泉神社へは東京からJR常磐線に乗って「大甕(おおみか)駅」で下車。特急に乗れば1時間半で到着です。大甕駅からは徒歩10分程度で行く事ができます。車の場合、常磐道日立南太田インターチェンジから15分。駐車場は神社のすぐ横にあります。
写真:おしみ ゆかり
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地図を見る鳥居を潜ると、旗がずらりと並んだ長い参道があります。参道の途中には三峯神社も鎮座しています。
由緒によると泉神社は紀元前42年にこの地に鎮祀されたと伝えられていて、日立で1番古い神社とも言われています。2000年以上も前からこの地を静かに護ってくれていたんですね。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る社務所の前には樹齢450年の御神木があります。残念ながら昭和の初めに落雷で大きな損傷を受けてしまい、現在はこのように屋根で雨風を防いで保存しています。
社務所では授与品や御朱印が戴けます。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る社務所を通り過ぎると奥に本殿が静かに厳かに立っています。御祭神は天速玉姫命(あまのはやたまひめのみこと)。とても穏やかな空気が流れています。
本殿から横の道を下ると、エメラルドブルーに輝く泉が見えます。これこそがこの泉神社のパワーの源である湧泉です。
写真:おしみ ゆかり
地図を見るエメラルドブルーに輝く美しすぎる湧泉は神秘的で、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだよう。地底からはこんこんと水が湧いているのが見えます。青白い砂が舞い上がり、まるで泉が生きて呼吸しているかのようです。見ているだけで心が洗われます。
写真では伝わらないので、是非、御自身の目で確かめて見てください!
写真:おしみ ゆかり
地図を見るこの辺り一帯は『泉が森』と呼ばれ、奈良時代に編纂された常陸風土記に「密筑の里の大井」として記録されています。社記によると「霊玉が天から降りてきて、水が湧き出て泉となった」と記されています。この霊玉を神格化し御祭神として祀ったのが天速玉姫命(あまのはやたまひめのみこと)なのです。
泉の横にあるかわいらしい祠には弁財天様が祀られています。この湧泉は古来より地元の飲料水とされていましたが、今は水質の低下で飲料水としては使用できなくなっています。くれぐれもこの中にお賽銭を投げいたれたりしないようにして下さい。この美しさだけはこれからも先ずっと守り続けたいですね。
そしてこの湧き水は隣の公園に流れ出ています。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る神社の横には泉が森公園があります。ここには泉神社の湧き水が流れ込んでいます。「イトヨ」と呼ばれる珍しい淡水魚が生息していて、イトヨの里とも呼ばれています。
美しい水のおかげで蛍も見ることができ、6月には蛍祭りも開催されています。
写真:おしみ ゆかり
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地図を見るこんこんと湧き上がる泉は静かで美しく、あなたの疲れた身体を癒してくれることでしょう。日立では、御岩神社がとても人気ですが、泉神社も併せてお参りしてみてくださいね。
<泉神社の基本情報>
住所:茨城県日立市水木町2丁目22-1
電話番号:0294-52-4225
アクセス:JR大甕駅から徒歩10分
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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