写真:安藤 美紀
地図を見る建物は、270年前の江戸中期のものですが、3度の改築を行ないほぼ建築当初の姿に復元されたというから驚きです。
特徴的なのは、屋根の仕組み。下地となる竹の上に石をのせて、栗の木の板を押さえているだけで、釘は一本も使っていないんですよ。栗の木が使われた理由は、他の木に比べて雨に強いからなんですって。しかも、新井家住宅は作りがしっかりしていて、大地震が来た時にもびくともしなかったとか!
写真:安藤 美紀
地図を見るこの部屋は、新井家のお座敷。日常生活が営まれていた場所ですが、養蚕の時期になると、部屋中蚕の山に埋もれてしまっていたそうです。
写真:安藤 美紀
地図を見るこの部屋の名前は、「でえ」と言います。畳が敷かれていますが、普段は使わない部屋。身分の高い人や親戚や知人が来た時だけ使われるんです。スリッパを脱いで、奥まで入っていくことが出来るので、ぜひ行ってみてくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見るこちらは、旧新井家住宅に併設されている「長瀞町郷土資料館」。「機織りのコーナー」や「遺跡出土品のコーナー」に分かれています。
秩父は、かつて養蚕とならび機織りが代表的な産業でした。実際に使われていた機織りの機械を見ることが出来たり、ボランティアの方による機織りの実演もありますよ。(機織りは不定期です。)
写真:安藤 美紀
地図を見る資料館のすぐ前にある1万平方メートルの丘には、季節の花が咲く「花の里」という花畑が作られています。ちょうど私が訪れた時には、百日草が見頃を迎えていました。ベンチも置いてあるので、花を見ながらゆっくりと過ごすことが出来ますよ ^^
【旧新井家住宅】
住所 : 〒369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町大字長瀞1164
TEL:0494-66-0297
公開 : 9:00〜16:00
休み : 月曜日
料金 : 大人 200円 小人 100円
【花の里】
住所 : 〒369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町大字長瀞1164
TEL : 0494-66-3115
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(2024/5/8更新)
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