東洋一の鍾乳洞!沖永良部島「昇竜洞」と周辺スポットをご紹介!

東洋一の鍾乳洞!沖永良部島「昇竜洞」と周辺スポットをご紹介!

更新日:2014/04/01 16:29

奄美群島の南西部に位置する鹿児島県沖永良部島。鹿児島からフェリーで約17時間・飛行機で約1時間半。那覇からフェリーで約7時間・セスナ機で約1時間と鹿児島県本島より沖縄県に近い島。ほとんどが石灰質の島で、非常に高低差の激しい地形が特徴です。多数の鍾乳洞が存在し、中でも一般公開されている昇竜洞の素晴らしい自然の彫刻は感動ものです。周辺スポットでも自然の彫刻が沢山!幻想的な自然の彫刻を見に行きましょう。

幻想的な世界へ 昇竜洞入り口

幻想的な世界へ 昇竜洞入り口
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鹿児島県の天然記念物に指定されている昇竜洞は、沖永良部島の西南部にあります。昭和38年に発見された鍾乳洞で、全長3,500mのうち一部の600mのみが一般公開されています。鍾乳石・石筍・石灰華などが随所に発達し、幻想的な素晴らしい世界を作り出しています。こちらは様々な亜熱帯植物が、訪れる人の目を楽しませてくれる入口です。階段を降りると、チケット販売カウンター・休憩スペース・トイレがあります。帰りの出口は、違う所になりますのでご注意ください。両方に駐車場があり、「入口駐車場」を利用すると400m程戻る形になります。逆に「出口駐車場」を利用すると、入口まで400m程歩いて入場になります。

自然の彫刻に感動する「昇竜洞」

自然の彫刻に感動する「昇竜洞」
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石段を下りて、薄暗い昇竜洞へと入って行きます。順路に沿って進むと、センサーでライトが点灯しますのでご安心ください。
全体に鍾乳石の発達が素晴らしく、特にとろりと流したクリームのような形状の、フローストーンの規模は全国でも最大級です。洞窟の中には光を当てるときらきら光り、大変美しい場所がいくつもあります。横向きに歩かないと通れない道幅の「カニの横歩き」。屈まないと通れない「長寿の門」。幻想的な光の演出がされている「クリスマスツリー」。赤の鳥居がある「昇滝神社」など見学者に彫刻の素晴らしさだけではなく、歩く楽しみも与えてくれます。約600mの太古の謎の幻想的な世界を抜け出口へ。出口には休憩所とトイレが完備されています。

■開館時間 9:00〜17:00(入洞は16:30まで)
■休館日  年中無休 ただし、台風、大雨時は入場制限あり
■入場料  高校生・大人1,000円、小中学生500円、4〜5歳児200円

旅行者への強い味方!「青の案内板」

旅行者への強い味方!「青の案内板」
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沖永良部島を周っていると、到る所に写真の様な「青の案内板」が見受けられます。矢印表示の下には地図も付いていて、現在地が確認できて非常に解りやすく、旅行者への強い味方です。

皇族の方の御清遊の地、「屋子母(やこも)海岸」

皇族の方の御清遊の地、「屋子母(やこも)海岸」
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沖永良部島の南部にある屋子母(やこも)海岸。広い砂浜と沢山の岩が自然の彫刻を見せてくれています。夕日のスポットだからでしょうか、公園のようなベンチもあります。旅行者用の「青の看板」を目印に県道620号線から海岸方向へ入って行きますが、途中で道が狭くなり不安になるかもしれません。民宿が近くにあるのと屋子母(やこも)海岸入り口に、『常陸宮殿下、妃殿下「御清遊の地」』の碑がありますので、それを目印にお進みください。駐車スペースは数台分あります。

沖永良部島らしい海岸「ビーチロック」

沖永良部島らしい海岸「ビーチロック」
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こちらも沖永良部島の南部にある、美しい海岸ビーチロック。知名町の指定文化財になっている海岸で、砂浜もありますが殆どが炭酸カルシウムのセメント作用によりできた石灰質の板状の岩です。島全体が石灰質である沖永良部島らしい海岸ですね。平らな岩が敷き詰めている海岸は、砂以上に白い板状の岩に感動ものです。こちらも県道620号線から「青の看板」を目印に入って行きます。ビーチロック入口は、車が乗り入れないように「大きな砂山」が二つありますので、それを目印に行ってください。入口の前に駐車スペースが数台分あります。

最後に

自然の彫刻に感動する沖永良部島。こちらのコースは自転車で周って約5時間でした。島全体が山のような感じで、昇竜洞から県道620号線まで出ても、非常に高低差の激しい道が続きますからレンタカーもしくはレンタバイクがお勧めです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/03/15 訪問

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