夢千代の里で夢探し〜日本最高温98℃の湯村温泉

夢千代の里で夢探し〜日本最高温98℃の湯村温泉

更新日:2014/02/04 11:20

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者
湯村温泉は、兵庫県と鳥取県の境に程近い温泉。1980年代、一世を風靡した吉永早百合主演の『夢千代日記』というNHKの連続ドラマの舞台となったことで、注目を浴びた温泉地です。日本最高の98℃の源泉と豊かな湯量の温泉で、ホッコリした1泊2日はいかがでしょう。

荒湯の湯気は、熱い!

荒湯の湯気は、熱い!

写真:SHIZUKO

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湯村温泉の最大の観光場所は、荒湯。

98℃の源泉が湧き出る春来川。100℃近い温泉なので、野菜を茹でたり、卵を茹でたり。これがなんとも楽しいんです。湯量が豊富なので、各家庭にも温泉が引かれているというのですから、都市部に住む人間にとっては、羨ましい限りです。

湯気がモウモウと立ち上る荒湯のそばにある売店で、卵やトウモロコシ、さつまいもなどを買って、自分で“茹で”体験が出来ます。茹で上がった卵を、川沿いの足湯に浸かりながら食べるのは、最高に楽しい。足湯は15分も浸かれば、足が軽がる。暑い夏でも、気持ちよさは格別。

但馬牛は、神戸ビーフのルーツ

但馬牛は、神戸ビーフのルーツ

写真:SHIZUKO

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兵庫県の北部・但馬は、日本が誇る高級牛肉のルーツ・但馬牛の産地。湯村温泉に行ったら、やっぱり絶対食べたいですね。とは言うものの、旅館に泊ると、朝・夕二食ついている場合がほとんど。なかなかご当地グルメを食するチャンスがないです。

そんな時でも、コロッケやミンチカツなら食べられます。

お勧めは、但馬ビーフのはまだのコロッケ。浪花っ子なので、たこ焼きと同様、あちこちでコロッケは食べますが、ここのコロッケは絶品。ちゃんと牛肉の味がします。このコロッケ食べるためだけに、湯村温泉に行ってもいいくらい。

場所は夢千代館の隣です。ちょっとお散歩すると、すぐに出会えます。

ライトアップ

ライトアップ

写真:SHIZUKO

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湯村温泉でも、ライトアップが開催されているので、夜のお散歩も楽しいです。温泉街に付き物の、妖しいスナックや劇場は姿を消しています。この温泉地を、ファミリー向けにシフトしたいという地元の方の思いなのでしょうか。

夜遅くに歩いても、全く不安を感じない温泉町は、女性には嬉しいです。

暗くなったらいよいよ夢探し。ライトアップされた橋を見つけたら、いよいよ夢という文字を捜してください。山の中腹に浮かび上がりますよ。20分に一度、点灯される夢の文字。どこにあるかは、行ってみて探してくださいね。見つけると、ああっ! あったー!って嬉しくなるはず。

ちょっと足を伸ばして、鳥取砂丘へ

ちょっと足を伸ばして、鳥取砂丘へ

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鳥取砂丘は、日本にいながら、中近東の砂漠にいるような錯覚に陥らせてくれる場所。

意外と狭いなー、なんて思う人もいるでしょうが、自分の目に映る範囲だけで考えれば、やはりとても特異な場所です。夏の観光客の多い時期もいいけど、冬の人気のない砂丘は、とても素敵です。朝早くにしか見られな風紋に、雪がさりげなくくっついて、その場にいる人だけが感動できる風景を作り出してくれます。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/09/15−2012/09/16 訪問

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