大阪の隠れスポット・南河内で遊ぼう!

大阪の隠れスポット・南河内で遊ぼう!

更新日:2012/12/27 15:02

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者
かつて河内の国と呼ばれていた大阪府の東部、生駒山から金剛山に沿った大阪平野の南部。都市部から近いのに、自然豊かな変化に富んだ楽しい地域です。ぶどうの名産地でもあり、農業地帯でもあります。また、『芽が出る不動さん』で人気の滝谷不動も一見の価値アリです。

サバーファームで収穫体験

サバーファームで収穫体験

写真:SHIZUKO

地図を見る

夏から秋にかけては苺や、梨、葡萄などいろんな収穫体験が出来ますね。収穫するだけなのに、どうしてこんなにワクワクするのでしょう。

8月最終日曜日。ぶどう狩りに行ってみました。いつ以来? もしかして、人生初かな…。収穫体験って、それだけでとっても楽しいですよね。

その時のぶどうは、スチューベン。入り口で、籠とはさみを受け取って、自分の好きな場所でぶどうを収穫。レジャーシートも貸していただけるので、座って食べられます。棚仕立てのぶどうは、かなり低めなので身長が高いと腰が…。でも、やっぱり楽しいです。

サバーファームの入園料700円とは別に、900円でぶどう食べ放題。お土産2房付きです。JAF会員割引もあります。車で行かれる方なら、これはお得。入園料がひとり500円になります。

とても気持ちのいい農業公園

とても気持ちのいい農業公園

写真:SHIZUKO

地図を見る

サバーファームは、甲子園球場の5倍の広さの農業公園です。

エントランスを入ると、広々としたお花畑。あちこちで、職員の方が農作業されています。しばらく進むと、延々とブドウ畑が続いてます。ここは本当に大阪府なのって思うくらい、のびやかな風景です。園内にバーベキューハウスがあり、とってもいい匂いがしてます。新鮮な採れたて野菜が食べ放題ですから、嬉しいですよね!

10月6日から8日まで、秋の収穫祭も開かれます。新鮮野菜の直売や、さつまいもやさといも、しし唐、ピーマンなんかの収穫体験もできます。

ぶどう狩りは、本来、9月の末まで出来る予定だったのが、かなりの人気でぶどうが少なくなってきたそうで、早めに終了してしまうかもしれないそうです。

こちらで採れるぶどうは、ピオーネ・ベリーA・ヒムロット・巨峰・バッファロー、そして8月末のスチューベンなどです。

自然と触れ合うって、日常の心の汚れが綺麗になる気がします。
収穫させていただくことで、少し、生産的な仕事に関わったような充実感。これがきっと、大切なんでしょうね。皆さんも土に触れる体験をしに、お出掛けしてみてはいかがですか?

日本三不動のひとつ・滝谷不動明王寺

日本三不動のひとつ・滝谷不動明王寺

写真:SHIZUKO

地図を見る

日本三大不動で、室町時代に、弘法大師の化身といわれる盲目の老僧が、不動明王を熱心に礼拝していたところ、目が見えるようになったという言い伝えから、「目の神様」「芽の出る不動様」などと呼ばれ、人気のあるところ。毎月、8・18・28日にご本尊がご開帳されるそうです。

境内は道を挟んで二箇所に分かれてます。

山門をくぐって、本堂でお参りした後、鐘をつかせていただきましょう。観音堂を越えると、ゆるい坂道。多宝塔まで登っていきます。多宝塔に着くと、道路の向こうの山に中腹に三宝荒神堂がみえます。緑に朱塗りのお堂、澄んだ青空。気持ちいい風が吹いてます。

身代わりどしょう

身代わりどしょう

写真:SHIZUKO

地図を見る

山を降りて、向かい側の行場の方へ。

一願不動堂で、ロウソクとお線香をあげて、心をこめてお願いした後、こんなものを見つけました。

『身代わりどじょう』です。

滝行場から流れてくる川にどじょうを流して、どじょうに滝行をしてもらうんですね。初めて見ましたが、うーん、ここに来てどじょうに身代わりしてもらえるなら、なんとしてもそうしたいって人、いっぱいいるでしょうね。

そして、また、階段を登ると、惣拝所があります。ステンドグラスの曼荼羅の向こうにブロンズの聖観音。太陽の光に輝いて、思わず手を合わせます。曲線の美しい西国三十三箇所堂でお砂踏み。もう少し登って、先ほど対岸から見た三宝荒神堂。多宝塔が美しいです。

ゆっくり巡って、一時間くらいのお参り。
地元の人中心の隠れスポット。お参りして、ぜひ『芽が出る』お不動さんと出会ってみてくださいね。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/08/25−2012/08/26 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -