写真:しの
地図を見る地獄内の遊歩道に入ると少し歩いたところすぐに、噴煙があがる場所があります。この写真も噴煙の中に人がいるのですが、ほとんど見えません。
雲仙の地獄の中にはこうした場所がいくつかありますので、それぞれの噴気具合を見学して下さいね。そしてよく見ると噴気孔がいくつもあって、まわりは硫黄で黄色く染まっている箇所も多いです。
また入り口付近に温泉の湯で蒸した玉子を販売していていてこちらも有名で美味しいので是非食べて見てくださいね。
写真:しの
地図を見る雲仙の地獄には個別に「○○地獄」と名前のついた地獄が数多く存在します。中でも代表的な地獄が「大叫喚地獄」。最も活動が激しく噴気が活発な為、ゴウゴウと言うその音が、地獄に落ちた人々の叫び声のようだというのがその名の由来です。他にもお糸と言う女性が処刑されたと同時に噴出したと言われる「お糸地獄」や、キリスト教徒であった清七が拷問を受けた時に噴出したと言われる「清七地獄」などがあります。
また雲仙の地獄にはキリスト教徒が拷問にかけられた後殉教した悲しい歴史がある場所もあり、今でも十字架が残されています。
写真:しの
地図を見る雲仙地獄は徒歩で一周20〜30分ですが、その中に雲仙の地獄や温泉街を一望できる展望台があります。地獄自体が少し傾斜がかかっており、小高い丘の上になっているようなところにこの展望台があるのです。
地獄全体をとるのには一番よい撮影ポイントですよ。
写真:しの
地図を見る雲仙地獄で驚いたのは地獄内だけではなく、地獄の外側にあたる一般道、歩道までもが噴気で真っ白の場所がある事です。
まるで濃霧。車で走り去ると一瞬ではありますが少々恐ろしい感じもします。
シューシューと音がして、もうもうと立ち上る噴煙と臭い。いかにも温泉、いかにも地獄のそばという感じです。
写真:しの
地図を見る雲仙はかつて「温泉」と書いており、それが訛って「うんぜん」と呼ばれるようになったと言われております。この神社はその名残で「温泉神社(うんぜんじんじゃ)」と言う名前になっています。
島原半島には「温泉神社」という神社がいくつかありますが、それらの総本山がこちらの雲仙にある「温泉神社」。歴史は大変古く701年に創建されたと伝えられていますので、地獄巡りの後は是非立ち寄ってお参りをしてみてはいかがでしょうか?
雲仙は温泉地として名高く、泉質も素晴らしいのですが、それと同時にこうした自然の力を感じさせるスポットもあります。
また、老舗旅館も軒を連ね、一方共同湯も存在する事から当然湯巡りも楽しい町です。
温泉に浸かった後は地獄巡りをして地球の息吹を感じてみませんか?
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(2024/4/20更新)
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