写真:モノホシ ダン
地図を見る生石高原は標高870mの生石ヶ峰を最高点とする高原で、約13ha(東京ドーム約3個分)のススキの大草原が広がります。高原は毎年秋になると一面の銀世界になります。
駐車場に着くと、さっそく風にそよぐススキがお出迎えしてくれます。青空と流れる雲をバックに、気持ちよさそうに風にそよぐススキの写真を撮ってみましょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見る駐車場近くにある「山の家おいし」では、土産物の販売や軽食・喫茶コーナーがあります。ランチの人気メニューは「卵かけご飯」。ススキの散策路のハイキングの前に食事をいただくのもおすすめです。
<山の家おいしの基本情報>
住所:和歌山県海草郡紀美野町中田899-29
電話番号:073-489-3586
営業時間:9:30〜16:30
定休日:年末年始
写真:モノホシ ダン
地図を見る山の家おいしでは看板娘、ヤギの「スミレちゃん」を飼っています。スミレちゃんは、ススキの天敵である雑草を食べてくれます。見かけたらツノに注意しながら、一緒に写真を撮ってみましょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見る山の家おいしから高原への坂道を上がると、最初に目に付くのが、生石高原のシンボル「笠岩」。高さ7m、周囲75mの大きな岩です。
名前の由来は、弘法大師・空海が高野山を開く前にこの生石高原に立ち寄り修行していたところ、彼方に聖地・高野山を見つけ、喜びのあまり笠を忘れて旅立ちました。
その忘れられた旅笠が岩となったという伝説からいつしか「笠岩」と呼ばれるようになりました。弘法大師が護摩を焚いたところには小さな祠があります。
写真:モノホシ ダン
地図を見る生石高原のススキを一望できるのが「展望台」。ここから見るススキの一面の銀世界は感動の一言です。展望台からは笠岩や山の家おいし、無線中継所も望めます。なお生石高原のススキの見頃は、例年9月下旬から11月上旬頃までです。
写真:モノホシ ダン
地図を見る生石高原の主峰となっているのが、標高870mの生石ヶ峰です。山頂からは視界を遮るもののない大展望が楽しめます。展望台からゆるやかな坂道を約20分ほどで登ることができますので、ぜひ行ってみましょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見る生石高原で近年、人気のインスタ映えスポットが「火上げ岩」です。かつて雨乞いの儀式を行っていたとされるところで、高さはそれほどでもありませんが、アングルによっては、まるで断崖絶壁に立っているような迫力ある写真を撮ることができます。
写真:モノホシ ダン
地図を見る火上げ岩でのお決まりのポーズが、空に向かって両手を大きくひろげ龍神を呼ぶ、いわゆる“召喚士”のポーズ。
写真:モノホシ ダン
地図を見るほかに、岩の先端に腰掛けて遠くを眺めるポーズもおすすめです。なお火上げ岩は、ススキのシーズンには撮影待ちの行列ができるほどの人気スポットです。お互いに譲り合って撮影を楽しみましょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見るところで、秋の生石高原では日が傾くとススキの大草原が一面、金色に染まります。その神々しいほどの美しさは言葉にできないほど。心ときめく時間を楽しみましょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見る生石ヶ峰の山頂付近からは金色に輝くススキの彼方に、茜色に染まる空と暮れ行く湯浅湾の壮大な光景を望むことができます。日が暮れ始めたらぜひ山頂に登ってみましょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見る生石高原は関西の星空観察の名所としても知られています。笠岩付近からは有田市の夜景と星空のコラボを楽しむことができます。
なお秋の夜の生石高原はとても冷え込みますので、星空観察にはダウンジャケットに手袋、マフラー、イヤーウォーマーなどの防寒対策をして下さい。
写真:モノホシ ダン
地図を見る生石高原からは、眼下の有田市の夜景の彼方に紀伊水道を挟んで四国・徳島市の夜景を望むことができます。写真は30分間のライブコンポジット撮影で、北極星を中心にした星の軌跡と有田市および徳島市の夜景。空を横切る光の軌跡は航空機のものです。
秋の生石高原でススキの大海原と夕日、夜景および星空鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか?
住所:和歌山県有田郡有田川町生石
電話番号:0737-52-7345(有田川町観光案内所)
アクセス:JR藤並駅・阪和自動車道有田ICから車で60分(県道22号・国道480号を経由)
2021年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/5/2更新)
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