川越・かおり風景100選に選ばれた『菓子屋横丁』をぶらり散歩。

川越・かおり風景100選に選ばれた『菓子屋横丁』をぶらり散歩。

更新日:2014/02/25 13:51

牡丹餅 あんこのプロフィール写真 牡丹餅 あんこ フリーライター
小江戸川越のメイン通りである『蔵造りの街並み』からちょっと外れた場所に『菓子屋横丁』はあります。この横丁には、明治初期からお菓子を製造販売している店舗や駄菓子屋さんが並んでいます。横丁界隈はふんわりとお菓子の香りが漂い、訪れる人たちを懐かしい気持ちにさせてくれます。そんな菓子屋横丁は、環境省から『かおり100選』として選ばれました。郷愁漂う小江戸川越・菓子屋横丁をぶらりお散歩してみませんか?

昭和ロマン漂う横丁はお菓子好き必見の観光スポット!

昭和ロマン漂う横丁はお菓子好き必見の観光スポット!

写真:牡丹餅 あんこ

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たくさんの人で賑わっている『菓子屋横丁』は、歴史ある菓子店が軒並み連なっており、その風景は昔懐かしい下町の路地にも似ています。店先にはお菓子だけでなく、懐かしいおもちゃなども並んでいて、子供が大人に遊び方を教わったりしていますが、教えている大人の方がおもちゃに夢中になってしまい、どっちが子供なのか分からなくなってしまいます。ソフトビニール製の刀を買ってチャンバラごっこもできますし、ベーゴマやけん玉でも遊べます。さぁ、ココに来たら大人も子供も関係ありません!お菓子と昔懐かしいおもちゃを存分に堪能しましょう☆

思わず大人買いしたくなる懐かしい駄菓子がズラ〜リ!!

思わず大人買いしたくなる懐かしい駄菓子がズラ〜リ!!

写真:牡丹餅 あんこ

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店先にはニッキやハッカなど手作りの飴が所狭しと並んでいます。金平糖やどんぐり飴を量り売りで販売しているお店もありますので、好きなものを好きなだけ購入することができます。色とりどりのお菓子を専用容器に詰めて、オリジナルのお土産を作ることも可能です。

天気の良い日はアイスキャンディーを食べたり、ビンラムネを飲んだりしながら歩いている姿を多くみかけます。横丁のさまざまな場所で、大人と子供が一緒になって駄菓子を食べている姿は、普段あまり見かけない光景ですよね(笑)
菓子屋横丁には親子三世代で訪れる観光客がとても多く、各世代思う懐かしさは違うけれど、駄菓子から感じ取れる郷愁はどの世代もみんな一緒みたいですね☆

創業大正三年から続く伝統の味は素朴で懐かしさがいっぱい。

創業大正三年から続く伝統の味は素朴で懐かしさがいっぱい。

写真:牡丹餅 あんこ

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こちらは大正三年の創業以来、飴づくり一筋の『玉力製菓 』。天然の素材にこだわり、素朴で伝統的な味を守り続けています。現在90年近く続く玉力製菓では、3代目のご主人と4代目の息子さんの他に、お二人の奥さんたちも一緒にこの伝統的な飴づくりを支えています。
飴づくりは温度が大事なため、熱々のまま作業します。飴を素早く伸ばし、数種類の色を手際よくまとめて『金太郎飴』を作っています。トントンとテンポ良く叩かれる包丁の音が、なぜか心地よく感じるのがなんとも不思議です。

こちらの玉力製菓さんではなんと、予約があれば飴づくりの見学をさせてくれるそうです!!職人の技を間近で見学したい方は予約をしてみてください♪

手作りの焼きせんべいが焼き立てで食べられる。

手作りの焼きせんべいが焼き立てで食べられる。

写真:牡丹餅 あんこ

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横丁にあるおせんべい屋さんの『雷神堂』さんは、おせんべい専門店です。店先でご主人がおせんべいを焼いて実演販売しています。炭火であぶられた醤油の香ばしい香りが辺りに広がり、その香ばしい香りは、思わず足を止めてしまいます。この焼き立てのおせんべいを歩きながら食べることができます。また、同じ横丁内にある雷神堂2号店では、おせんべいとお茶をゆっくり堪能することができる休憩場もありますので、お菓子の甘みに飽きた頃、おせんべいとお茶を楽しむのもおススメで〜す☆

横丁付近に点在する発砲スチールアート。

横丁付近に点在する発砲スチールアート。

写真:牡丹餅 あんこ

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菓子屋横丁へ行った際に、たくさん見かけるのが『立体アート』。
かなり大きな作品なので思わず足を止めてしまいます。作品は立体アート作家のヤジマキミオさんによるもので、この付近では画像のウサギとカメの他に、パンダ・コビトカバ・カメレオン・ハシビロコウ・チェスの馬などなどたくさんの立体アートが点在しています。

実はこのアート、発泡スチロールでできていると言うから驚き!!現在ヤジマさんの作製する発泡スチロール立体アーはト川越の名物としてあらゆるメディアでも紹介されています。
菓子屋横丁にきたらお菓子を食べる楽しみもありますが、点在する立体アートを見つけるのも楽しみ方の一つですよ☆

子供の頃に帰れるタイムトンネル的横丁『菓子屋横丁』

発砲スチールアートやお菓子におもちゃ、おせんべいやたい焼きの焼ける香り……。
色とりどりの手作り飴になぜか心がときめいてしまうのは、この横丁のノスタルジックな佇まいのせいかもしれません。
駄菓子はもちろん、お芋の手作りお菓子もいーーっぱいあります。
川越でお土産を買うならココがおススメですので、是非お立ち寄りくださいね〜☆

●今回ご紹介したお店●
【玉力製菓 】
川越市元町2-7-7
TEL:049-222-1386
営業時間: 10:00〜17:00
定休日:月曜日

【手焼きせんべい雷神堂】
埼玉県川越市元町2-7-6
TEL:049-226-6910
営業時間: 9:00〜17:00   
定休日:月曜日

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/10/20 訪問

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