岐阜市の繁華街・柳ヶ瀬から歩いて10分ほどのところに、梅林公園はあります。
梅林公園には駐車場がありませんので、公共交通機関で行くことをおすすめします。JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から岐阜バスで、「せき東山」または「大洞緑団地(北一色経由)」行きなどのバスで10分、梅林公園前下車、徒歩3分で到着します。
お車の場合、公園には駐車場がありませんが、柳ヶ瀬近くの民間駐車場に駐めて、美殿町から殿町を東に歩いて向かいましょう。美殿町のレトロな町並みも歩くと楽しいと思いますよ。
梅林公園には、50種類・約1300本の梅が咲きます。梅は1月下旬から3月下旬まで見ることができ、毎年多くの人が訪れていますよ。毎年開催される、ぎふ梅まつりでは、公園内で写真撮影会もあり、とても賑わいます。梅をバックに振袖姿のモデルさんを撮ることができるので、カメラマンに大人気です。
白梅は、紅梅の豪華さはないけれど、青色の空に映えると清楚なうつくしさを感じることができます。見ていると爽やかで清々しい気持ちになりますね。
枝やガクは常に緑色の、青軸(あおじく)。
八重咲きで、ボリューム感がある、早咲鶯宿(はやさきおうしゅく)。
枝ぶりが見事で美しい、矮冬至(わいとうじ)。
その他にも、白梅はたくさんの種類があります。梅林公園の梅は、紅梅より白梅の方が100本程多いようですが、開花の時期によって紅梅の方が多くなることもあります。
早咲き梅、寒紅梅(かんこうばい)や、一重寒紅(ひとえかんこう)など。
濃い紅色の梅は、蘇芳紅(すおうばい)や、力強く咲く鹿児島紅(かごしまこう)は、2月上旬から3月中旬に咲きます。
紅梅も、その他いろいろと咲きます。優しいピンク色から濃い紅色、ゴージャスな八重咲きの梅まで、品種によって楽しむことができますよ。
蝋梅(ろうばい)の名前は、ろうそく細工のような梅に似た半透明の花から、名付けられたと言われています。蝋梅は、1月下旬から2月頃まで楽しめます。
この蝋梅、名前に梅がつくので梅の仲間と思いがちですが、梅がバラ科サクラ属なのに対し、蝋梅はロウバイ科ロウバイ属の落葉低木なのです。
蝋梅は、とてもいい香りがします。そして、蝋梅が咲き終わると、入れ替わるように梅の花が満開すると言われています。
ぎふ梅まつりは、毎年好評の「写生大会」もあり、公園内の芝生には、こども広場が設置されるため、子どもも楽しめます。露店も出ていて、梅を見ながら美味しいものを食べるのも、お祭りならではの楽しみ方ですね。
ぎふ梅まつりは二日間と限られていますが、梅林公園には早咲きから遅咲きの梅までいろいろな品種が咲きます。そのため、1月下旬から3月下旬まで長い間楽しむことができますよ。梅の花のつぼみも可愛く、そのときによって様々な楽しみ方があると思います。
梅林公園は無料で楽しめる公園になっていますので、是非訪れてみてください。
梅林公園へのアクセス方法は、最初にも説明したとおり、JR岐阜駅、名鉄岐阜駅からのバスをご利用ください。また、開花情報は下記[MEMO]の「岐阜市 花の開花情報」でご確認ください。
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