春といえばずらりと並ぶ満開の桜。しかし、相模原北公園には一般的によく見かけるソメイヨシノは少なめになっており、山桜や寒桜、八重桜など多くの種類が植えられているのが特徴です。そのため、品種によって咲く時期が若干異なり、長い期間楽しめます。
ほとんどの木に品種が記載された看板が設置されているので、ひとつひとつ観察するのがおすすめ。同じ桜でもそれぞれ花びらの形や色が違うので、ほかの人とはひと味違った写真が撮れますよ。
その他にも、シャクナゲ、チューリップ、サンシュユなど、公園内のいたるところで花に出会うことができます。
さまざまな草花に囲まれた園内は、思わずシャッターを押したくなるような光景ばかり。
ときどき、珍しい野鳥が訪れることもあるので、自然をたっぷり楽しみながら探してみてはいかがでしょうか。
相模原北公園で特におすすめしたいのが、アジサイ園。小高い丘とその周辺には、200種類10000株ものアジサイが植えられています。
見渡す限りアジサイに囲まれるこの時期は、壮観そのもの。普段あまり見かけない種類に、たくさん出会えます。
その中でも珍しいのが、アナベル。青やピンク、紫といった印象が強いアジサイですが、アナベルは白い花を咲かせます。
このアナベルで一面埋め尽くされているエリアもあり、まるで白いフワフワの絨毯のような美しさ。色々な角度から撮影をしたり、丘の上から全体に撮ってみたりと、お気に入りのポジションを見つけてみましょう!
同じく夏の初めには、花菖蒲園も見頃を迎えます。水辺に咲く花菖蒲の近くには、愛らしいカモに出会えることも多く、訪れた人々を癒してくれます。
ほかにもカワセミやツミといった野鳥に出会えることもあり、その珍しい姿を収めようとカメラを手に散策する人もたくさん訪れます。
また、このエリアは少し和風テイストに作られており、どこか懐かしい雰囲気も楽しめますよ。
公園の中心からやや東側には、洋風のエリアが広がっており、野草園や郷土の森と名付けられています。
そんなエリアにある緩やかな階段の両脇に咲くのは、多彩なバラたち。更に階段を上った先には風格のある東屋も設置されており、まるで小説の一節にでてきそうなエリアになっています。
また、少し離れた花木園にもバラが植えられているので、それぞれ違った雰囲気を楽しめます。
花だけではなく、木々も多い相模原北公園。秋には鮮やかなイチョウや紅葉、雑木林の中を歩いたりするのもおすすめです。
広い遊歩道以外にも、ところどころに細い小道があり、童心に帰って探検をしている気持ちにさせてくれますよ。
冬から春にかけては、梅園が賑わいます。本数はそこまで多くはないのですが、100種類100本というちょっと変わった梅園になっているのが特徴です。
一本一本が違う品種のため、1月から3月頃までと長い期間楽しめます。
花の色が紅白で並んでいることもあり、同時に写そうとたくさんの人が試行錯誤する姿も見られました。
梅の香りもよく、散策するだけでも楽しい公園です。
一部の品種は桜の時期とも重なるため、桜と梅のコラボレーションを拝めることもあります。
色味の強い品種もたくさんありますので、はっきり写るのでSNS映えする写真が簡単に撮れますよ。
ほかにも、ミツマタやマンサクなど、冬から早春にかけて咲く花も多く植えられており、寒さを忘れさせてくれます。
相模原北公園の魅力は、それぞれの品種が多いところ。一つの種類だけ品種が豊富な公園や造園はたくさんありますが、桜・梅・アジサイ・バラなど複数取り揃えているので、いつ訪れても楽しめます。
品種が書かれたカードや看板も多く設置されているのも特徴で、気になるものはすぐに名前がわかるのもうれしいところです。
それぞれの品種を楽しみながら、ぜひゆっくりと散策してみてくださいね。
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(2024/4/19更新)
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