写真:凜風 杏花
地図を見るよさこい節でも唄われ、純信とお馬の恋物語でも知られる「はりまや橋」ですが、江戸時代に堀川を挟んで商売を行っていた播磨屋と櫃屋(ひつや)が両者の往来のために私設の橋を架けたことが由来といわれています。
その後、何度か橋は架けかえられ、堀川も埋め立てられましたが、現在は「はりまや橋公園」として整備され、川のせせらぎも再現されました。写真の「はりまや橋」は平成10年に新しく架け替えられたもの。橋の横には高知出身の漫画家、横山隆一氏のデザインによる純信とお馬の像も。
写真:凜風 杏花
地図を見る写真:凜風 杏花
地図を見るでは、ほかに3つもあるというはりまや橋は、いったいどこに?
まず、明治〜大正時代に実際に使われていたモダンな橋。最初の赤い橋と国道を挟んだ向かい側にもはりまや橋公園は続いていて、そこに再現されています。近くの歌碑からは、一時間ごとに「南国土佐を後にして」の歌が流れ、二匹の親子鯨のモニュメントが潮をふくという楽しみも。
写真:凜風 杏花
地図を見る次に、手前に見えるコンクリートの橋が、実際に使用されている播磨屋橋(はりまやばし)で、長さ約20m。ひらがなで「はりまや橋」と表記されることも多いようです。
朱色の欄干からこの石造りの橋にリニューアルした際に、はりまや橋公園を整備して、歴代のはりまや橋も復元され、人工水路が設置されました。
写真:凜風 杏花
地図を見る最後に、平成9年までかかっていた旧橋の欄干は、はりまや橋公園の地下広場に展示されています。はりまや橋の歴史なども展示されていて興味深いのですが、少し暗めの場所なので、訪問するなら昼間のほうが良いかもしれません。
写真:凜風 杏花
地図を見る赤い「はりまや橋」の道向かいに、一見ちょっと豪華な壁掛け時計。通り過ぎようとすると…。
写真:凜風 杏花
地図を見るいきなり音楽が鳴り始め、これがからくり時計だったことに気づきます。まず高知城が現れ、次によさこい連が踊り始めたところで、龍馬さん登場! お〜、これは桂浜ですね。
写真:凜風 杏花
地図を見る最後はいよいよはりまや橋です。お馬さん、純信さんの順に現れ、道後温泉のからくり時計と張り合うなかなかの物語。時計の下には座って見れるベンチもあるので、一時間おきに行われるこのショーはぜひ見ておくべし。
写真:凜風 杏花
地図を見る「はりまや橋公園」は、国道側が混雑している休日でも静かな雰囲気。異国風の東屋では近所の方が読書していたりして、穴場のスポットです。椅子もあちこちにあり、旅の途中で地図を広げたり休憩する場所としておススメ。
写真:凜風 杏花
地図を見るというわけで、みなさん、3つの橋を知らずしてがっかりスポットと言うなかれ。あわせて、からくり時計もはりまや橋公園も楽しんでくださいね。
住所:高知市はりまや町一丁目
アクセス:JR高知駅から路面電車で5分「はりまや橋」下車すぐ(徒歩ならJR高知駅から約10分)
2017年9月現在の情報です。変更になる場合もありますので、公式サイトなどで最新情報を必ずご確認ください。
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(2024/3/29更新)
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