プリンスホテル最上級のホテルとしてオープンした「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」。マリオット・インターナショナルが展開する最高級カテゴリー「ラグジュアリーコレクション」に東京で初めて加盟したことでも話題になりました。同コレクションへの加盟は各国、地域の特色と伝統が息づくホテルとして認められた証でもあります。
「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」は東京メトロ永田駅、麹町駅、赤坂見附駅の3駅が最寄駅となる商業施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」の紀尾井タワー30〜36階と、1955年に赤坂プリンスホテルとして最初にオープンした洋館「赤坂プリンス クラシックハウス」で構成。今回の記事では、紀尾井タワー30〜36階に位置するホテルを中心にご紹介します。
エレベーターで最上階36階のメインロビーに降り立った瞬間、上質で洗練されたオリジナルアロマの香りと共に目の前に広がるのが「Sky Gallery Lounge Levita(スカイランジギャラリー レヴィータ)」。2フロア吹き抜けの広大な空間と煌びやかな都心の絶景が、ゲストに驚きをもたらします…!壁面に流れ落ちる滝をイメージしたグラスアートも印象的ですね。
全体の内装はホテルデザイン界の寵児と呼ばれる「ロックウェル・グループ・ヨーロッパ」が担当。高層階という特性を活かして「Levitation(浮揚感)」と「Framed Kaleidoscopic View(額縁で切り取られた万華鏡のような景色)」をコンセプトにしています。この2つを実現することでギャラリーという名にふさわしい雰囲気を醸し出しているのです。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るレセプションには「未来につながるアート」をテーマとした作品を展示。天井から吊られた銀色のオブジェ「風の花」とカウンターの壁面レリーフ「雲中庭園」はそれぞれ異なるアーティストの作品ですが、ひとつの作品のようにも見えますね。ガラスケースの中に炎が見える不思議な暖炉にも注目!ゆらゆらした炎を見ているとリラックスした気分になりますよ。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る客室フロアは30階〜36階で客室総数は250室。宴会場はなく宿泊に特化しており、ひとつひとつの客室が広く静かで落ち着いた滞在を叶えてくれます。写真は客室の中でもスタンダードな「デラックスキング」。42平米の広さにベッドやデスク、バスルームがコンパクトにまとまっており、2人で過ごすのに快適な広さです。
特長的なのは、都心の景色を一枚絵のように見せている大窓!すぐ横には低反発のデイベッドも設置されているので、空中に浮いているような気分を満喫できます。また壁と一体化させて浮いているようなデザインのデスク、入浴中も大窓の景色を見渡せるガラス張りのバスルームなど、あらゆる場所で浮揚感が楽しめる設計デザインとなっています。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る客室のベッドサイドには、コミュニケーションツールとしてタブレットを導入!ホテル内の情報を調べたりルームサービスの注文なども気軽にできます。さらにカーテンの開閉や照明も、写真の丸印をタッチするだけで操作が可能になるのでとても便利ですよ。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るお茶の味をまろやかにする南部鉄器の急須や湯のみを用意。バスローブとは別に和柄デザインの浴衣を備えるなど、海外のゲストも日本らしさを満喫できるアイテムを揃えています。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る3種類のスイートの中でも100平米の広さを誇る「デザイナーズ スイート」。モダンなインテリアの中に絵画やオブジェが飾られており、プライベートギャラリーのような趣きです。3つの大窓からは新宿、池袋、丸の内方面まで見渡せる最高のロケーション!一段高い所にある中央のベッドからは、デイベッドやソファーとはまた違った景色を満喫できますよ。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る全面ガラス張りのバスルームからは池袋方面の景色が広がります…!夕暮れや夜景を見渡しながら、ジャグジーバスでゆったりと寛ぎたくなりますね。バスアメニティは海外の高級ホテル内に設置されているスパブランド「LABORATOIRE REMEDE(ラボラトリー・ルメードゥ)」を採用。華やかな香りとさらっとした洗い心地で優雅な気分になるはずです。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るスイートルームのドア横には鍵付きのパスボックスも設置!(ホテルによって「ヴァレーボックス」など名称が異なります)客室の扉を開けることなくランドリーや荷物の受け取りができるシステムです。さらに「起こさないでください」「清掃してください」という表示もドア横のスイッチで知らせることができるので、顔出ししたくない時には便利ですね。
最上階36階に位置する都会のオアシス「All-Day Dining OASIS GARDEN」では、ライブ感のあるオープンキッチンから多彩な地中海料理を提供しています。天井や壁などに自然をモチーフにしたグリーンアートを配しており、まさに東京の景色を見渡せる空中庭園のよう…!レストランのメニューも芸術品と呼べるような見た目にも美しい料理を揃えています。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る季節によってメニューの内容を変更しており、この秋は新鮮な肉や魚介を燻製にした地中海料理を中心に提供しています。2017年10月1日(日)〜31日(月)まではハロウィン限定のスイーツ「Gallery Jack」を販売!見た目にもかわいいお化けたちですが、絶妙な配置や黒の食器をセレクトすることで大人でも楽しめるメニューとなっています。
かぼちゃのシューアイスには、香辛料のカルダモンを使用しており華やかな余韻を残してくれます。落雁の原料とも言われる寒梅粉をアレンジして作られた白いお化けの中には、いちごやベリーなどの果実がたっぷり!試験管を思わせる丸い瓶に入っているのはラズベリーとチョコのソース。お化けたちにとろ〜っとかけて味の変化を楽しんでみてくださいね。
これまでのプリンスホテルとは違った特別なステイを楽しめる「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」。高層階から望む都心の景色を絵画として満喫できるなんて素晴らしいデザインですよね!空中庭園のようなダイニングでいただく美しい料理も見逃せません。特別な記念日やサプライズで利用すれば、忘れられない滞在となるはずです。
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(2024/4/18更新)
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