ベトナム・ハノイでお土産を買う場合、ホアンキエム湖近くの旧市街周辺に行き、散策しながらお店を見てまわれば、ばらまき土産から、自分へのお土産までひととおり揃ってしまいます。
ホアンキエム湖周辺の旧市街は観光客が多く集まる観光スポットです。旧市街では、通りごとに売っているものが違います。ドライフルーツを売るハンドゥオン通り、ハンコを売るハンクアット通り、銀製品を売るハンバック通り、土産物屋があるディンリエット通りやハンベー通りなど。欲しいものが決まっているなら、そのお店が集まっている通りを集中的にまわれば、効率よく行動できます。
ベトナムでは刺繍が盛んで、刺繍された小物や、刺繍絵をお土産として買うことができます。中にはびっくりするほど精緻な、お値段の高い大きな刺繍絵もありますが、小さなものは10ドルくらいから販売しています。
ペーパークラフトも盛んで、ベトナムならではのかわいいものを買うことができます。旧市街周辺には絵を販売している店もあるので、ベトナムらしい絵を買うこともできますよ！
ベトナムのコーヒーの生産はブラジルに次ぐ世界第2位。旧宗主国フランスの影響もあってよく飲まれています。ベトナムのコーヒーは淹れ方が独特で、フランス式のフィルターで抽出し、そのままでは濃すぎて苦いため、練乳にコーヒーを注いで飲むのが一般的です。お土産用にコーヒーとフィルターのセットを販売しています。
ハイランズコーヒーやチュングエンコーヒーというブランドが有名で、街歩きの際にカフェでも飲むことができます。小分けにしたインスタントコーヒーを販売しているので、ばらまき土産としてもお手軽です。
ハノイでは、あちこちで、ハスを加工したお土産を見ることができます。おつまみ向けの炒ったハスの実や、甘い味付けのハスの実、ハス茶などハス関連のお土産がいろいろ。レストランではハスの実が入ったデザートなどが出てきたりもします。ハスはベトナムの国花でもあるので、ベトナムのお土産としては最適です。
しかも、ハスの実は栄養が豊富で、カルシウム、カリウム、食物繊維、ビタミンB１などの栄養素が含まれています。肌をきれいにしたり、疲労回復といった効果も期待でき、婦人病や滋養強壮にも効くといわれています。
白地に赤い紋様の陶磁器はバッチャン焼きといい、ハノイの南東、13キロほどのところに位置するバッチャン村で作られており、村の人口の90％が陶磁器を作る仕事をしているとのこと。旅行会社のオプショナルツアーでも行けますが、ロンビエンバスターミナルから終点のバッチャン村まで40分ほどで行くこともできます。
バッチャン焼きはベトナムのお土産としてよく知られており、16世紀頃から日本にも輸出しているので、見たことのある方も多いかもしれません。白地に赤い紋様の陶器が多いですが、青や緑の陶器などもあり、バリエーションも豊富です。値段が安いこともあり、まとめ買いしてしまいたくなるほど。
ハノイでは、手頃な価格帯のかわいい茶器をおトクに買うことができます。
ホアンキエム湖周辺の旧市街はハノイで最も観光客の多い地域で、いろいろなお店が揃っているので、きっと欲しいものが見つかるはずです。
ハノイはバイクも多く、交通マナーも良いとは言えませんので、旧市街を歩く際、道の横断の際には充分注意を払って下さい。
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(2024/5/2更新)
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