札幌「大倉山ジャンプ競技場」で大空を飛ぶスリルを共感しよう!

札幌「大倉山ジャンプ競技場」で大空を飛ぶスリルを共感しよう!

更新日:2018/11/21 12:54

ミセス 和子のプロフィール写真 ミセス 和子 北海道ブロガー、街興しフリーライター
札幌「大倉山ジャンプ競技場」は、1972年の冬期オリンピック札幌大会でジャンプ競技が開催された場所として知られています。

そして最近では、ソチ五輪日本ジャンプ陣の、強化練習の拠点にも指定された場所としても有名なのですが、実はそのジャンプ台のスタート地点まで、なんと実際に行くことが出来て、この目で急な滑走路を見ることが出来るのをご存知ですか? 今回はそんなスリル満点の絶景スポットへご案内します。

新たな記録が生まれる「大倉山ジャンプ競技場」!!

新たな記録が生まれる「大倉山ジャンプ競技場」!!

写真:ミセス 和子

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下から見上げても、目がくらむ急斜面の「大倉山ジャンプ競技場」。国内で行われる国際大会の8割以上が、宮の森・大倉山の両ジャンプ競技場で行われています。

大倉山ジャンプ場は日本に二つしかないラージヒルジャンプ台の一つ。ちなみに宮の森ジャンプ場は、札幌市宮の森にあるノーマルヒルのジャンプ競技場です。カンテ(踏み切り台)の下には、五輪が描かれておりオリンピックの開催地であった事を再認識できますよ。

ちなみに大倉山ジャンプ競技場で記録された最長記録(バッケンレコード)は2012年1月21日、第39回HTBカップ国際スキージャンプ競技大会で146.0mを飛んだ伊藤大貴選手によるジャンプです。

向って左に「電光掲示板」があり、得点などが掲示されます。その奥のグレーの建物が「審判塔」で5人の飛型審判員はジャンプを見て採点します。一人ずつのブースになっていて互いに相談できない様になっていますよ。

ジャンプ台の右側には「スタンド」があり、冬期オリンピック札幌大会では4万人を超える観衆がスタジアムを埋め尽くしました。

オリンピック選手と同じ様に、スタート地点に立ってみよう

オリンピック選手と同じ様に、スタート地点に立ってみよう

写真:ミセス 和子

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大倉山ジャンプ競技場の頂上展望ラウンジから撮影した写真です。3階建ての建物で、1階が選手控え室、2階が展望ラウンジカフェ、3階が山頂展望台になっていますが、積雪のある冬期間は山頂展望台は閉鎖になっています。

標高307メートルの頂上は、なんとさっぽろテレビ塔と同じくらいの高さです。ここから急斜面のアプローチを助走して踏み切り台で一気に札幌の大空に飛び立つ訳です。上から見下ろす景色やアプローチ(スタートゲートからカンテまでの助走部分のこと)を見ても足がすくみ、胸が高鳴るスリルを味わう事ができますよ。

ここからの眺めは、真正面に延びる大通公園を始め、テレビ塔や札幌ドームその奥には石狩湾や石狩平野が一望できて素晴らしい景観です。

片道5分で山頂までリフトで登る事ができますよ。

大倉山展望台リフト運行時間について
・夏期(5/1〜10/31)8:30〜18:00
・冬期(11/1〜4/30)9:00〜17:00
料金:大人片道250円 往復500円
   小人片道150円 往復300円

「虹と雪のバラード」覚えていますか?

「虹と雪のバラード」覚えていますか?

写真:ミセス 和子

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1972年冬期オリンピック札幌大会のテーマソングは「虹と雪のバラード」でしたね。河邨文一郎氏作詞、村井邦彦氏作曲、トワ・エ・モアが歌いました。

希望と勇気がみなぎってくるような歌詞とメロディに日本中が沸き立ったのです。今では懐かしのメロディになりましたが、まだまだ覚えている方も多いと思いますよ。

この歌碑は2005年9月11日、札幌オリンピック・ノルディックスキージャンプ競技の舞台となった大倉山ジャンプ競技場に歌碑が設置され、除幕式にはトワ・エ・モアのお二人も参加されてこの歌を熱唱されたそうです。

作詞家の河邨文一郎氏は、札幌医科大学の整形外科の教授であり医師活動をする傍ら、詩人としても多くの作品を残しました。多くの賞を受賞されて札幌市民をはじめ、多くの人に愛された方です。

貴方も、選手だけが知る世界を体験できます!

貴方も、選手だけが知る世界を体験できます!

写真:ミセス 和子

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競技場に併設されている「札幌ウィンタースポーツミュージアム」の1階には、6種類の競技を体験できる設備があります。

写真は「ボブスレー滑走」ですが、実際に本物のボブスレーに乗って大画面を見ながら滑っている感じです。氷壁コースを疾走するのですが、ボブスレーが左右に揺れたり振動を実際に感じたり、急カーブを体ごと斜めにして乗り切ったり、本番さながらのスピード感をリアルに再現され、選手が感じるスピードの世界を実際に体感する事が出来るのですよ。

「スキージャンプ」では、大画面を見ながらジャンプ台を滑り降りて大空へと飛びたちます。その感覚は、まるで本物のジャンパーになった気分!!
その他にも、「フィギュアスケート・スピン」「スピードスケートトレーニング」「ウィンタースポーツ・シアター」「テイクオフ・タイミング」等が体験できます。

2階は展示フロアになっており、オリンピックで活躍した選手のスキーやスキーウェア等の展示や、冬期オリンピック札幌大会の資料などが展示されています。

施設名:札幌ウィンタースポーツミュージアム
開館時間:夏期(5/1〜10/31)9:00〜18:00
     冬期(11/1〜4/30)9:30〜17:00
料金:大人(高校生以上)600円 65歳以上 450円

大倉山展望台リフトと札幌ウィンターミュージアムがセットになったチケットが1000円で販売されています。

ラムダイニングで数量限定「ラムハンバーグ」に舌鼓♪

ラムダイニングで数量限定「ラムハンバーグ」に舌鼓♪

写真:ミセス 和子

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併設しているクリスタルハウスの二階には、ジンギスカンやラム料理が味わえる「ラムダイニング大倉山」があります。ジャンプ台側の窓側の席は、競技を観戦できる絶好のポイント。またジャンプ台と反対側の窓側席は札幌の景色が一望できる素敵な場所です。

さまざまなランチメニューの中でオススメなのは、「ラムハンバーグセット」(1480円)です。ラムハンバーグはジンギスカンの本場北海道でも珍しいメニュー。厳選されたラム肉のハンバーグは、癖がなくあっさりした食感でとても美味。ハンバーグにはジンギスカンのソースがかかっており、野菜もジンギスカンに使うモヤシ、ピーマン、キャベツが添えてあります。

ラムダイニング大倉山では「ラムカツカレー」や「スープカレー」などもおすすめです。

店名:ラムダイニング大倉山
電話:011-631-1114 FAX:011-631-2511
ランチタイム:11:30〜14:00 (ラストオーダー13:30)
ディナータイム:17:30〜21:30(ラストオーダー21:00)

大倉山ジャンプ競技場の基本情報

住所:札幌市中央区宮の森1274
電話:011-641-8585 (大倉山総合案内所)

アクセス:車の場合
札幌市営地下鉄東西線・円山公園駅より約10分。
札幌駅から約30分。

バスの場合
円山バスターミナル〜JRバス [円14]荒井山線「宮の森シャンツェ前」行

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/01/04 訪問

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