写真：ザーカー 久美子
地図を見るデンバーで最も歴史があり、ビクトリア様式の建物が連なる人気のショッピング＆ダイニングエリア・ラリマースクエア (Larimer Square) 。その一角にある愛らしいテラスハウスの「リオハ (Rioja) 」は、地元の人たちの特別な日に利用されることの多い地中海料理のレストランです。
写真：ザーカー 久美子
地図を見る２０１３年にオーナーシェフのジェニファー・ジャジンスキー (Jennifer Jasinski) 氏は"米国料理界のアカデミー賞"とも言われる「ジェームス・ビアード賞」の「南西部賞」をデンバーのシェフで初めて受賞しました。彼女の作る料理は地元の旬のとれたて食材をふんだんに使い、食材の持つ力強い味を引き出したメニュー。
写真：ザーカー 久美子
地図を見る「２種のラム肉 (Lamb two ways) 」は、外をカリッと香ばしくグリルした柔らかでジューシーな脚肉と、食べるそばから口の中にとろけていくバラ肉の２種類がいただけて得した気分に。食事の最後にはミントの葉の砂糖菓子が出され、女性シェフのおもてなしがキラリと光ります。
〈基本情報〉
リオハ (Rioja)
住所：1431 Larimer Street, Denver, Colorado
電話番号：+1-303-820-2282
営業時間：ランチ 水～金曜日 11:30～14:30、ディナー 日～木曜日 17:00～22:00 金、土曜日 17:00～23:00
写真：ザーカー 久美子
地図を見る本場のステーキが食べたい！という方に必ず訪れていただきたいのがモダンステーキハウス「ガード・アンド・グレイス (Guard and Grace) 」。オフィス街に立つビルの１階にさりげなく店を構えるレストランに一歩足を踏み入れれば、そこには４０００本のワインが！美しいガラスのワインセラーに世界中から取り揃えられたワインが保管されています。
写真：ザーカー 久美子
地図を見るインダストリアルデザインが特徴的な店内には三日月形にオープンキッチンが配され、それは躍動的で活気に満ちたシェフ出演のミュージカルを鑑賞するよう！どんな料理が運ばれてくるのか待ち遠しくなる憎い演出です。
写真：ザーカー 久美子
地図を見る「ファーム・トゥ・テーブル」の神髄ともいえる「グラスフェッドのヒレステーキ (Grass-fed / Filet Mignon）」はいかが？牧草のみで飼育された牛肉は赤みが多いのに、ナイフをすっと入れるだけでカットされるほど柔らかく芳醇な味わい。塩加減もちょうど良く、さすがデンバーでナンバー１の呼び声高いステーキハウスです。
〈基本情報〉
ガード・アンド・グレイス (Guard and Grace)
住所：1801 California Street, Denver, Colorado
電話番号：+1-303-293-8500
営業時間：ランチ 月～金曜日 11:00～15:00、ディナー 月～木曜日 17:00～22:00 金、土曜日 17:00～23:00
定休日：日曜日
写真：ザーカー 久美子
地図を見る中心街から南東へ車で１０分ほどの場所にある人気観光スポット「デンバー植物園 (Denver Botanical Gardens) 」。その近くにある小さな家並がキュートな「フルイション (Fruition) 」は、今年２０１７年に１０周年を迎える究極の「ファーム・トゥ・テーブル」レストランです。
写真：ザーカー 久美子
地図を見るオーナーシェフのアレックス・セイデル (Alex Seidel) 氏はレストラン開業の２年後に東京ドームより一回り小さな「フルイション農場 (Fruition Farms) 」を開きました。彼はコロラド州で初めて羊乳のチーズ作りに挑み、賞を受賞するほど高品質なチーズは、現在では同レストランのほか「リオハ」などにも卸しています。農場で育てられた野菜や果物、ハチミツ、家畜などが新鮮なままレストランへ運ばれ、テーブルを彩り、わたしたちの身体の源になっていきます。
写真：ザーカー 久美子
地図を見る「ラムロースのロースト (Pan Roasted Lamb Loin) 」は、焼き加減、塩加減ともに絶妙にローストされたラムロースを、リッチでクリーミーな羊乳リコッタ・ブッラータチーズと一緒にいただきます。口に入れるたびに凝縮された肉の旨みにうっとりし、最後のひと口が名残惜しく感じられる逸品です。
中心街から少し離れた場所にありますが、タクシーを飛ばしてでも必ず食べに行きたい隠れ家的レストランです。
〈基本情報〉
フルイション (Fruition)
住所：1313 East 6th Avenue, Denver, Colorado
電話番号：+1-303-831-1962
営業時間：月～土曜日 17:00～22:00 日曜日 17:00～21:00
写真：ザーカー 久美子
地図を見る２０１４年に１００周年を迎えたユニオン駅 (Union Station) は、実は人気のグルメスポットでもあります。平日は３０分、週末は３時間待ちの行列必至のレストラン、それは「スヌーズ (Snooze an A.M.Eatery) 」。
写真：ザーカー 久美子
地図を見る老舗の養鶏場で放牧され育った鶏の卵（平飼い卵）を使ったエッグベネディクトは、半熟卵好きなら必ず押さえておきたいひと品。「ベラ！べラ！ベニー (Bella! Bella! Benny) 」はトーストされたチャバタ（気泡の開いたパン）の上に、生ハム、ツヤツヤのポーチドエッグが層をなし、白身を開けば濃厚でとろーりとした黄身があふれ出します。
写真：ザーカー 久美子
地図を見るデザートにはパンケーキを。薄いのが特徴のアメリカンパンケーキですが、しっとりふわぁ～体験ができますよ。パンケーキとフレンチトーストのメニューから３種類選べる「パンケーキフライト (Pancake Flight) 」がおススメです。
〈基本情報〉
スヌーズ (Snooze an A.M.Eatery)
住所：1701 Wynkoop Street, Denver, Colorado
電話番号：+1-303-825-3536
営業時間：日～土曜日 6:30～14:30
写真：ザーカー 久美子
地図を見るユニオン駅の北に位置するリバーノース・アート地区、通称ライノ (Rino) に２０１７年にオープンした「デンバー・セントラルマーケット (The Denver Central Market) 」。１９６０年代頃までアメリカ国立公園向けのお土産を製造していた会社の建物で、その名残を感じさせるオシャレな店内は今話題のグルメマーケット＆フードホールになっています。
写真：ザーカー 久美子
地図を見るこだわりの生鮮食料品、パン、チーズ、チョコレートなどがショーケースに輝かしく並んでおり、インスタ映えする美しさ。
写真：ザーカー 久美子
地図を見るフードホールには高級イタリアンレストラン「イルポスト (Il Posto) 」のピザ＆パスタ専門店「ベロ (Vero) 」が出店しています。生ハム好きなら「カプリチョーザ (Capricciosa) 」をお試しあれ。窯焼きのクリスピーなピザ生地にほどよく塩味の効いた生ハム、アーチチョークがイタリアンなハーモニーを奏でます。１枚食べたら、もう１枚と手をのばさずにはいられない美味しさです。
〈基本情報〉
デンバー・セントラルマーケット (The Denver Central Market)
住所：2669 Larimer Street, Denver, Colorado
営業時間：日～木曜日 8:00～21:00 金、土曜日 8:00～22:00
いかがでしたか？トップシェフたちの情熱と愛情がたっぷり詰まった「ファーム・トゥ・テーブル」の料理を、水と空気の美しい山岳都市デンバーで心ゆくまで味わって、キレイに磨きをかけてくださいね。
〈一旅一首〉
生真面目に六角形の巣をつくるミツバチのように甘くはないひと
【取材協力：Visit Denver】
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(2024/4/18更新)
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