安産&子授けご利益スポット!東京「水天宮」戌の日のご祈願方法も

安産&子授けご利益スポット!東京「水天宮」戌の日のご祈願方法も

更新日:2017/12/16 15:07

桜井 奈々のプロフィール写真 桜井 奈々 お弁当研究家、子連れ旅マイスター
安産や子授けにご利益があるといわれる神社は数あれど、東京で一番名高いのは、日本橋蠣殻町にある「水天宮」でしょう。戌の日や大安吉日ともなれば、外の通りまで行列ができるほどの人気です。水天宮での安産祈願(昇殿参拝)を中心に、その魅力とポイントをご紹介します。

駐車場もあり!新社殿が完成した「水天宮」は子連れ参拝にも優しい

駐車場もあり!新社殿が完成した「水天宮」は子連れ参拝にも優しい

写真:桜井 奈々

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東京有数の安産&子授けご利益スポットとして知られる「水天宮」。安産や子授けを願う参拝者だけでなく、初宮詣や七五三の家族連れなどで、平日でも賑わいを見せます。

この水天宮の本社があるのは福岡県久留米市。江戸時代に久留米藩の藩主が、芝赤羽橋の藩邸に国元から分霊を勧請したのが、江戸の水天宮の始まりです。江戸鎮座200年記念事業として、2016年4月に新社殿が完成。近代的な造りの中にも凛とした空気が漂う境内、以前にも増して参拝しやすくなりました。

駐車場もあり!新社殿が完成した「水天宮」は子連れ参拝にも優しい

提供元:水天宮

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改修では、社殿だけでなく参道や回廊など境内全体に免震構造を採用。また建物内に駐車場が完備されており、雨の日でも濡れずに参拝できます。昇殿参拝の際に利用する待合室には、十分な数の椅子と清潔感があり、お腹の大きな妊婦さんもリラックスできるでしょう。

また、待合室にある女性用お手洗いにはおむつ替え台が設置されていたり、すぐ隣の部屋は授乳室として椅子とお湯のサーバーが使えたりと、赤ちゃん連れにもやさしい配慮がうれしい!

所要時間や待ち時間は?「水天宮」での安産祈願について

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写真:桜井 奈々

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水天宮といえばやはり安産祈願。都内だけでなく遠方から参拝に訪れる方も少なくありません。ここでは水天宮での安産祈願(昇殿参拝)の方法をご紹介します。

まず受付に申込用紙を書いて提出、初穂料もここで収めましょう。その後、待合室で待ち順次昇殿してご祈祷を受けます。(ご祈祷自体の所要時間は15〜20分程度)

特に混雑するのは土日の戌の日や土日の大安の日。事前予約ができないので、これらの日は受付までに2〜3時間並ぶことも。平日ならそこまでの混雑ではないので、どうしても戌の日や大安の日に……という人はぜひ平日をおすすめします。
(受付待ちの行列が外の通り(写真)にまで続くこともありますが、ご祈祷は60人ほどずつ一斉に行われるため、受付さえ済ませればあとは思いのほかサクサクッと進みます!)

多くの参拝者が集まる戌の日は、昇殿参拝できるのは妊婦さん本人のみ(もしくは代理の方1名のみ)。ご家族みんなで安産のご祈祷を受けたいという場合は、戌の日以外がいいでしょう。

尚、Twitterの水天宮公式アカウントでは、混雑状況をリアルタイムでツイートしてくれるので参考になりますよ!

所要時間や待ち時間は?「水天宮」での安産祈願について

提供元:水天宮

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安産祈願の授与品として、戌の日の早朝にご祈祷を受けた御子守帯(みすゞおび/写真)やお守り、御神札、お神酒などをいただきます。御子守帯は、肌にも優しそうな生成りの晒で、腹帯として日常的に大活躍!

また、御子守帯には小布タイプのものもあります。「晒を自分で巻くのは難しそう……」という方なら、市販の腹巻タイプの腹帯に小布を縫い付けてもいいですね。

戌の日は行列必至!「水天宮」ではここも見逃せない

戌の日は行列必至!「水天宮」ではここも見逃せない

写真:桜井 奈々

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境内には他にもお参りが欠かせないスポットがあります。まずは犬の像「子宝いぬ」。遊ぶ子犬を母犬が見守っています。十二支のうち自分の干支をなでると、安産、子授けなどのさまざまなご利益があるといわれています!

建て替え工事中は水天宮の側にあるロイヤルパークホテルに移設されていたこの子宝いぬ、完成と共に水天宮に戻り以前と変わらぬ人気です。参拝者の多い大安の日や戌の日には行列になることもありますが、ぜひ参拝後にご自分の干支をなでてみてはいかがでしょうか?

戌の日は行列必至!「水天宮」ではここも見逃せない

写真:桜井 奈々

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そして、お母さん河童が3匹の赤ちゃん河童を抱えている可愛らしい像「安産子育河童」も。水天宮の神使いといわれる河童。水難から人々を守るためにこの河童の像が建てられました。かわいらしい顔を濡らすように、頭からお水をかけて参拝しましょう。

戌の日は行列必至!「水天宮」ではここも見逃せない

写真:桜井 奈々

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鮮やかな朱塗りが目をひく「寳生辨財天」。芸事や材福のパワースポットとして人気があります。扉が開きご神像が拝観できる毎月5日と巳の日を狙って参拝するのがおすすめ。「日本橋七福神めぐり」の1社としても有名です。

東京駅にも近っ!「水天宮」は近隣散策も楽しい

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写真:桜井 奈々

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地下鉄4駅(※)が利用可能というアクセスのよさも水天宮の魅力のひとつ。その中でももっとも近いのは、東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」です。5番出口からなら徒歩1分という近さ!ただこの出口は階段しかないので、ベビーカーでの移動や、階段を昇るのがしんどい妊婦さんには、少し離れますがエレベーターが設置された4番出口の利用がおすすめです。

また、東京駅から直線距離にすると1.5kmほどと近いので、タクシーを利用するのもひとつの手です。東京観光や出張とあわせてご家族の安産祈願……というのも可能ですね!

※水天宮の最寄駅
東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅(5番出口)より徒歩1分
東京メトロ日比谷線 人形町駅(A1出口)より徒歩6分
都営地下鉄浅草線 人形町駅(A3出口)より徒歩8分
都営地下鉄新宿線 浜町駅(A2出口)より徒歩12分

東京駅にも近っ!「水天宮」は近隣散策も楽しい

写真:桜井 奈々

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一番近いのは水天宮前駅ですが、おすすめしたいのは人形町駅(日比谷線、都営浅草線)からのアクセスです。その理由は「甘酒横町」の存在。甘酒横町とは、人形町駅A1出口から明治座に向かう約400mの通りで、老舗や名店が建ち並び昔懐かしい風情が感じられます。

豆腐の名店「双葉」やたい焼きの老舗「柳屋」をはじめ、人形焼、玉子焼きなどなど、東京の下町グルメ散歩を堪能して、夏は冷たく冬は温かい甘酒でホッと一息つくことができますよ!水天宮参拝とあわせて、ぜひ行ってみましょう。

※人形町駅はA3とA6出口にエスカレーター、A4出口にエレベーターが設置されています。

水天宮の基本情報

住所:東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目4−1
開門時間:7時〜18時
神札所:8時〜18時
祈祷受付:8時〜15時30分

※昇殿についての注意事項
安産祈願:戌の日は終日、妊婦本人(もしくは代理人)のみの昇殿
初宮詣、七五三詣、諸祈願:すべての参加者が揃ってから代表者が受付、昇殿できるのは大人6名まで(子どもは何人でも可)

2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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