東京駅からてくてく徒歩の旅 丸の内仲通りアート散策

東京駅からてくてく徒歩の旅 丸の内仲通りアート散策

更新日:2012/12/19 19:17

鮎川 キオラのプロフィール写真 鮎川 キオラ 子どもの好奇心を育てる旅育ライター、ホテル朝食研究家
東京駅丸の内から歩いてすぐの丸の内仲通りは、大手町と有楽町をつなぐ1.2kmほどの道です。石畳の通り沿いには、おしゃれなセレクトショップやカフェが並びます。街路樹の木漏れ日が差し込み、心地よい風が通り抜ける都会のオアシスです。リニューアルされた丸の内駅舎から散策してみませんか。

ベンチアート開催中(2012年10月14日まで)

ベンチアート開催中(2012年10月14日まで)

写真:鮎川 キオラ

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丸の内仲通りは、ロンドンの高級ストリートとして知られる「ボンドストリート」と姉妹ストリートを結んでいるそうです。そこのベンチオブジェからヒントを受けて、現在丸の内仲通りを中心に「ベンチアート」開催中です。

歴史上の人物から、スポーツ界、芸能界の著名人20名の等身大のブロンズ像が各所に出現。ベンチに一緒に座ったり、抱きしめてみたり、体験型のおもしろいアートイベントです。

こちらは、カフェでくつろぐ相対性理論を唱えた「アルベルト・アインシュタイン」。陽気に舌を出しています。

坂本龍馬も丸の内に出現

こちらは日本人の好きな歴史上の人物ランキングでも常に上位の坂本龍馬。凛々しいお姿で通りをみつめています。幕末後の日本の歩みについてこっそり耳内してみました。

坂本龍馬も丸の内に出現

写真:鮎川 キオラ

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東京駅をまっすぐ見つめるこのお方

東京駅をまっすぐ見つめるこのお方

写真:鮎川 キオラ

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オアゾビル入り口より、東京駅丸の内駅舎をまっすぐ見据えるこの袴姿のお方こそ、東京駅の設計をした武士であり建築家でもある「辰野金吾」。移りゆく東京駅のたたずまいをどう感じているのでしょう。

ベンチアートは、散策しながら探すもの楽しく、一緒に写真を撮って楽しい、笑顔になれるイベントです。お友達やご家族と誘い合わせてぜひお出かけください。きっと記念に残る思い出写真が残せますよ。

丸の内仲通りでは、9月29日からガーデニングショウ、10月1日から街路樹のイルミネーションがはじまります。お花とベンチアート、イルミネーションの陰影とベンチアートなどお楽しみがいっぱいです。

【丸の内仲通りイベント情報】
ベンチアート in 丸の内
2012年9月6日から10月14日
丸の内仲通りガーデニングショウ2012
2012年9月29日から10月14日
丸の内イルミネーション
2012年10月1日から2013年2月17日

普段もアートなストリート

普段もアートなストリート

写真:鮎川 キオラ

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楽しいイベントで迎えてくれる丸の内仲通りですが、この通りには箱根彫刻の森美術館所蔵のアートが点在する野外美術館とも言える通りです。ビルの間に挟まれ、街路樹の木漏れ日が差し込むこのストリートは、訪れた時の天気や時間で光の差し込み方や陰影が異なります。

普段から多くのベンチが用意されていますので、ベンチに座って行き交う人のファッションを眺めたり、読書をしても気持ちいい場所です。心地よい場所なので、半日くらいはあっと言う間に過ぎてしまいます。東京駅からすぐの場所ですので、ぜひ足をのばしてほしいお勧めのスポットです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/09/17 訪問

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