蔵前通り」にちなんで付けられました。また、橋全体が鮮やかな黄色で塗装されているのも特徴的。他にも、つくだに橋や吾妻橋のような変わった名前の橋も多くみられるんです。

この橋のように、個性的な橋をくぐっていくときには、船内のアナウンスに耳を傾けて説明を聞いてみるといいでしょう。※途中でエンジン音がけっこう響いて船内のアナウンスが聞こえないことがあるので、そういう時には音声ガイド(1本300円)を利用してみるといいですよ。音声ガイドには、隅田川にまつわる橋やスカイツリーなどの観光スポットに番号が付けられていて、その番号を押せば説明が聞けるようになっています。

橋は思ったよりも低くて、水上バスはギリギリのところを通っていきます。「もしかして、ぶつかる?」と、興奮してドキドキ。結構スリリングです!

フランスのデザイン会社がデザインした「中央大橋」

フランスのデザイン会社がデザインした「中央大橋」

写真:安藤 美紀

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この写真の橋は、中央大橋です。フランス映画に出てくるようなお洒落な橋ですね。中央大橋は日没から夜10時まで白色の水銀灯とあたたかみのあるオレンジの光でライトアップされます。とってもロマンチックなので、デートにおすすめ (^0^)

変わっていく東京の景色と、変わらずに残り続ける東京の景色、両方を楽しむことが出来るのが水上バス。心地よい風に吹かれながら、いつもと違った景色を眺めに来て見ませんか?

【水上バス 浅草 乗船場】
住所 : 〒111-0033 東京都台東区花川戸1-1-1
営業時間:9:30〜

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掲載内容は執筆時点のものです。 2012/09/07 訪問

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