並んでも食べたい!台南「阿堂鹹粥」で味わう朝限定サバヒー粥

並んでも食べたい!台南「阿堂鹹粥」で味わう朝限定サバヒー粥

更新日:2018/07/24 13:21

今回ご紹介するのは、台南名物「サバヒー粥」が味わえる老舗「阿堂鹹粥」。台南を代表する魚「サバヒー」は鮮度が命のため、朝限定。そして、地元で人気のお店なので、行列必至なんです。その人気の秘密はこだわりの鮮度。お粥だけでなく、スープや焼きものなど、台南を代表する魚「サバヒー」料理のバリエーションもいろいろなので、早起きして出かけてみましょう!

台南に一店だけ!の理由はこだわりにあり

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1969年創業の老舗「阿堂鹹粥」。いつ行っても行列ができているのを見ると分店はないの?と思う方も多いはず。地元で「三大サバヒー粥店」とも呼ばれていて行列必至のお店なのに、台南に一店だけという理由は、質を落とさないためなんだそう。鮮度抜群のサバヒーをおいしく提供するというこだわりのためにここだけでしか味わえないんです。

台南に一店だけ!の理由はこだわりにあり
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「阿堂鹹粥」ではお店独自のルートがあるため、どこよりも新鮮なサバヒーを出すことができるんだそうです。お店の奥では店主自らサバヒーをさばいています。

サバヒーについて

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台南を代表する魚と言えばまず挙げられるのが「サバヒー」。「サバヒー」は、英語ではミルクフィッシュと呼ばれている白身の淡白な味の魚。写真右のような長細い形をしています。写真奥がさばいたところ。台湾南部では、昔からこの「サバヒー」を養殖してきたので、漁獲量も台湾が世界で上位なんです。

「サバヒー」は傷みやすいので、夜中から早朝に魚市場などで買い付けられたものが早朝から午前中に調理されています。

新鮮な「サバヒー」は台南の朝ごはん屋さんでしか食べられないといっても過言ではない魚。骨が多い魚なので、下処理が大変なのですが、「阿堂鹹粥」の「サバヒー」は本当に骨があったのかと思うほどきれいに取り除かれています。新鮮な魚を直接お店でさばいて調理するのは、老舗でしかできない技です!

オーダー必須!「魚肚鹹粥」

オーダー必須!「魚肚鹹粥」
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「阿堂鹹粥」の看板メニューは、写真左上の「魚肚(はらみ)」の入った「魚肚鹹粥(110元)」。2人で食べても十分な大きさ。しかもこのお粥、その場で作って出されるんです!このこだわりのため、20分以上待つことになることもあります。

このほか、「サバヒー」に「ヨコシマサワラ」をあわせたお粥の「綜合鹹粥(110元)」もおススメ。台南の新鮮な魚がミックスで味わえて、味のバランスがとてもいいお粥です。

オーダー必須!「魚肚鹹粥」
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「阿堂鹹粥」のお粥は生米から煮ているので、さらさらしていてまるで雑炊のよう。このお粥に写真の「油條(中華揚げパン)」を浸して食べるのがおススメ。揚げパンだけでなく、途中で「豆板醤」を入たりして味の変化を楽しんでみてくださいね!

「煎魚肚(焼きはらみ)」&「湯(スープ)」

「煎魚肚(焼きはらみ)」&「湯(スープ)」
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お粥の他に「煎魚肚(焼きはらみ)90元」も人気メニューのひとつ。こちらはすぐに売り切れになってしまう人気の一品なので、朝早く行ってオーダーしてくださいね!焼き上がりはきれいな黄金色。外はサクサク、中は柔らかくてシンプルな塩味がサバヒーの旨みを引き立たせています。はらみが好きな方は是非!

そして、「魚肚(はらみ)」が入った「湯(スープ)90元」は、お碗からはみ出すほど大きい「サバヒー」がのっていて、見た目にもびっくりします!味は、甘く、あっさりしているんですが、コクがあって深い味わいです。このスープは、サバヒーの骨を煮込んでいるほか、小魚などを使って、濃縮スープとしてあらかじめ仕込んだものをお店で希釈しているんだそう。生姜、ネギなどの薬味以外は「サバヒー」のみというスープ。「サバヒー」好きに是非味わってほしいスープです。

台南名物「サバヒー」が味わえる老舗「阿堂鹹粥」。地元で人気の老舗なので、行列は覚悟で、朝早く行ってみてくださいね。台南の朝ごはんを「阿堂鹹粥」で味わってみてください!

阿堂鹹粥の基本情報

住所:台南市中西區西門路一段728號
電話:+886-6-213-2572
営業時間:5:00〜12:00
定休日:火曜日

2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/08/24 訪問

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