この熱さが最高!“温泉ツウが立寄る”草津温泉共同浴場4選へ「はとバスフリープラン」で行ってみよう!

この熱さが最高!“温泉ツウが立寄る”草津温泉共同浴場4選へ「はとバスフリープラン」で行ってみよう!

更新日:2014/02/03 09:26

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
温泉好きなら一度は訪れたい「草津温泉」。湯けむりに囲まれる草津の町を歩けば、個性豊かな無料の共同浴場に巡り会えます。草津温泉は“泉質主義”を主張しているだけに、加水加温なしの「源泉掛け流し」が基本!
今回は、草津温泉でたっぷり楽しめる共同浴場を厳選して温泉ソムリエの筆者がご紹介。冬季限定で運行する「はとバス」のフリープランで雪道も何のその、ゆったりほっこりの温泉旅を楽しみましょう!

混み合うけれど、泉質&雰囲気は最高「白旗の湯」

混み合うけれど、泉質&雰囲気は最高「白旗の湯」

写真:安藤 美紀

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草津温泉の共同浴場は何と18ヶ所もあり規模としては別格。また、それぞれ源泉が違うことが多く、泉質や温度や色、湯の花の量等もさまざま。みんな同じに見えますが、実は少しずつ違うんです。

まず最初にご紹介する共同浴場は「白旗の湯」(無料)。湯畑の真ん前にあり、隣には共同トイレ施設もあります。源泉は、すぐ目の前の湯畑かと思いきや、白旗源泉という別の源泉。白旗の湯は、「ほんとに、このお湯が無料でいいの?」と思ってしまうほど素晴らしいお湯です。こってりとした湯は、卵臭が漂い、色は白濁しています。数ある共同浴場の中でも、ここの濁り具合はピカイチ!

レトロな雰囲気を醸し出している浴槽は、全て木で造られています。浴槽は、あつ湯とぬる湯に分かれていますが、どちらもかなり熱く、ぬる湯でも42℃くらい。温度が高めなので、さっと入って出て行く人が多いのが特徴です。常に混みあう人気の湯ですが、狙い目は、平日のお昼12時前後。比較的人が少なく、ゆったり入れますよ。

無料で入れる共同浴場の中では、一番人気!「白旗の湯」は、草津で人気の共同浴場に入りたい方にオススメの湯です。

【白旗の湯 DATA】
営業時間:朝5:00〜夜11:00
源泉温度:50.8℃
源泉:白旗源泉
料金:無料

共同浴場 初心者さんにもオススメ!綺麗で入りやすい「地蔵の湯」

共同浴場 初心者さんにもオススメ!綺麗で入りやすい「地蔵の湯」

写真:安藤 美紀

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続いてご紹介する共同浴場は「地蔵の湯」。湯畑からも近く、旅館「湯元舘」と「大東館」の間にある細い坂道を上っていくと約5分で到着します。

2006年にリニューアルされているので「ここが本当に共同浴場なの?」というくらい綺麗。18ヶ所ある共同浴場の中でも、地蔵の湯は天井も高く広々したスペースなので、共同浴場初心者さんや女性一人でも入りやすい雰囲気になっています。脱衣所とお風呂の境はいっさいなくフルオープン。下駄箱はありませんので、棚の下の方に靴を、上の方に服を置いてくださいね。

源泉はすぐ隣にある地蔵源泉。お湯の色は透明度が高く薄い緑色になっています。白い糸状の“湯の花”がたくさん浮いていて、これぞ温泉!という雰囲気を味わえるでしょう。地蔵の湯は、なめらかで優しい肌触り。普段ガサガサしやすいカカトやヒジをお湯の中で優しく撫でてあげるだけでもツルツルしてきますよ。

地蔵の湯は観光客が少ないので、静かにじっくり温泉に浸かれます。新しく綺麗なので、特に共同浴場初心者さんにオススメ。

【地蔵の湯 DATA】
営業時間:朝8:00〜夜10:00
源泉温度:48.4℃
源泉:地蔵源泉
料金:無料

源泉はあの“湯畑”。素朴で良質な湯「千代の湯」!時間湯体験も出来る

源泉はあの“湯畑”。素朴で良質な湯「千代の湯」!時間湯体験も出来る

写真:安藤 美紀

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湯畑から徒歩3分の場所にある「千代の湯」。旅館「大坂屋」のすぐ隣にあって、湯畑からも近く利用しやすい共同浴場です。

千代の湯は、脱衣所もお風呂も小さいながらも風情があって、いかにも“共同浴場”という親しみやすい雰囲気です。脱衣所とお風呂の間に扉があり、湯船は3〜4人程度が入れる大きさ。千代の湯の源泉は、あの湯畑!蛇口からはドゴゴゴ〜っ!と大量の湯畑源泉が流れでているので、無料なのにとってもありがたい気持ちになります。

千代の湯は、男女別の浴室の他にも、草津温泉の伝統的な“時間湯”の浴室も用意されています。時間湯とは、高温・高濃度の草津の湯を損なわないようにするため、水は加えず、湯もみ板でお湯をまぜ温度を下げ、48度のお湯に3分間浸かるという入浴法。自然治癒力が上がるので、特にアトピーなどの皮膚病に抜群の効果を発揮します。熱いお湯でも大丈夫!というかたは、ぜひトライしてみて。

【千代の湯 DATA】
営業時間:朝5:00〜夜11:00
源泉温度:51.3℃
源泉:湯畑
料金:無料
※時間湯は時間制。要チケット購入。

これぞ草津!草津伝統の入浴法「合わせ湯」体験が出来る「大滝乃湯」

これぞ草津!草津伝統の入浴法「合わせ湯」体験が出来る「大滝乃湯」

提供元:大滝乃湯

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温泉ツウの間で、人気が高い草津の日帰り温泉と言えば「大滝乃湯」。ここは駐車場が100台分もあり、すべて無料!駐車場の少ない草津。大滝乃湯なら無理に離れた駐車場に行く必要もなく、時間を気にせずゆっくり温泉に入れますよ。

料金は一人800円(はとバスのフリープランなら720円に割引!)かかりますが、大浴場に露天風呂、合わせ湯、打たせ湯など、とにかく温泉の種類が豊富。広々した脱衣所の隅には、貴重品用ロッカーやドライヤーもちゃんと用意されているので安心です。休憩&食事スペースもあるので、草津へ来たらここへ立ち寄らない手はありません!

大滝乃湯の源泉はすぐ近くにある、煮川源泉。メジャーな湯畑源泉は、多くの温泉宿などで使われていますが、煮川源泉に入れる(一般客用)お風呂は、大滝乃湯だけ!美人の湯と言われる煮川源泉は、白濁色でお湯は柔らか。入浴後はしっとりとしたお肌になりますよ。

また、大滝乃湯では、草津伝統の入浴法「合わせ湯」を体験することができます。38℃→42℃→44℃→45℃→46℃という順番で、ぬるい方から体をならして最後に草津特有の熱いお湯に浸かるという入浴法。46℃の浴槽は、かなりの熱さ!私は30秒が限度でした。しかし、合わせ湯をした後のお肌は、細胞の隅々まで温泉成分が染みわたるようなしっとり肌に!草津へきたらぜひ一度お試しを。

【大滝乃湯 DATA】
営業時間:朝9:00〜夜9:00(最終入館は夜8:00)
源泉温度:52.5℃
源泉:煮川源泉
料金:800円

都心から近い雪国!はとバスのフリープランなら雪道もへっちゃら。

都心から近い雪国!はとバスのフリープランなら雪道もへっちゃら。

写真:安藤 美紀

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標高が高い草津温泉は雪がたくさん降るので、この季節は極上の冬景色が堪能できます。雪の多い草津へ行くのにオススメなのが、往復バスとホテル・旅館1泊がセットになった「はとバスのフリープラン」。草津到着は12時過ぎ、出発は翌日の午後3時30分と滞在時間がたっぷりあるから、共同浴場巡りにも最適。しかも、朝夕2食付きだから、料金もかなりお得!しかも通常のバスツアーと異なり「2名様より出発保証」されてるので安心です。

往復のバスに加え、4つの宿「ホテル高松」「ホテル櫻井」「ホテル一井本館」「奈良屋」の中から選ぶことができるのですが、今回泊まったホテル高松は、湯畑から徒歩5分、大滝の湯からだと徒歩1分という好立地の温泉宿。

ホテル高松内の大浴場や露天風呂は湯畑を源泉としており、女性の湯が泉湯・男性の湯が恵湯と呼ばれ、恵湯には温度を変えた3つの浴槽があり、露天風呂など共同浴場とはまた趣きの異なる入浴を楽しめちゃいます。また深夜に男女のお風呂の入れ替えがあるので、深夜2時〜朝9:30は女性の方でも入浴できますよ。

また、朝食は素晴らしい展望が広がる最上階の展望レストランで。楽しい旅には、こういった素敵な湯宿の存在は欠かせませんね。

都会では味わえない!草津温泉は楽しみどころがいっぱい

草津温泉の共同浴場や主要なスポットは、歩いて回れるちょうどいい広さ。共同浴場巡りをしながら、温泉街のメインストリート「西の河原通り」へ足を運んでみるのもオススメです!ここは、温泉まんじゅうのお店が並んでいる激戦区。食べ歩きをしながら、お散歩してみるのも楽しみの一つです。

西の河原通りの先にあるのは、草津で一番広い露天風呂「西の河原 露天風呂」。500平方メートルの巨大岩風呂は、開放感抜群!とにかく広くて大自然に囲まれたところにあるので、極楽気分に浸れます。

草津温泉は、都会では味わえない楽しみどころがいっぱい。まだまだ寒〜い季節。温泉が恋しくなったら、ぜひ草津温泉を訪れてみてはいかがでしょうか?

※無料の共同浴場のうち、観光客に開放されているのは「白旗の湯」「地蔵の湯」「千代の湯」のみ。また無料の浴場内は、洗い場が無いのでシャンプーや石鹸の利用はNG。マナーを守って利用しましょう。

【この記事は株式会社はとバスとのタイアップです。】

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/01/19−2014/01/20 訪問

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