写真:ふるかわ かずみ
地図を見る宮島街道からさらに西に進み、山手の山陽道大野インターすぐそばに「妹背(いもせ)の滝」と「大頭(おおがしら)神社」はあります。
近所の人にはよく知られているようですが、広島県民でも実際に行ったことのある人は少ないかもしれません。
広島近郊にありながら、ここでは夏はキャンプや川遊びなどで楽しむ家族連れにも人気で、避暑地も兼ねたスポットにもなっています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るさて、さきほどの最初の鳥居をくぐって進むと、左手に朱色に彩られたアーチ型の橋が目に飛び込んできます。その下は川が流れ、夏には川遊びとしても人気の場所です。周辺も緑に覆われ、ちょっとした森林浴も楽しめます。そして先ほどの朱色の橋を渡った先に本殿があります。
もともと厳島神社の摂社として創祀されたのが推古天皇の時代の603年と言われており、歴史ある由緒ある古社でもあります。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る本殿は階段を少し上ったところに畏怖堂々とそびえています。どこか重々しい、ゆったりとした風格も感じられます。
ご祭神は大山祇命(おおやまずみのみこと)、国常立尊(くにとこたちのみこと)、
佐伯鞍職命(厳島神社初代神職)。
大頭神社の「大頭(おおがしら)」という名前の由来は、社の伝承によると、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が火之迦具土神(ひのかぐづち)を斬ったとき、その首が大山祇命と化したといい、首、即ち頭より成った大山祇を祀るため当神社を大頭神社と称したようです。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る本殿で参拝したら、その脇からさらに奥に続く遊歩道があります。すぐそばには川が流れ、初夏には緑鮮やかな木々、そして秋は紅葉した景色を感じながら、静かな雰囲気に包まれ、この近くにいるだけでまさに森林浴も楽しめます。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るさきほどの遊歩道沿いにずっと進んでいくと、やがて涼しい風が吹くスポットに到着します。まさにこのあたり一帯はマイナスイオンいっぱい!と感じるでしょう。
そして目の前には雄大な落差30メートルの雄滝(おんだき)が、豪快に、かつ昏々と流れ落ちています。
何と言ってもここの滝のおすすめは、すぐ近くで楽しめること!通常は少し離れた場所からの観賞となりますが、ここでは実際に滝壺に入ることもできます。滝壺というほどの深さもなく、ほぼ砂地に水が覆っている。。という程度なので、子供が入っても安全です。夏はこの場所で水遊びで賑わう子供たちの姿で溢れています。
すぐ側には腰かけられる岩もところどころあるので、そこでゆったり滝を眺めながらボーっとするのも癒し時間でしょう。
今回ご紹介できてませんが、神社境内からは落差50メートルの雌滝(めんだき)も見ることができます。こちらは力強い雄滝と違い、繊細でか細い滝。まさに夫婦滝といった言葉がピッタリです。
また雄滝に行く途中に展望台にあがる道もあり、展望台からも雄滝を臨むことができます。お時間あればぜひこちらにもどうぞ。
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(2024/4/19更新)
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