ビル13階に60頭羽!「大手町牧場」は東京駅から徒歩1分の癒されスポット

ビル13階に60頭羽!「大手町牧場」は東京駅から徒歩1分の癒されスポット

更新日:2018/01/22 20:27

Benisei Rinkaのプロフィール写真 Benisei Rinka 子連れトラベラー、小江戸川越の魅力伝道師
ビルの中に牧場があるって信じられますか?
今回ご紹介する「大手町牧場」は、東京駅から徒歩1分、地下鉄の大手町駅から直結するオフィスビルの13階!そこに、様々な動物が60頭羽も暮らしているんです。
首都圏にお住まいの方でも、遠方からお越しの方でもアクセス抜群、カフェも併設され、食育講座なども行われている「大手町牧場」をご紹介しましょう。

酪農と食育を学ぶ都市型牧場「大手町牧場」

酪農と食育を学ぶ都市型牧場「大手町牧場」

写真:Benisei Rinka

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今回ご紹介する「大手町牧場」があるのは、総合人材サービス会社として有名な「株式会社パソナグループ」JOB HUB SQUAREの13階。地下鉄の大手町駅から直結、東京駅の目の前という、牧場のイメージとはかけ離れた立地。

酪農と食育を学ぶ都市型牧場「大手町牧場」

写真:Benisei Rinka

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大手町牧場を開設したのは、パソナグループ子会社で、京都に本社を置く「株式会社丹後王国」。丹後王国は、西日本最大級の道の駅「丹後王国 食のみやこ」を地元企業と共に運営し、地域の第一次産業の活性化を図るべく、様々な取り組みを行っている企業です。これから益々深刻な担い手不足に直面するであろう「酪農」や「観光牧場」分野での人材育成を目指し、「大手町牧場」はつくられました。大手町牧場は、施設内で体験できる、動物との触れ合いや食育講座などを通して、酪農や農業分野への興味・関心を高めてほしいという願いも込められた場所です。

それでは、写真のエレベーターホールの奥にある「大手町牧場」内部をご紹介しましょう!

画期的!オフィスビル13階に60頭羽「大手町牧場」

画期的!オフィスビル13階に60頭羽「大手町牧場」

写真:Benisei Rinka

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こちらが、大手町牧場の放牧スペース。広々としたこのエリアには、ヤギ、ミニブタ、アルパカ、ウシ(ジャージー種)が暮らしています。日中は、窓の近くで日向ぼっこしている動物が多く、まったりした姿を見ているだけで癒されます。

画期的!オフィスビル13階に60頭羽「大手町牧場」

写真:Benisei Rinka

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大手町牧場では、学校法人川原学園 東京動物専門学校や、川原鳥獣貿易株式会社など、動物のプロフェッショナルと協業し、専門教育を受けたスタッフが愛情を持って飼育しています。動物たちの実家(飼育場)は千葉県にあり、年末年始などは里帰りしていますが、それ以外の時間はずっと大手町牧場で過ごしているため、動物同士も仲良し。座って休んでいるアルパカの背中をヤギがモグモグしても、アルパカは嫌がらずジッとしているんです。動物たちの何気ない行動がとても微笑ましく、自然と笑顔になれる場所。

画期的!オフィスビル13階に60頭羽「大手町牧場」

写真:Benisei Rinka

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ヤギやミニブタなどの放牧スペースの奥には、鳥が暮らすエリアも。凛々しくも愛らしい表情でこちらを見つめる“ベンガルワシミミズク”や、ハート型のお面をつけている様な顔をした“メンフクロウ”などの他に、鮮やかな赤色をした“ショウジョウトキ”、丸いフォルムが可愛い“烏骨鶏”、よく歩き回る“フラミンゴ”を見ることができます。
立って休んでいる時は、大きな体を細い片足で支えていることの多いフラミンゴですが、近くでみると“プルプル”と震えていて、「両足で立ちなよー!」と突っ込みたくなりますよ。

三つ子のヤギが可愛すぎる!

三つ子のヤギが可愛すぎる!

写真:Benisei Rinka

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ヤギさん達の中でも、一際目を引く3匹の子ヤギ達。この子達は、2017年10月に、この大手町牧場で産まれました。
「大手町(おおてまち)」にちなんで、それぞれ「おーちゃん(♂)、てっちゃん(♂)、まーちゃん(♀)」と名付けられ、日々すくすくと成長しています。全力で「メェーーーーーーー!!」と鳴く声と姿が、たまらなく愛おしい!

白黒のウシ柄ヤギさん同士から生まれたのにも関わらず、子供たちの柄の色は薄茶色。この色は、大人になってもこのままなんだそうです。不思議ですね。

三つ子のヤギが可愛すぎる!

写真:Benisei Rinka

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こんな瞳で見つめられたら、抱きしめたくなっちゃいます…。

三つ子のヤギが可愛すぎる!

写真:Benisei Rinka

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写真は、二足歩行しているヤギさん。動物たちは、毎日一緒に長い時間を過ごしている飼育員さん達に良く慣れていて、一芸ができるようになった子もいるんですよ。

子供が喜ぶ鉄板メニュー!“えさやり”と“クイズ”で楽しもう

子供が喜ぶ鉄板メニュー!“えさやり”と“クイズ”で楽しもう

写真:Benisei Rinka

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動物との触れ合いといって、まず思いつくのは「えさやり」ですよね。大手町牧場では、エサが1カップ100円で販売されています。動物たちが間違って噛むことがありますので、用意されている軍手をお使いください。エサ欲しさに多くの動物が寄ってきますが、さほど激しくないので、小さなお子様でも怖がらずにあげられると思いますよ。

大手町牧場入口付近に、手洗い場が設けられていますので、動物たちと触れ合ったあとは、手洗いを忘れずに。

子供が喜ぶ鉄板メニュー!“えさやり”と“クイズ”で楽しもう

写真:Benisei Rinka

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施設内には、あらゆるところにクイズパネルが貼られていて、楽しみながら学べる場になっていますので、親子でチャレンジしてみてくださいね。

また、写真左下に写っている装置は「ディゾルバウォーター」といって、超微細な除菌・消臭水を噴霧しています。ディゾルバウォーターは、細菌や悪臭を積極的に攻撃し、クリーンな環境を作ってくれるのだそうです。もちろん無害ですので、小さなお子様連れでも、安心して牧場見学を楽しめますよ。

食育講座も開催!「大手町牧場カフェ」

食育講座も開催!「大手町牧場カフェ」

写真:Benisei Rinka

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エレベーターホールから、大手町牧場へ入場する手前のスペースには「大手町牧場Cafe」が設置されていて、大手町牧場へ行かれる方は利用することが可能です。

食育講座も開催!「大手町牧場カフェ」

写真:Benisei Rinka

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広々としていて、大きな窓に囲まれ明るい店内。照明などもオシャレで、一見普通のカフェですが、馬のオブジェを置くなどして、牧場らしさを忘れない内観となっています。
大手町牧場カフェでは、「食と健康に関するセミナー」や「アイスクリーム、チーズ、牛乳石鹸作り体験講座」などが行われており、参加料金やスケジュール等は、公式サイトでご確認いただけます。

食育講座も開催!「大手町牧場カフェ」

写真:Benisei Rinka

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低温殺菌した成分無調整牛乳を使った濃厚な“ソフトクリーム”や“カフェラテ”、新鮮な生乳を使用した滑らかな口当たりの“飲むヨーグルト”、国産大豆でつくった完全無添加の“豆乳”など、大手町牧場カフェ限定メニューも用意されていますので、休憩しつつ、動物達との触れ合いをたっぷり楽しんでくださいね。

大手町牧場の見学は、公式サイト内「見学申込み」から事前にお申し込みいただくか、JOB HUB SQUARE 1F 総合受付での申し込みが必要です(当日可)。オフィスビル内という特性上、必ず「総合受付」で入館証をお受け取り下さい。

「大手町牧場」の基本情報

住所:東京都千代田区大手町2-6-2 JOB HUB SQUARE 13階
開設時間:平日 12時〜18時、土 12時〜17時(日祝は休館)
入場料:無料
アクセス:JR東京駅 日本橋口の目の前、東京メトロ 大手町駅 B8a出口(直結)
飼育動物:牛、ミニブタ、ヤギ、アルパカ、フラミンゴ他(動物の種類や頭数は時期により変更される場合があります)

※2018年1月現在の情報です。最新情報は公式サイトにてご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/01/12 訪問

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