黒川温泉郷は広大なカルデラで知られる阿蘇山の北、阿蘇郡南小国町にあります。
黒川温泉郷がここまで自然と一体化した温泉街になったのは、温泉宿「新明館」代表取締役で「観光カリスマ百選」にも選ばれた「後藤哲也さん」の功績が関わっています。
後藤さんは、黒川温泉郷の露天風呂と街が自然と一体化するような造りになるよう指導をされ、このような人気温泉街が生まれたのです!
黒川温泉郷では、全ての旅館の露天風呂を時間制で開放しており「入湯手形」でお得に巡ることができます!
この手形を各旅館や「風の舎」で1,200円で購入すると黒川温泉街にある24軒の露天風呂の中から3ヶ所に入浴する事ができます。通常1軒500円かかるので少しお得です!
手形の裏にはシールが3枚ついており、各フロントで入湯手形を見せるとシールを剥がしてスタンプを押してくれます。有効期限は半年です。
開放感たっぷりの広い露天風呂を求めている方へのおすすめは「旅館山みず木 幽谷の湯・森の湯」、「やまびこ旅館 仙人風呂(大)」、「黒川荘 びょうぶ岩露天風呂」などです。
使い終わった手形は持って帰ってコースターにしたり、こうして「地蔵堂」に奉納することもできます。
黒川温泉を代表する撮影スポット、「丸鈴橋」からは四季の木々と温泉宿「ふじ屋」が融合した素敵な風景を見ることが出来ます。
黒川温泉に流れる川沿いの道「川端通り」には抹茶や白玉甘味の和のスィーツが楽しめる「茶房 白玉っ子」やお食事処、お土産屋などが並びます。
そして地蔵堂にたどり着くと左手に「顔湯」を発見!
「ふもと旅館」の玄関前にあり、顔を当ててみると蒸気がとても気持ち良いです。手書きがかわいい〜♪
右手には「いご坂通り」があり地酒屋やお菓子屋など、黒川温泉郷らしさを味わうことが出来ますよ!
温泉もさることながら宿でも楽しみたいという方に是非おすすめしたいのが「いこい旅館」です!
敷地内にはオープンエアーで寛げるノスタルジックな囲炉裏と足湯があり、玄関先には温泉たまごの湯気が立ち、なんとも雰囲気の良い温泉宿なのです。
館内は木造の温かみのある造りで、貸切を含む趣向の異なる13の湯があり、ここだけでも充分湯めぐりが楽しめます。
泉質は硫黄、明バン、食塩からなる硫化水素泉で、特に創傷、神経痛、リウマチ、神経衰弱、ヒステリーなどにとても効果があるそうです。
黒川温泉郷には、珍しい立ち湯が楽しめる宿があります。「もしもツアーズ」で「日本一深い露天風呂」として紹介されたいこい旅館の立ち湯は、深さ約1.5メートルで二本の竹につかまって立ったまま入ることができます。竹につかまって浮かんでいるととても不思議な感覚を味わえます。
いこい旅館の夕食は、馬刺しなど地元阿蘇小国の旬な食材を使って作られる和食会席料理で、阿蘇あか牛や大阿蘇赤鶏など、3種のご当地メインから選ぶことができ、量も内容も充実しており心から満足できます!!
夕食中、おでんを好きなように取れるサービスや、夜食にぜんざいのサービスもあり、非常に細やかな心遣いが感じられる宿なのです!
囲炉裏は夜遅くまで火が灯されているので寝る前に寄ってみたりもできます。いこい旅館に泊まる方々とおしゃべりしたり…ゆったり過ごすことができる癒しの空間です。
客室にはとてもかわいらしい急須があります。この急須は、お客さんから『かわいいので販売してほしい』という要望がたくさんあった為、売店で販売するようになったそうです。
また、いこい旅館の売店では自慢の湯「美人の湯」の泉質を生かしたオリジナルコスメが購入できます。
新鮮な空気を感じながら、趣向を凝らした露天風呂巡りを体験してみませんか?
自然に囲まれた露天風呂でゆったり過ごす、黒川温泉郷での休日はきっと格別なものになることでしょう!
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