UFOの町にある能登の宇宙科学博物館!〜コスモアイル羽咋〜

UFOの町にある能登の宇宙科学博物館!〜コスモアイル羽咋〜

更新日:2014/03/11 16:52

よしおかのプロフィール写真 よしおか フォトグラファー
未確認飛行物体と言われる「UFO」。全世界で目撃情報がありながら、謎が多く、未だ解明に至っておりません。そんな「UFO」で地域おこしをしている町が能登半島の入り口に位置する、羽咋(はくい)市。
今回紹介する「コスモアイル羽咋」は、UFOの町・羽咋にある「NASA特別協力施設」の宇宙科学博物館。宇宙にまつわる珍しい展示物が充実しており、日常では味わうことのできない未知の世界を体験することができます!

羽咋市に残る「そうはちぼん伝説」!古来からUFOらしき物体が何度も到来!

羽咋市に残る「そうはちぼん伝説」!古来からUFOらしき物体が何度も到来!

写真:よしおか

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全国的に「UFOの町」として知られている羽咋市。全国の宇宙ファンから注目を集めている地域です。

そもそも、どうして羽咋市が「UFOの町」と呼ばれるようになったかというと、UFOと思われる物体が登場する地元の昔話、「そうはちぼん伝説」が残っていたことが由来だとされています。

「そうはちぼん」とは、仏教で使われる仏具のことで、楽器のシンバルのような形をしています。昔話の中ではこの「そうはちぼん」に似た物体が夜な夜な不気味な光を発しながら羽咋市の空を飛んでいた、と記されているのです。さらに「そうはちぼん」が飛んでいたとされる地域では、人がさらわれたという神隠し伝説も残っています。そのほかに、UFOらしき物体にまつわる古い巻物が残されていることから、羽咋市が「UFOの町」と銘打って地域おこしを始めたのです。

「UFOの町」羽咋市に来たからには、是非訪れていただきたい場所が、宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」。羽咋駅から徒歩で約10分ほどのところに位置しています。また、駅と「コスモアイル羽咋」間を結ぶ地域循環バス「るんるんバス」も運行しているのでアクセスも便利。気軽に立ち寄れます。

「コスモアイル羽咋」はUFOの形をした大きなドーム型の建物で、その横にある大きなロケットが特徴です。

実際に宇宙へ行った宇宙船も展示!国内唯一のNASA特別協力の宇宙科学博物館!

実際に宇宙へ行った宇宙船も展示!国内唯一のNASA特別協力の宇宙科学博物館!

写真:よしおか

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コスモアイル羽咋は、NASAの特別協力施設ということもあり、館内には月面移動に使用する実験機や、大気圏へ再突入する時に摩擦によって黒く焦げてしまったカプセル、1960年代に旧ソ連が行った人類初の有人宇宙飛行で使われた宇宙船など、名前を聞くだけで興味がそそられる機材がズラリと並びます。

想像以上に本格的。また、実際に使用された機材があるということも驚愕!宇宙について知識がまったくない方でも、テレビモニターで解説されている機材もあるので、理解が深まります。

解剖された宇宙人?宇宙に興味のない方にも一見の価値あり!

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写真:よしおか

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コスモアイルの展示室に並ぶのは、宇宙開発や探査活動で実際に使用されていた機材の他、来館者から募ったUFOの写真や目撃情報、解剖された宇宙人の模型など、不気味で怪しげな展示があちこちに。隕石にも触れることが可能です。

何もかもがリアルでゾクゾクしてしまいます。実は小さなお子様よりも大人の方が楽しめる空間なのかもしれません!宇宙に興味がある方でも、興味のない方でもきっと楽しめる場所です!

また、館内は写真撮影が自由となっていますので、機材と一緒に写真撮影が可能です。能登半島の観光の思い出に、少し変わった記念写真をいかがですか?

宇宙人・サンダー君がコスモアイルを紹介!館内のショップにある宇宙食もお土産にオススメ!

宇宙人・サンダー君がコスモアイルを紹介!館内のショップにある宇宙食もお土産にオススメ!

写真:よしおか

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近年話題になっているゆるキャラ。コスモアイル羽咋にも「宇宙人・サンダー君」というキャラクターが存在します。その姿は不気味感たっぷりですが、ゆる〜くコスモアイルを紹介してくれます。

コスモアイルの職員でもあるサンダー君は地球観光の途中で宇宙船が壊れ、近くの砂浜に着陸してしまい、壊れた宇宙船の修理代を稼ぐために「コスモアイル羽咋」でアルバイトしているのだとか。土曜、日曜を中心に、来館者を迎えたり、イベントに参加しているのだそうです。

また、館内はショップも充実。グッズで一番の人気を集めているのが、宇宙食。多様な宇宙食が販売されているショップは日本でも非常に珍しいことだと思います!その他にも宇宙人グッズがたくさんあり、マニアにはたまりません。能登での少し変わったお土産としていかがですか?

羽咋市には「UFO」にまつわる食べ物がいっぱい!

羽咋市には「UFO」にまつわる食べ物がいっぱい!

写真:よしおか

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「コスモアイル羽咋」のあとは羽咋市内で、ランチや夕食はいかがでしょう。「UFOの町」羽咋市内には、UFOにちなんだ様々なグルメがあるのです。

石川県金沢市に本社を置く「ゴーゴーカレー」羽咋店では、「UFOカレー」がメニューにあり、宇宙人を思わせるウインナーとUFOに見立てた目玉焼きがのっています。「お食事処 かわら」には「UFOラーメン」、「お好み焼きRuRu」には「UFO玉」などなど。

小腹がすいたら、「パスタ&カフェ オレンジガーデン」の「UFOパフェ」がオススメ。ケーキの円盤、ジェラートとフルーツがこんもりと盛られており、宇宙の神秘を現すために(?)火花を散らす花火が刺さっている、なんとも不思議なパフェ。お値段は羽咋にちなんだ891円(2014年3月現在)。そのほかにもケーキ・ホームベーカリー「モリモト」にあるパン「う!宇宙人?!」は891とチョコペンで書かれており、かわいらしい一品。

まだまだUFOグルメがてんこ盛りの羽咋市!いろんな味を堪能してください!

宇宙世界の夢とロマンを与えてくれる「コスモアイル羽咋」!

羽咋市は今もなお、UFOの目撃者が絶えないと言われています。

UFOや宇宙人が実際に存在するのかどうかは、未だに未解決。ですが、本当にいるとしたらなんだかワクワクしますよね。

宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」は、宇宙好きや親子連れに人気のレジャースポット。子どもにはもちろん、大人にも宇宙世界への夢とロマンを持たせてくれることでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/10/27 訪問

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