写真:東郷 カオル
地図を見る「モクシー大阪本町」がオープンしたのは大阪のビジネス街・堺筋本町。オフィスビルが立ち並ぶ中、「モクシー大阪本町」もまるで数あるオフィスビルのうちの一つのようなすました顔で佇んでいます。それもそのはず、「モクシー大阪本町」はオフィスビルを改装して開業したホテル。
一歩中に入ると確かにオフィスビルではない。でもホテルといった雰囲気でもない。開放的な吹き抜けのある広いスペースに、デザインの異なるチェアやソファー。スタイリッシュなカフェもしくはバーといった雰囲気。
写真:東郷 カオル
地図を見る通常ホテルにあるチェックインカウンターはなく、手続きは奥のバーカウンターで行われる。どこからどう見てもバーカウンター。ですがよく見ると壁に「レセプション」の表示が。
まごまごしているとスタッフらしき美女から「Hi!」なんて手を振られたりと、どこまでも自由なホテル。スタッフはビシッとしたスーツを着用しているわけではなく、カジュアルなユニフォームを着用。支配人はキャプテン、スタッフはクルーと呼ばれている。モクシーのコンセプトを知らずに泊まると、チェックインまで辿り着かない間に既に「ホテルとは×××××でなくてはならない」という凝り固まった概念が崩壊。
ウェルカムドリンクはアルコールかノンアルコール。しかし基本的にはアルコールな雰囲気が漂う空間。ビジネス街にあって「モクシー大阪本町」だけは明らかにビジネス街の異空間。
写真:東郷 カオル
地図を見る部屋へ行く前に2階を探索。モクシーでは荷物を運ぶポーターはいません。チェックイン後の寄り道も誰にも気遣い無用。
無駄なものは省いてリーズナブルに。そのかわりオシャレで情報に溢れ、楽しく過ごす仕掛けがいっぱいという、ミレニアル世代の価値観にピッタリ。
1階から大きな階段を上がるとライブラリー、ランドリー、そして24時間利用可能なフィットネスが完備。
写真:東郷 カオル
地図を見るようやく部屋へ。エレベーターはカードキーをかざさないと宿泊フロアには止まらないシステム。NYのマンションを思わせるデザインの廊下を自分の部屋を探して進むと、おっと、イケメン発見!実はここはアイロンルーム。ちょっとした遊び心に思わずニヤリ。
写真:東郷 カオル
地図を見る部屋の外扉は一部がすりガラス状になっていて「中が透けて見えるのでは?」と思うものの、内側から見るとガラスではなく、これはデザインの一部。
「モクシー大阪本町」では、同じ部屋タイプでも様々な間取りが楽しい。写真の部屋は入ってすぐにバスルーム。バスタブはないが、シャワーの水圧も申し分なく、嬉しいことに高さのあるイスも完備。
写真:東郷 カオル
地図を見る本来ならベッドをご紹介したいところ、特徴的なのがこの壁。ズラリと並んだフックに、デスクやチェアなどの家具。確かに合理的。デスクなどは使う時以外は案外邪魔なもの。これだとお部屋が超スッキリ!
ここで一つ注意点が。モクシーにはスリッパやルームウェアの用意がありません。必要なものは全て揃っていますが、「あってもなくても困らないもの」は潔く置かれていません。
せっかくのモクシーの夜。たまには裸でシーツの肌触りを感じてみるのもいいかも(笑)。
写真:東郷 カオル
地図を見るモクシーはパブリックスペースが充実。リビングルームにはテーブルサッカーやボードゲームが用意されていて、他の旅行者との交流のきっかけにも。
一人で過ごしている旅行者に、「どこを旅して来たの?」と陽気なクルーが声をかけるなんてのもモクシーでの一場面。
写真:東郷 カオル
地図を見るせっかくだからパソコン作業もリビングルームで。隣のバーカウンターでドリンクをオーダーして、モクシー自慢の超高速Wi-Fiでサクサクお仕事。一見するとデザイン重視のテーブルも、見えない場所にコンセント口が完備。仕事だけではなく、スマホやタブレットを充電しながら賑やかな空間で過ごすのも楽しいひと時。
リビングルームの「デジタルゲストブック」というソーシャルメディアウォールでは、#AttheMoxyのハッシュタグをつけて投稿した他のゲストの過ごし方や街を楽しむ様子が紹介。「自分も楽しまなくちゃ!」という気分に。
写真:東郷 カオル
地図を見るモクシーは宿泊者以外もウェルカム!1階のバーは"ホテルのバー"という雰囲気ではなく、気軽に普段使いできるオシャレで楽しいスポット。飲み放題やハッピーアワーが設定されていることもあるので、近くで働いている方もお仕事帰りにチェックしてみては?
写真:東郷 カオル
地図を見る週末の夜はDJが盛り上げてくれます。まさにビジネス街に現れた異空間。また、不定期に開催される特別なパーティーではパフォーマーが登場したり、モクシーにピッタリのメイクアップ体験があったり。オシャレでhotなイベントはモクシーの醍醐味!
ハメを外してはしゃぎすぎても、ここはホテル。そのまま泊まればいいので心配無用。泊まっても泊まらなくてもサイコーに楽しいホテルが大阪にできてしまった…。
写真:東郷 カオル
地図を見る朝食は1階で提供。バーカウンターにはフルーツやサラダが並び、ヌードルカウンターでは麺(うどん・そば・ラーメン)を好みのスープとトッピングで自分好みの一品に。もちろんパンも用意。
写真:東郷 カオル
地図を見る「朝食会場」と言っても、モクシーではどこで食べてもOK。昨晩パソコン作業をしていたリビングルームや、バーカウンター、吹き抜けのソファー、どこでもお好きな場所で。
写真:東郷 カオル
地図を見る早い時間に出発しないといけない場合は、24時間オープンのテイクアウト可能なデリ「Moxy Pickups」が便利。深夜にお腹が空いたりした場合に嬉しいインスタントヌードルもラインナップ。
過度なサービスは求めず、その代わり思いっきり楽しい滞在がしたい(しかも快適でリーズナブルに)、という考えの新世代の旅行者をターゲットとするモクシーは、今までありそうでなかったニッチなホテル。
「ラグジュアリーホテルは必要ない。でも、シティホテルやビジネスホテルもなんだか違う。ゲストハウスも落ち着かない」と、もやっとしている人はぜひ一度モクシーを体感してみては?求めていた滞在に出会えるかも。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/29更新)
- 広告 -